『続ける思考』で習慣をつくる
ブックデザイナー・習慣家の井上新八さんの著書『続ける思考』から、具体的に習慣づくりに取り入れたい点をまとめました。
いくつか習慣化の本を読みましたが、1番好きな本です。
何度でもこのメモを見返して、生活に落とし込みたいと思います。
1番のポイント
これだけ、胸に刻み込みます。楽しくて簡単だと思えていなかったら、まず自覚しましょう。「やり方が間違っている」と。
間違いを自覚したら、この本で提案している方法や考え方を少しずつ取り入れて、
「楽しくて、簡単に生活に取り入れることができた!」
と思えるまで調整していきましょう。
コツ1:続けることだけ考えよう(マインド)
成果を求めない方がむしろ良い→楽になる
上達や達成よりも、自分で決めたルールにそって、ただ継続することだけにフォーカスする
コツ2:最初から効率を求めない(行動)
まずやってみる。不器用で全然OK
やりながら、本やネットでヒントを得る
ヒントを参考に、自分のやり方に変換してみる
コツ3:仕組み化がすべて(行動・最重要)
生活の中に無理なく楽しくできるように仕組み化する
仕組み化ステップ①
毎日(週7日)やると決める
決めるだけでOK。
やったりやらなかったりすると、徐々にやらない日が増えていく。今日は「やるか?」「やらないか?」決断するだけでもかなりのストレス。
仕組み化ステップ②
朝起きて、「小さなことを意識的にやる」(習慣を取り入れる起点をつくる)
習慣を実行するための起点をつくる。無意識でできている習慣だと、意識ができないので新習慣を連動しにくい。
超簡単だけど、意識的にやらないとうっかり忘れてしまうような行動がいい。
例:「水を飲む」「体重計に乗る」「植物に水をあげる」「珈琲を入れる」
仕組み化ステップ③
新しく習慣にしたいことを、極限まで小さくしてみる(30秒できるぐらい)
読書なら「1行だけ読む」といった具合に、とにかく小さくする。
仕組み化ステップ④
ステップ③の赤ちゃんを「5分でできる子供」に育ててみる
やってみてすぐに楽しくきればOKだし。無理ならステップ③を続けよう。
仕組み化ステップ⑤
ステップ②と組み合わせて、2つセットでついでにやる(重要!)
ついでの力は侮れない、ルーティンを数珠つなぎで仕組み化する。
普段やっている習慣 → 新習慣
仕組み化ステップ⑥
「いつやる」「どこでやる」を具体的に決める
「〇時にやる!」など時間で設定するよりも、何かの行動の前後で考えるほうが実効性が高い。
仕組み化ステップ⑦
「記録」が継続のキー
記録さえすればすでに継続は実現している
見える化して「継続のコレクション」を楽しむ
工夫したいことや気付きがあれば、明日やることとしてメモする(明日達成したい「小さなゴール」を書き残す)
やらなかった日はひと言「やらなかった理由」を書いておく
仕組み化ステップ⑧
小さな習慣をつなげていく
自分としては3ヶ月に1個ぐらいのペースが安全かなと思う。
1年で4個の習慣がつくれる。10年で40個。それぐらい少しづつ加えていく。
仕組み化ステップ⑨
3ヶ月に1回、定期的に振り返りをする。
3ヶ月間の習慣はどうだったか?
続ける必要がありそうか?
今後取り入れた習慣はなにかあるか?
その他の金言
自分らしさは習慣がつくるもの。続けてきたことが、自分の個性になって人生を豊かなものにしてくれる
ゲーム化する
記録を続ける→コレクション化→楽しい
※この記事は、あくまで自分が見返しやすいように書き留めたメモです。書籍の内容と異なる点もあります。気になる方はぜひ本書を読んください。