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ホリエモンの近畿大学での卒業生への祝辞&提言!

4000文字を超える堀江貴文(ホリエモン)の卒業生への祝辞と提言の全文ををまとめてみました。

皆さん、おはようございます。ついに皆さん、これまで生まれてから20何年間か、レールの敷かれた上をただ走ってきた人生をここで終えることになります。これからは、レールがあるようでレールのない世界に皆さん突入していくことになります。

インターネット、そしてスマートフォン、そういったものが社会の仕組みを大きく変えつつあります。まだみなさん気づいてないかもしれない。スマートフォンでゲームやってるだけかもしれないですが、世界中のすごい人たち、頭のいい人たちは、どんどん皆さんが知らないうちに、新しい技術を
開発しています。

卒業したあと就職活動をしたんでしょうけど、同じ会社でずーっと勤め上げて定年退職して、その間に家族を持って家を建ててみたいな、いわゆる普通の生活というのをこのあと皆さんは送っていくことになったのかもしれませんが、そんな未来はおそらく本当にごく一部の人しかそういった未来を歩まない、いや、歩めないと思います。

まず、みなさんはその事実に気づいてください。ただ今まではレールに乗って大学を卒業すればよかったかもしれないですが、これからそんな甘くないです。

自分で出来るだけ多くの情報に接することがまず大事です。そのためのツールは揃っている。別に先生に教わらなくても、自分で、たとえばスマートフォンのニュースアプリを使って情報に接することも出来るし、ソーシャルネットワークを使って、世界中の「面白いな」「この人の話聞いてみたいな」っていう人たちの情報にすぐに辿りつくことができます。まず、自分で情報をーー世界中の素晴らしい頭のいい人たちの情報を受け取りましょう。

でもね、ただ受け取るだけじゃ駄目です。みなさんはそれを頭の中で整理し、自分自身で発信することが大事です。ブログでもソーシャルメディアでも、いろんな方法はあるんですけど、自分がこれまでに学んできたことや思ったこと、感じたことを発信することが大事です。そうすることで、自分の頭の中を整理することができます。

そして、大事なことは、常識に縛られないことです。これは本当に大事なんですよ。日本は伝統とか、権威とか、そういうものを非常に尊重する文化です。それはそれでいいんですけど、時代が変わってきている中で、それにしがみついていてはいけません。今は日本の経済がちょっと落ち込んでいるかもしれないですけど、その原因は日本の大企業が時代の変化に対応できなかったからなんです。

だからみなさんは、グローバルな世界で戦っていくことになるんですけれども、そのためには常識に縛られず、自分自身で考えて行動することが大事です。

もう一つ大事なことは努力です。みなさんはそれぞれの道を歩んでいくと思いますけれども、どの道にも競争があるし、変化があります。でも努力を怠らないことが大事です。努力を怠ると、すぐに抜かれますからね。

そして最後に、未来を悲観する必要はありません。これからの世界は非常に不透明で、わかりません。でも、それは面白いことでもあるんです。なぜなら、みなさん次の世代のリーダーとして、この未知なる未来を切り開いていくことができるからです。

だから、みなさんは自分の人生を諦めずに、常に前向きに考えて、自分の未来を切り拓いていってください。

それでは、おめでとうございます!

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