ドーハの悲劇からドーハの歓喜へ、そしてドーハの歓呼へ!
日本中がこの日本対スペインの試合の結果に歓呼したことか?
それにしても日本代表はすごいことを成し遂げました。早起きして
試合をライブで見ることができてほんとうに随喜の涙、ポロポロ状態
でした。
死のグループリーグE組と言われた日本が一位で決勝トーナメントに
進むとは世界中の誰も思ってもみなかったことでしょう。それを成し
遂げた日本代表に感謝。
ジョン・カビラの名言「起きていても夢が見られた!」に納得です。
勝利から一日経過したので、勝利の分析が出そろったところで、
私なりの見解をまとめてみたいと思いました。
正直、前半はスペインのボールポゼッションが凄すぎて何点取られ
のかと思って見ていました。日本がボールを奪ってもすぐに奪い
返されてボールを保持されてる辛い時間帯が続きました。
そうした展開の中で前半11分にスペインのヘディングシュートが
決まってしまい。早い時間に0-1と劣勢に立たされてしまいました。
後半の日本は、まるで別のチームがゲームをしているような怒濤の
攻撃がはじまりました。
そして後半開始早々、堂安選手の素晴らしいミドルシュートが
生まれました。彼にしてみれば、おそらく東京オリンピックの借りを
返すという意味の一撃だったのではないでしょうか?
その3分後、またしても田中碧選手の逆転弾がスペインのゴールを
揺らしました。その瞬間、ゴールラインを割ったのではないかという
疑念が湧きましたが、1mmでもラインを触っていればゴールに
なるとのことで、VARの判定に固唾を飲みました。
それにしても三苫選手の気迫はたいしたものです。彼自身も「1ミリ
でも中に入っていればいいと思って足を伸ばしました」と言った
とおりのクロスが上がって田中碧選手のごっつあんゴールが決まり
ました。そこに詰めていた彼を褒め称えないといけません。
正直、VARの判定が出るまでドキドキでしたが、上空からボールに
正対した位置では、ボールが白線上に触れていればボールは生きて
いるというのはこのゴールシーンではじめて知りました。
それにしても、それからスペインの猛攻はすさまじいものがあり
ました。後半の15分、アディショナルタイムを含めると20分以上、
テレビの画面を見ることができませんでした。
歓声が上がったときだけ、チラ見で早く時間が過ぎてくれと願う
ばかりでした。
そして、終了の笛が鳴った瞬間、ドーハの歓喜から歓呼へ変わって
いったのを今でも脳裏に焼き付いています。
サッカー日本代表、ほんとうにおめでとう!そしてありがとう!
最後に課題としてアジアではボールポゼッションはとれるが、
ワールドクラスではまだまだです。これが互角になったときこそ、
優勝を狙えるチームになるのではないでしょうか?