【Illustrator】パターン作成⇔パターンをパスに変換
柄模様を作成する際、パターン機能を使うが、下記のやり方を忘れがちなのでメモしておく。
・パスからパターン作成するやり方
・パターンをパスに戻すやり方
■パスからパターン作成
まず、パスでオブジェクトを作成。
次にオブジェクト>パターン>作成 を実行。
5x5のパターンが作成される。(初期値)
パターンオプションパレットで調整。(ウィンドウ>パターンオプション)また、上下左右に余白を追加したい場合は、オブジェクトのパターンの外枠を広げる。
パターンオプション>名前 を入力するとスウォッチにパターンとして登録される。スウォッチに登録したパターンは、オブジェクトを塗りつぶす感じで利用する。
━━━━これで作業完了。
◇スウォッチに登録したパターンの使用例
パスでオブジェクトを作成した後、スウォッチに登録したパターンをクリックして塗りつぶす、または、スウォッチでパターンを選択した状態で、パスでオブジェクトを作成する。(デフォルトの塗りつぶしがパターンになる)
◇オブジェクトに適用したパターンを調整したい場合
塗りつぶしたオブジェクトを選択するか、スウォッチで登録したパターンを選択する。
次にオブジェクト>パターン>編集 を実行。(Shift+Ctrl+F8)
そして、ダイレクト選択ツールでパスのポイントを選択して、移動、変形を行う。
調整するとスウォッチに登録したパターンも更新される。調整後のパターンを新規登録したい場合は、名前を変更する。(スウォッチに新しいパターンとしてに登録される)。
◇オブジェクトの外形を変更したい場合
ダイレクト選択ツールで、パスのポイントを選択し、移動・変形を行う。(パターン(柄模様)のサイズは影響なし)。
■パターンをパスに戻す
オブジェクトをパターン化してスウォッチに登録したものを再びパスに戻して個別オブジェクトにする作業。
まず、パターンで塗りつぶしたオブジェクトを選択する。
次にオブジェクト>分割・拡張 を実行。
レイヤーパレットでクリッピンググループ を選択。
オブジェクト>クリッピングマスク>解除 または、レイヤーパレット>クリッピングマスクを解除 を実行。
すると、クリッピンググループが、ただのグループに変わる。
パターンが個別オブジェクトになり、選択ツールで選択できるようになる。(パス選択・編集可能)
━━━━これで作業完了。
以上。