寒露の第50候の次候、「菊花開く」季節になりました!
本日10月13日から秋の花の代表である菊の花が咲きはじめる季節
になりました。大輪の花が咲いて秋を彩っています。
日本で古くから親しまれてきた菊の花です。春に種植え、夏に
育て、秋に大輪の花を咲かせるサイクルが稲の栽培に似ているため
に日本人に好まれています。
この時期から秋の興行の名物として高い人気の菊人形が各地で開催
されます。現在は文化・芸術作品として展示されることが多い
細工物になっています。
平安時代から薬用、観賞用植物として用いられてきた菊の花。
菊花は皇室の御紋としても使われています。
華やかで凜とした雰囲気を持った菊の花のように周囲に惑わされず
自分らしく生きたいものです。
この時期の旬の果物しては、リンゴがあります。国内栽培で最も多い
品種がフジ。カリウム、ペクチンやビタミンCが豊富でほんとうに
美味しい。
私自身はフジリンゴがいちばん好きです。いろいろ名品種を食べ比べ
ましたが、最終的にフジに戻ってきてしまいます。やはり、日本で
いちばん栽培されているのは納得です。
「一日一個のリンゴは医者いらず」と言われるぐらい栄養価が高いので
あなたも積極的に食べるようにしてください。
この時季、ストレスから自律神経のバランスの乱れから腸内環境に
不調をきたすことが多くなってきます。
腸内環境を整えるにもリンゴはすばらしい食材のひとつです。
腸を刺激する動きといえば、なるべくエレベーターやエスカレーターの
使用を避け、階段を使うことで腸の蠕動運動を助ける効果が期待できます。同時にダイエットにも効果的です。
また季節の魚介としては、ホッキ貝があります。北海道が主産地で北に
寄った貝であることが命名の由来になっています。
タウリンやカリウムなどのミナラル成分が豊富に含まれているので
食べることをおすすめします。甘みが強い味でビックリします。
季節の野鳥としてはうずらがあります。うずらは今では、あの小さな
卵や肉を摂るために飼育されていますが、一昔前は牧草地や農耕地で
よく見うけられる野鳥でした。
そう言えば、中華料理屋さんで中華丼や五目そばなどの具に必ず
入っていたことを思い出しました。
鶏の卵よりサッパリした味わいが中華料理の格好の具材になった
のでしょう。
トロッとしたあんにウズラの卵がちょうどうってつけだったので
しょう。何か中華丼が無性に食べたくなってしまいました。
八宝菜の具にもいいですね。ちょっと作ってみたくなりました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?