見出し画像

#16 リーダーシップにおける、理想と得意

理想と得意のリーダーシップは違う

誰しもが一度は直面し思い悩むもの、リーダーシップ。
最近ようやく、理想のリーダーシップと、得意のリーダーシップが違うということに気づきました。

以前までは、自分を理想のリーダーシップに合わせにいっていました。結果、周りと上手くいかなかったり、孤立して「リーダー」とは言えない状況になったりと、たくさん失敗しました。

そこで、理想と得意のリーダーシップについて考えていきます!
僕の場合の、理想と得意のリーダーシップをそれぞれまとめました。

<理想のリーダーシップ>
・実力でチームを引っ張る
・背中で示す
・厳しく批判的だが、カリスマ性がある
例えば...柳井正さん、孫正義さん

<得意なリーダーシップ>
・周りを巻き込む
・仲間のフォロワーとしての立ち回り
・共感的で、モチベーター
例えば...稲盛和夫さん、バラク・オバマさん


リーダーシップの幻想

「リーダーシップ」と聞くと、柳井正さんや孫正義さんのような、カリスマ性があって、圧倒的な行動力と実力で引っ張っていく姿を想像してしまいます。
やっぱり、かっこいい。
誰もが一度は憧れる。

しかし、誰もがなれる姿ではない。
むしろ、なれる人の方が少ない。

だから、自分ができないリーダーシップをとって、空回りしてしまう。
自分が理想のリーダーシップと、自分が得意のリーダーシップを切り分けなければいけないのです。

人がついてこなければ、リーダーシップではない

そもそも、当人が「リーダーシップ」をとっている意識を持っていても、そこに人がついてこなければ、「リーダーシップ」とは言えないのです。

リーダーであっても、メンバーであっても、まずは「人に動いてもらい、助けてもらえるか」を考える必要があるのだと思います。
その結果として現れるのが、リーダーシップの形やタイプです。
リーダーシップの形から考えても、それは手段が目的化してしまっているのです。


なぜ、リーダーシップが必要か

リーダーシップは、目標達成へ向けて組織の力を最大化するために必要だと考えます。
ビジョンを描き、方向性を決めて、異なる価値観を持つ仲間をまとめてモチベートしていく。

リーダーシップの理想と得意は違う。
憧れるのを辞めて、自分に適したリーダーシップをとろう。
人の心を動かす、その積み重ねがリーダーシップを形成する。

いいなと思ったら応援しよう!