【Blender】グラフエディターの見づらいカーブの視認性を改善する
標準で用意されているテーマのどれを選択しても、グラフエディターで、選択されていない状態のカーブが背景に溶け込んで見づらい問題あり。
このままでは要らぬストレスがたまってしまう。
今回は、この問題を解決する方法を紹介。
<Blender2.83.4>
■カーブの視認性を向上させる
まずは、下記のBefore、Afterを見てもらおう。
Beforeのカーブは、背景と溶け込んで見づらい。(テーマの標準設定)
調整後のAfterのカーブの方が、あきらかに視認性が向上している!
<Before> 溶け込みスギィ!!
<After> いいネ!
カーブの視認性の設定は、プリファレンスで行う。
プリファレンス>アニメーション>Fカーブ>Fカーブの可視性 の値を調整する。初期値は0.25なので、値を0.6以上くらいに設定すると視認性が向上する。(なお、値は好みで調整しても構わない。値1.0でもハイライト太線表示と区別できるので。)
■更なる視認性の改善
要改善点:
・黒いポイントが背景に溶け込んで見づらい。
・黒いハンドルポイントも背景に溶け込んで見づらい。
・ハンドルタイプ>フリーに設定した際、黒いハンドルが見づらい。
・ハンドルが小さくてつかみづらい。操作ミス多し。
早速、プリファレンス>テーマ>グラフエディター で、該当箇所の各カラーを調整する。(なお、配色は好みでOK)
ついでに掴みにくいポイントのハンドルサイズも変更。
<今回調整した箇所>
・頂点:ライトグレー
・フリーハンドル:グレー
・フリーハンドルの選択:ライトグレー
・ハンドル頂点:ライトグレー
・ハンドル頂点のサイズ:8px
あと、テーマのパラメータを調整したら、テーマに名前をつけて、データを保存しておく。
■所感
今回の改善で、グラフエディタのカーブ、ポイント、ハンドル等の視認性がかなり向上した。
これで編集中のストレスが、だいぶ軽減されて、快適になった。
以上。
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