記憶のメカニズムとタイプを知れば、あなたも記憶力アップ間違いない!(最終回)
その3~の続き
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瞬間記憶テクニック
1 コネクティング(リンクさせる)
すでに知っている情報とコネクトする記憶が長期記憶できる。
ものごとを連関させて覚える方法。たとえば、歴史の年号を
ダジャレと連関させて覚える方法などがこれにあたる。
数字を記憶する際に有効な方法。
2 イメージング(脳はイメージと現実を区別できない)
頭の中でイメージすることで視覚記憶をフル活用する。
現実に起っていることとしてイメージすることで記憶が鮮明に
視覚化することができる。
3 感情
たとえ話と感情を揺さぶるエピソードを絡めていく。
人は、感情が動いたとき、感動した体験を一緒に記憶する。
強烈な体験と一緒に覚えていることは、長期記憶になりやすい。
4 ストーリー(物語)
神話の法則に則って、物語に落とし込んでいく。
人はストーリーに没入しやすい性質を持っているので、理論や論理的な
話をしても眠くなってしまい、記憶する妨げになる。なるべく物語に
さりげなく覚えることを落とし込むことで忘れることができなくなる。
5 五感記憶
味覚や臭覚などの五感を刺激して長期記憶に落とし込んでいく。
あなたも昔、五感で感じた記憶を忘れずに覚えていることはありま
せんか?そう、それがまさしく五感記憶なのです。
6 リズム
データや情報をリズムで覚える。
たとえば、五七五の俳句や川柳のようなリズム的な手法で覚えると
いい。
7 環境
実際の環境に身を置いて、記憶を定着させる。その際に本番に
合わせた環境にすることが必要。
強烈な体験が現実の環境にいると記憶を定着させる助けになる。
8 アンカリング(錨を降ろす)
ジェスチャーをいれたり、音のトーンを変える。
たとえば、講座の最初と最後にテーマ音楽を流す工夫をする。
最初に提示する情報に引っ張られて身動き取れない状態を人為的に
作り出す。
9 催眠と睡眠
自己催眠をかける。記憶する前にリラックスする。寝る前と寝起きに
早口で頭の中でつぶやく。
人は、睡眠中に脳の整理するので、記憶が定着しやすくなる。
10 インパクト
衝動的なことを言う。あり得ない状況、おもしろいことや恐ろしい
瞬間を演出して記憶を鮮明にする。
あなたも、ハッとしたときの記憶が頭に鮮明に残っていることは
ありませんか?
すべての要素をうまく組み合わせて瞬間記憶すると長期記憶として
定着できます。
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