こんにちは!
前回の記事で、個人情報保護委員会公表の外国制度が古くなっているけど、すぐには変わらなそうなので、自分でできること半径1mでもがいてみると書きました。
ちょうど、国際的な個人情報・プライバシーのコミュニティIAPPが、世界56か国各国の執筆者による2024年末法制化予測(英語)を公表。
この記事をAI翻訳しながら、個人情報保護委員会の公表内容を照らし合わせて確認してみようと思いつきました。
ということで、この記事は、ブログというより、
各国の個人情報保護法令が93(79か国+14地域)続く感じです(笑)
整理にあたり、上記以外の出典は、信頼できる機関(大手弁護士事務所・国際的な機関)を選んでいますが、正確性や最新性は個人の勉強目的のベストエフォートの成果物です。法的アドバイスを意図するものではありませんのでご了承ください。
まとめ方はこんな感じです↓
⚫︎まとめ単位
世界の7地域ごと、「国」単位
例外:
・連邦法制でない米国、UAEは州・県ごと
・欧州は、EEA圏>国、その他の欧州>国 ごと
⚫︎対象とする国
①個人情報保護委員会が調査している国
②IAPP 2024各国法令予測の対象国
③その他EU十分性認定国、米国の州など
⚫︎国ごとに整理する項目
・法令の改正の大、中、なし:個人情報保護委員会調査と比較して、
・大きな変更あり🔴 (PPC調査なし&法令ありを含む)
・改正(下位規則・予定含)あり🟡
・変更情報なし🔵
・2024年に注意が必要か?→主観で🌟の数
・包括的な法令名、施行日
(個人情報保護委員会調査引用を基準、古くなっている場合は、上に最新情報と出典を明記)
・個人の権利利益に影響を及ぼす制度:データローカライゼーション、ガバメントアクセスの有無(個人情報保護委員会調査から引用、あれば⚠️、なければ🍀)
・その他参考情報
🇪🇺十分性認定国:
欧州委員会が十分なレベルの個人データ保護を保障している旨を決定している国・地域
🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国:
共通の価値観に基づく正当なガバメントアクセスの宣言に加わった国
🔭IAPP2024予測ある国:
各国現地の有識者コメントある国はリンク(英語、一部引用翻訳)
🌊APECCBPRシステム参加国:
越境移転に関する認証・緩和の導入国
📄ASEAN域内のモデル条項(MCCs)利用可能国:
越境移転で、ASEAN域内の標準契約の利用が可能な国
🌍世界の地域区分
外務省による7つの地域分類 で分類します
まとめる順番
上記の地域(アジア、太平洋、北米、中南米、欧州、中東、アフリカ)ごとに、
・その地域の地図と国、確認国(外務省HPキャプチャに確認国を3色で手書き)
・個人情報保護委員会の公開がある国の情報(あいうえお順)
・その他の国の情報(あいうえお順)
という構成です。
では、各国を見てみましょう!
1) アジア 各国の制度
アジア地域は、26ヶ国中、17ヶ国確認、(個人情報保護委員会の調査と比較で)
・大きな変更あり🔴 5ヶ国
・改正(下位・予定含)あり🟡 7ヶ国
・変更情報なし🔵 5ヶ国
【個人情報保護委員会のHP掲載のある国】
🇮🇳インド India 🔴
🚥2023年8月に包括法DPDPが制定され、施行日決定待ち🌟🌟🌟
(個人情報保護委員会公表では、包括的な法令なしとなってあり注意)
・施行日は2024年前半に発表、下位規則が出るとの情報あり。
→下位規則で定められる可能性ある越境移転等、今年度要Watch👀
🔭 IAPP 2024予測あり
IAPPのインド法令特集ページ
🇰🇷大韓民国 South Korea 🟡
・2023年に個人情報保護法の全面的な改正が行われ、2024年に施行予定。🌟
適法性根拠の追加(契約)、個人情報保護責任者の役割と責任が強化、越境移転時の国の適切性の評価など(IAPP2024予測、B&MYoutube)
・EUの十分性認定国(個人情報保護委員会調査はなし(初期的決定)になっているので注意)
🇪🇺EU十分性認定国、🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国、🌊APECCBPRシステム参加国 、🔭 IAPP 2024予測あり
(2023/9 B&M Youtube)
🇨🇳中華人民共和国 China 🟡
・昨年2023.11が越境移転標準契約の届出期限だったが、個人情報1万人未満等の事業者に届出免除するパブコメが出たが、確定せず、宙ぶらりんな状態。→当局届出の結論がどうなるか、継続Watch要🌟🌟
🔭 IAPP 2024予測あり
🇲🇳モンゴル国 Mongolia 🔵
更新情報なし
🇰🇭カンボジア王国 Cambodia 🔵
更新情報なし
📄ASEANモデル条項(MCCs)利用可能
🇮🇩インドネシア共和国 Indonesia 🔴
🚥2022/10にPDP法が制定、2年の猶予期限2024/10→今年中に対応が必要🌟🌟
(個人情報保護委員会公表では、包括的な法令なしになっている)
・下位規則のパブコメ中。従前より対応の解像度がかなりあがってきた。引き続き、決定を要Watch👀
🔭 IAPP 2024予測あり、📄ASEANモデル条項(MCCs)利用可能
🇸🇬シンガポール共和国 Singapore 🟡
・2020年に包括的なレビューで改正された。
・2024年は、データポータビリティ権やガイドラインの追加(AIにおける個人情報の利用や子どもの情報の取り扱い)を予定。
🔭IAPP2024予測あり、🌊APECCBPRシステム参加国、📄ASEANモデル条項(MCCs)利用可能
🇹🇼台湾 Taiwan 🟡
・2023年に個人情報保護法が改正され、2024年に主管当局設立、事業者への監督が強化される可能性がある。
🌊APECCBPRシステム参加国
🇭🇰香港 Hong Kong 🟡
・2024年に、PDPOの包括的なレビュー予定で、法改正の可能性がある。🌟
現法令は施行後20年改正されておらず、国際的な潮流や中国本土との越境移転の促進などをふまえ、データ侵害時の報告など事業者の義務などが候補(IAPP予測)
🔭 IAPP 2024予測あり
🇹🇭タイ王国 Thailand 🔴
・施行は2022年だが、2023年12月に越境移転の下位規則が明確になったことにより、2024年度は🇹🇭→🇯🇵の越境対応が進むことが予想される。🌟🌟
・2024年はさらに複数の分野(DPIA等)の下位規則の明確化が予定されている(IAPP予測)
🔭 IAPP 2024予測あり、📄ASEANモデル条項(MCCs)利用可能
🇵🇭フィリピン共和国 Philippines 🔵
・法令改正の動きは見当たらない。
・国家プライバシー委員会により、同意、正当な利益、および欺瞞的デザイン実践または「ダークパターン」に関するガイドラインが発表された(IAPP2024予測)
🌊APECCBPRシステム参加国、🔭 IAPP 2024予測あり、📄ASEANモデル条項(MCCs)利用可能
🇻🇳ベトナム社会主義共和国 Viet Nam 🔴
・🚥2023年に包括的な法令が施行された。越境移転時、PIA、TIA等の届出が必須で、2024年はネットでの届出窓口も整備される予定。🌟🌟
(個人情報保護委員会公表では、包括的な法令なしになっている)
・電気通信法改正予定で、契約締結時にサービスユーザーによって提供された個人情報(サービスユーザーの名前と住所、送信または受信サーバーの番号と場所、通話時間、IPアドレスなど)を法律に従って要請された場合に関連当局に提供することを企業に要求。(IAPP2024予測)
🔭 IAPP 2024予測あり、📄ASEANモデル条項(MCCs)利用可能
🇲🇾マレーシア Malaysia 🟡
・2023年度中に法令改正の動きあり。具体的には、処理者への安全管理措置の直接的な義務、DPO設置、データ漏えい時の罰金額引き上げなど 🌟
📄ASEANモデル条項(MCCs)利用可能
🇲🇲ミャンマー連邦共和国 Myanmar 🔵
・更新情報なし
📄ASEANモデル条項(MCCs)利用可能
🇱🇦ラオス人民民主共和国 Laos 🔵
・更新情報なし
📄ASEANモデル条項(MCCs)利用可能
【その他の国】
🇯🇵日本 Japan 🟡
🇪🇺EU十分性認定国、(補完的ルールあり)、🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国、 🌊APECCBPRシステム参加国 、🔭 IAPP 2024予測あり
🇱🇰スリランカ Sri Lanka 🔴
🔭 IAPP 2024予測あり
2) 太洋州(オセアニア) 各国の制度
オセアニア地域は、16ヶ国中、2ヶ国確認、(個人情報保護委員会の調査と比較で)
・大きな変更あり🔴 0ヶ国
・改正(下位・予定含)あり🟡 2ヶ国
・変更情報なし🔵 0ヶ国
【個人情報保護委員会のHP掲載のある国】
🇦🇺オーストラリア連邦 Australia 🟡
・2024年には、改正法案の内容発表の可能性が高い。🌟
・今後の改正内容確定、時期を要Watch👀
🔭 IAPP 2024 予測あり 、🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国、
🌊APECCBPRシステム参加国
🇳🇿ニュージーランド New Zealand 🟡
・プライバシー法改正案等の協議中、2024年にいくつか施行予定。🌟
・AI等今日的テーマ等の改正内容は要Watch👀
🔭 IAPP 2024 予測あり、🇪🇺EU十分性認定国、🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国
3) 北米 各国の制度
北米地域は、2ヶ国中、2ヶ国確認
(個人情報保護委員会の調査と比較で)
・大きな変更あり🔴 1ヶ国
・改正(下位・予定含)あり🟡 1ヶ国
・変更情報なし🔵 0ヶ国
うち、米国の州法については、全州のうち
・大きな変更あり🔴 12州
・改正(下位・予定含)あり🟡 1州+協議中多数
・変更情報なし🔵 2州
【個人情報保護委員会のHP掲載のある国】
🇺🇸米国 United States 🔴
・国全体の包括的な法令はない。2024年の包括的な法令制定の可能性は低く、大統領選後の検討再開に注目🌟
・州法カリフォルニア州法が有名だが、2024年度は多くの州が施行を予定しており、自社の取り扱い状況に照らして対応準備が必要🌟🌟🌟
🇪🇺とDPFあり、🇬🇧とデータブリッジあり、🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国、🔭 IAPP 2024予測あり
🇺🇸米国(連邦) Federal Law
🇺🇸米国 州法 State Privacy Legislation
🚥包括的な法令がない中、各州で法令の制定・施行が急速に進んでいる。(個人情報保護委員会の情報公開は3州のみなので注意)
∟ カリフォルニア州 California 🟡
・🚥CPRAをふまえ、2023年1月に大幅に改正されているので注意🌟🌟
∟ コロラド州 Colorado 🔴
∟ コネチカット州 Connecticut 🔴
∟ デラウェア州 Delaware 🔴
∟イリノイ州 Illinois 🔵
・更新情報なし
∟ インディアナ州 Indiana 🔴
∟ アイオワ州 Iowa 🔴
∟ モンタナ州 Montana 🔴
∟ ニュージャージー州 New Jersey 🔴
∟ ニューヨーク州 New York 🔵
∟ オレゴン州 Oregon 🔴
∟ テネシー州 Tennessee 🔴
∟ テキサス州 Texas 🔴
∟ ユタ州 Utah 🔴
∟ バージニア州 Virginia 🔴
🇨🇦カナダ Canada 🟡
・新しい包括的な法令(CPPA)の準備が進行している。
2024年に制定、2025年以降に施行される可能性があり、施行されると、既存の包括的な法令に置き換わる予定。(IAPP予測 )🌟🌟
🇪🇺EU十分性認定国 、🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国、
🌊APECCBPRシステム参加国 、🔭 IAPP 2024予測あり
4) 中南米 各国の制度
中南米地域は、33ヶ国中、12ヶ国確認
(個人情報保護委員会の調査と比較で)
・大きな変更あり🔴 3ヶ国
・改正(下位・予定含)あり🟡 8ヶ国
・変更情報なし🔵 1ヶ国
【個人情報保護委員会のHP掲載のある国】
🇨🇷コスタリカ共和国 Costa Rica 🟡
・新しい包括的な法令(DPL)の準備が進行中で、2024年中の制定の可能性が高い。(IAPP予測 ) 🌟
🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言、🔭 IAPP 2024予測あり
🇵🇦パナマ共和国 Panama 🔵
・更新情報なし
🇵🇪ペルー共和国 Peru 🟡
・既存のデータ保護法の改正を協議中、2024年に成立する可能性あり。(IAPP予測 )🌟
🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国、🔭 IAPP 2024予測あり
🇧🇷ブラジル連邦共和国 Brazil 🟡
・2024年に企業の法令遵守を促進するための税制優遇策を検討している。(IAPP予測 ) 👍
🔭 IAPP 2024予測あり
🇲🇽メキシコ合衆国 Mexico 🟡
・立法の動きはあるが、2024年は大規模な選挙のため、進む可能性は低い見込み。(IAPP予測 )
🤝 「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国、🔭 IAPP 2024予測あり
【その他の国】
🇦🇷アルゼンチン Argentina 🟡
・現行の法令の改正案が2023年に出された、2024年も継続議論予定(IAPP予測 )
🔭 IAPP Predictions 2024 あり、🇪🇺EU十分性認定国
🇺🇾ウルグアイ Uruguay 🔴
・更新情報なし
🇪🇺EU十分性認定国
🇧🇲バミューダ(英国領) Bermuda 🔴
・2025年1月1日ににPIPAを完全施行予定。引き続き関連する立法の動きあり。
🔭 IAPP 2024予測あり
🇧🇴ボリビア Bolivia 🟡
・包括的な法令ないが、草案を検討中
🔭 IAPP 2024予測あり
🇨🇱チリ Chile 🔴
・2024年に、改正法案が制定、2年後に施行の可能性。
🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国 、🔭 IAPP 2024予測あり
🇨🇴コロンビア Colombia 🟡
・議員立法で改正案の動きあり。
🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国 、🔭 IAPP 2024予測あり
🇵🇾パラグアイ Paraguay 🟡
・2024年、包括的なデータ保護法案の改正の議論予定
🔭 IAPP 2024予測あり
5) 欧州(ヨーロッパ) 各国の制度
欧州地域は、全54ヶ国中、EEA30ヶ国、その他の国24ヶ国。
うち、35ヶ国確認
(個人情報保護委員会の調査と比較で)
・大きな変更あり🔴 0ヶ国
・改正(下位・予定含)あり🟡 3ヶ国
・変更情報なし🔵 32ヶ国 (うちEEA30)
🇪🇺欧州連合 European Union 🔵
・GDPRの法改正の具体的な動きはないが、春にGDPRの評価報告を行う予定。
・非個人データに関するデータ法(Data Act)が1月に施行された。
🔭 IAPP 2024予測あり、 🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国
参考)GDPRの十分性認定国
EEA国:GDPRが適用される国は以下
🇮🇸アイスランド Iceland(EEA) 🔵
🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国
🇮🇪アイルランド Ireland 🔵
🔭 IAPP 2024予測あり、🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国
🇮🇹イタリア Italy 🔵
🔭 IAPP 2024予測あり、🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国
🇪🇪エストニア Estonia 🔵
「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国
🇦🇹オーストリア Austria 🔵
🔭 IAPP 2024予測あり、🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国
🇳🇱オランダ Netherlands 🔵
🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国
🇨🇾キプロス Cyprus 🔵
🔭 IAPP 2024予測あり
🇬🇷ギリシャ Greece 🔵
🔭 IAPP 2024予測あり、🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国
🇭🇷クロアチア Republic of Croatia 🔵
🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国
🇸🇪スウェーデン Sweden 🔵
🔭 IAPP 2024予測あり、🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国
🇪🇸スペイン Spain 🔵
🔭 IAPP 2024予測あり、🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国
🇸🇰スロバキア Slovakia 🔵
🔭 IAPP 2024予測あり、🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国
🇸🇮スロベニア Slovenia 🔵
🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国
🇨🇿チェコ Czech Republic 🔵
🔭 IAPP 2024予測あり、🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国
🇩🇪ドイツ Germany 🔵
🔭 IAPP 2024予測あり、🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国
🇩🇰デンマーク Denmark 🔵
🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国
🇭🇺ハンガリー Hungary 🔵
🔭 IAPP 2024予測あり、🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国
🇫🇮フィンランド Finland 🔵
🔭 IAPP 2024予測あり
🇫🇷フランス France 🔵
🔭 IAPP 2024予測あり、🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国
🇧🇬ブルガリア Bulgaria 🔵
🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国
🇧🇪ベルギー Belgium 🔵
🔭 IAPP 2024予測あり、🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国
🇵🇱ポーランド Poland 🔵
🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国
🇵🇹ポルトガル Portugal 🔵
🔭 IAPP 2024予測あり、🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国
🇳🇴ノルウェー Norway (EEA) 🔵
🔭 IAPP 2024予測あり、🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国
🇲🇹マルタ Malta 🔵
🇱🇻ラトビア Latvia 🔵
🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国
🇱🇹リトアニア Lithuania 🔵
🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国
🇱🇮リヒテンシュタイン Liechtenstein (EEA) 🔵
🇷🇴ルーマニア Romania 🔵
🔭 IAPP 2024予測あり、🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国
🇱🇺ルクセンブルク Grand Duchy of Luxembourg 🔵
🔭 IAPP 2024予測あり、🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国
EEA外:
🇬🇧英国 United Kingdom 🟡
・ブレクジット後もGDPR(UK GDPR)が適用。
・🇬🇧→🇯🇵の十分性認定、🇯🇵→🇬🇧の越境移転適用除外あり。
・英国独自の包括的な法案が2024年に予定されており要注視🌟🌟
・🇺🇸との間では、データブリッジで越境移転適用除外あり。
🇪🇺EU十分性認定国、🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国 、🔭 IAPP 2024予測あり
🇦🇩アンドラ公国 Andorra 🔵
・更新情報なし
🇪🇺EU十分性認定国
🇺🇦ウクライナ Ukraine 🟡
・EU加盟に向けて、データ保護法についてもGDPRとのギャップ分析を進めているが、ロシアとの戦況の影響に左右されている。(2024.1)
🔭 IAPP 2024予測あり
🇨🇭スイス Switzerland 🟡
🚥2023.9.1に改正されているので注意。
・EUとの十分性認定あり、米国との越境移転DPFは調整中との情報あり。
🔭 IAPP 2024予測あり、🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国、🇪🇺EU十分性認定国
🇷🇺ロシア Russia 🔵
・更新情報なし
6)中東 各国の制度
中東地域は、15ヶ国中、5ヶ国確認
(個人情報保護委員会の調査と比較で)
・大きな変更あり🔴 1ヶ国
・改正(下位・予定含)あり🟡 3ヶ国
・変更情報なし🔵 1ヶ国
うち、UAEは連邦の他に3地域あり、
・改正(下位・予定含)あり🟡 1地域
・変更情報なし🔵 2ヶ国
【個人情報保護委員会のHP掲載のある国】
🇦🇪アラブ首長国 United Arab Emirates(UAE) 🟡
🔭 IAPP 2024予測あり
🇦🇪UAE(連邦)
🚥現時点でまだ施行されていないが、他の湾岸地域での法制化もふまえ、2024年に施行規則が発表された後、施行される可能性が高い🌟🌟(出典: IAPP 2024.1)
∟ UAE(地域:ADGM)
・更新情報なし
∟ UAE(DHC)
・更新情報なし
∟ UAE(DIFC:ドバイ国際金融センター)🟡
🇮🇱イスラエル Israel 🟡
・EU十分性認定により、2024.1から越境移転義務が免除された
・現在、法改正が検討されており、GDPRに存在するPIA、DPO、適法性根拠などが追加になる可能性が高い🌟
🇪🇺EU十分性認定国、🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国、🔭 IAPP 2024予測あり
🇶🇦カタール国 Qatar 🔵
・更新情報なし
🇹🇷トルコ共和国 Turkey 🟡
・現在の法令をGDPRの原則と一致、改正の動きがある。
🤝「OECDガバメントアクセス高次原則」宣言国 、🔭IAPP 2024予測あり
【その他の国】
🇸🇦サウジアラビア Saudi Arabia 🔴
・包括的な個人情報保護法令PDPLが2023年に改正され、データローカライゼーション要件が削除された。🌟
🔭 IAPP 2024予測あり
7)アフリカ 各国の制度
アフリカ地域は、55ヶ国中、6ヶ国確認
(個人情報保護委員会の調査と比較で)
・大きな変更あり🔴 3ヶ国
・改正(下位・予定含)あり🟡 0ヶ国
・変更情報なし🔵 3ヶ国
【個人情報保護委員会のHP掲載のある国】
🇹🇳チュニジア共和国 Tunisia 🔵
・更新情報なし
🇿🇦南アフリカ共和国 South Africa 🔵
・包括的な法令POPIAが完全施行されている
・EU十分性認定をめざしているもよう(IAPP 予測)
🔭 IAPP 2024予測あり
🇲🇦モロッコ王国 Morocco 🔵
・更新情報なし
【その他の国】
🇰🇪ケニア Kenya 🔴
・包括的な法令が存在する
・サイバー犯罪増加、仮想通貨、AI等環境変化をふまえ、立法改革の動きあり。(IAPP 予測)
🔭 IAPP 2024予測あり
🇳🇬ナイジェリア Nigeria 🔴
🚥2023年7月に包括的なデータ保護法が成立した。(IAPP 予測)
🔭 IAPP 2024予測あり
🇿🇼ジンバブエ Zimbabwe 🔴
🚥包括的な法令の実施が進み、子ども、同意、DPO等分野別ガイドラインが作成されつつある。(IAPP 予測)
🔭 IAPP 2024予測あり
📈全体の統計
さいごに、確認した結果の統計をスプシで計算してみました。改正の程度はあれど、ざっくり半分くらいは2024年に動きがありそうです。
なお、上は「国」単位の集計、下は、「法域」単位です。
以上、終わったーーーー! 達成感!(笑)
業務で見る必要がない初めての国もたくさんあり、大変だったけど意外と楽しかったなというのが感想です。(スマホ指になりそうでしたがw)
わかりやすさには、まだまだ難がありますが、世界中をまずは総なめ、自分の中のもやもや最新化優先で!
間違えてるよココ、など発見されましたら、そっと教えていただけますと幸いです。
ではまた!
今日のDall-E3
今日はお寿司食べてもいいですか?🍣