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【Fire TV Stick 4k】ディスプレイとサウンド設定の最適化検証

Fire TV Stick 4kをディスプレイに接続したとき、最適なディスプレイとサウンド設定を検証してみたメモ。

初期設定だとディスプレイとサウンド設定が最適化されていない模様。

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なお、外部接続先のディスプレイは、下記の機能に対応している。
・4K ULTRA HD (UHD) 対応
・HDR10対応
・HDMI2.0対応
・Dolby Atmos、Dolby Digital Plus、Dolby Digita対応


■「ディスプレイとサウンド」の設定

ディスプレイとサウンド>ディスプレイ>ビデオ解像度
  ● 自動(4K Ultra HDまで)
   2160p 60Hz
   1080p 60Hz
   720p 60Hz

ディスプレイとサウンド>ディスプレイ>色深度
  ● 最大12ビット
   最大10ビット
   8ビット

ディスプレイとサウンド>ディスプレイ>カラーフォーマット
   自動
   RGB
  ● YCbCr

ディスプレイとサウンド>ディスプレイ>ダイナミックレンジの設定
   常にHDR
  ● 自動調整

※色深度は、ディスプレイとの相性、通信量が増えるようなので、自分の環境と相談して設定しておく。初期色深度は、8ビット。
※「常にHDR」を選択すると、ディスプレイの設定で、常時、
・ドルビービジョンブライト
ドルビービジョンダーク
を選べるようになるが、ディスプレイ側の明るさ調整が固定化されていた。
(明るさ調整がグレーアウトして調整不可。これが標準かどうかわからない。接続機器によって異なるのかもしれない)
#ドルビービジョンは、見栄えがきれいで、映像にコントラストをつけるため、画面が、かなり明るくなる。バックライトの発熱も気になった。全ての映像をこの設定にしておく必要もないし、電気代節約したい場合は、自動調整にしておくとよさげ。自分は、必要な時だけ切り替えることにした。

ディスプレイとサウンド>オーディオ>サラウンド音響
  ● 自動選択
   PCM
   Dolby Digital Plus
   Dolby Digital

※自動選択にしておくと、Dolby Atmos、Dolby Digital Plus、Dolby Digital、PCMで、再生コンテンツにおいて、最適なオーディオ形式で出力される。

■ドルビー~の座学

■最適化設定後の検証

Fire TV Stick 4kのFire OS用アプリで確認。
ディスプレイ側の表示で、対応機能の切り替え確認。

<Youtubeアプリで、UHD、Dolby Vision、Dolby Atmos対応動画で検証>
・4K ULTRA HD (UHD) に自動切換えOK。
・HDRに自動切換えOK。
・Dolby Digital Plusに自動切換えOK。
 ※Dolby Vision、Dolby Atmosに自動的に切り替えてくれなかった。

<AmebaTVアプリで検証>
・4K ULTRA HD (UHD) に自動切換えOK。(HD→4Kアップスケーリング?)
・HDR表示なし。
・Dolby Digital Plusに自動切換えOK。(サラウンドっぽくはある)
※ディスプレイの画面表示ボタンを押した時の表示。
※HDディスプレイで映した表示品質より、品質が高い、きれい。
 (4Kアップスケーリング機能次第かも)

<Amazonプライムアプリで、UHD動画を検証>

・4K ULTRA HD (UHD) に自動切換えOK。
・HDRに自動切換えOK。
・Dolby Digital Plusに自動切換えOK。
 ※検証利用できそうなDolby Vision対応作品が見つからず。

■所感

だいぶきれいな映像と音声出力ができるようになった。
グラデーションのマッハバンドは、色深度を12ビットに設定してみたが、あわせて、YCbCrを有効にした方が、より緩和された印象。

なお、自分は、「Fire TV Stick 4K」を6月頃のセールで半額購入して利用しているが、コストパ高くて大満足。
これは、後述する、新機種発売で、在庫処分価格だろうか。
※この「Fire TV Stick 4K」(第1世代)は、2018年発売。
→公式ページのスペック表

とはいえ、AbemaTV、Youtube、Amazonプライム、Netflix等利用する方はお得かと。
その後、「Fire TV Stick 4K」の2世代目が発売された(2023/10)。


一方、モデルチェンジした新機種「Fire TV Stick 4K Max」は、
2021年10月7日(木)に発売された。

こちらは、結構な性能向上で、操作性、レスポンスも向上してそうな感じ。新しい方がよい場合は、こちらを購入してもよいかも。
ちなみに性能向上で目立つ点を挙げると、こんな感じ。
→公式ページのスペック表
 ・CPUが4コア1.7GHz → 1.8GHzへ強化
 ・メモリが1.5GB → 2GBへ増量
 ・無線LANは、最新Wi-Fi6に対応
 ・第三世代リモコン(番組ボタン、4つのアプリボタン追加)

その後、「Fire TV Stick 4K Max」の2世代目が発売された(2023/10)。

以上。


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