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コミュニケーションは相手の話が8割、自分の話が2割の傾聴力で決まる!(その2)

3 敬意をはらって好奇心をもって相手の話を聴く。

4 バックトラッキング(オウム返し)相手が行った内容を
ほぼそのまま返す。返す言葉に相手の心情を語るものを選ぶと
効果的。

さらに、バックトラッキング+質問の形で返すと最強。
気をつけることは事柄の繰り返しではなく、相手の気持ち、
感情をそのまま使って表現します。

「何か特別なことをされているのですか?」という
キラーフレーズは最強。

5 メモをとりながら話を聴く。 

メモをとる姿が真剣さ、本気度を相手に伝えることになります。

6 共感力で相手の信頼を勝ち取る。

相手の話に合いの手を入れながら共感し、チョッとした笑みを
浮かべる。ただし、相手の話に同感するのは、賛成を意味し、
共感ではありません。

共感は相手がどう思うかわかること。そこにはジャッジは
いっさいない。つまり、「あなたはそうだったんだね!」と相手の
気持ちを受け止めることが重要。

これがお互いにラポールを深めることになります。

※ラポールとは、
フランス語の「RAPPORT」が語源で、「橋を架ける」という
意味から、お互いに心が通じ合い、安心して相手を受け入れる
こと。

7 プライベートな情報を先に自己開示してお互いの警戒心を
とく。

8  お互いの共通点を見つける。

■所有・・・持っているもの(時計・鞄・車・髪型など)
■行動・・・やっていること(仕事・趣味・住まいなど)
■あり方・・・内面に関すること(考え方・価値観・性格・
ビジョンなど)

この中であり方がいちばんラポールを深めるには重要な
ファクターになります。

9 一つの質問の相手からの回答から次々にその話題の
質問を展開していく。様々の角度から相手の本音を聞き出す。
「もっと聞かせてくれませんか!」というキラーフレーズは
最も効果的です。

話を聴くときに特に気をつけること。

意外とできない聴くことに集中すること。話の間にアドバイスや
解決策を差し挟んでしまう。自分の話に置き換えてしまいます。
聴くことだけに集中して話の腰を折らない。禁句は「それって
こういうことでしょ」

否定や価値観の押しつけは最もやっていけないこと。相手の
話を自分の価値観のみで判断してしまう愚を犯さない。つまり、
話手の意見を否定するのではなく価値観の違いを理解します。

どんなに正しくても正論をぶつけない。知っていても相手の話に
さらに上を行く知識を披露したり、相手の話を奪って自分の
体験談を話したりすることはいちばん嫌われます。

私が、ついついやってしまう悪い癖です。「わかっちゃいるのに
やめられねぇ!」

心持ち前傾姿勢を意識しながら話を聴く姿勢を整えます。話を
聴く場所や環境にも気を遣う。相手との距離にも注意を払います。

自分では気づいていない相手が不快に感じるボディーランゲージを
チェックしてみましょう。

最初は、見た目や社会的役割などから先入観やレッテルをはらずに
フラットな気持ちで話を聴く態勢を整えます。

その1
⬇ ⬇ ⬇

その3へ続く


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