[おぐねた]昔なつかしパソコンとーーーく 〜 モデムが鳴くよ「ピーピー!ガーガー!ジー!」
ピーピー!ガーガー!ジー!
この音が何かわかれば貴方は相当な歴史を持つパソコンの使い手です。
社内のネットワークは90年代に入り急速に普及しましたが、WANと呼ばれる拠点間通信は、到底まだおよぶものではありませんでした。
当時の普及は、フレームリレーと呼ばれるホスト端末用の回線で基本的に文字だけをやりとりするものであり、16K の速度でした・・・。
個人では、とても購入できない代物でしたが、ニフティサーブというパソコン通信の時代に入り、パソコンにも WAN が利用できるモデムという通信機器が使われるようになりました。
これは、アナログの電話回線を利用して(今だと G3FAX と呼ばれる FAX がそれです。あれもピーピーガーガーと言いますよね・・。)デジタルに変換するもので最初は 1,200 BPS という文字が流れるのが読めるレベルでした・・・。そのうち画像が落とせるという 9,600 BPS、そして最終的には 56,000 BPS レベルになりました・・・。
90年代後半、インターネットが普及すると、ダイヤルアップと呼ばれた、このモデム経由のインターネット接続が普及して、大半の PC にはこのモデムが標準で取り付けられるようになったのでした・・・。
しかしながら、インターネットを楽しむとずっと電話をかけているのとおなじになり、通信費用は万の単位で吹き飛び私も最大2万円ぐらいを払っていました・・・。気にもしない時代だったのですが・・。
その後、ISDN の23時からのテレホーダイが生まれ、モデムは ADSL → 光 と進む高速化の前に消えていきました。
とうの昔になくなったとおもったのですが意外にまだ売っていました。
ルータの Backup や回線が来ないところでまだニーズが有るようです。
そろそろまた聞いてみたい・・ピーピー!ガーガー!ジー!
考えてみれば、、、ま-たりした、いい時代でした・・・笑
投稿者:おぐたん
PC が仕事で使われる前の90年に70名程度だったソフトクリエイトに転職。MS-DOS からWindows・Network・Mac・Linux と PC の進化に応じて30年近く様々なソリューション製品を販売する商品の生き字引。現在は営業の知識と技術の知識を生かして顧客先にいろんな製品を提案する営業を推進する部門に所属。
趣味は広く歴史・軍事・戦史マニア・ガジェットおたく。その中で愛する千葉ロッテマリーンズに1983年以来実に観戦数1,000試合以上、日本の球場を古今東西南北70球場で見たというオタク。残る県は宮崎・大分・福井だけだという話。本人曰く勝つのがわかっているようなチームには愛着も勝たせるための努力も工夫もないからつまらないとのこと。