【AFFINITY】Publisher内でアプリ連携
Affinity Publisherの「STUDIO LINK」機能を紹介。
WEB検索してみたが、どのようにアプリを切り替えるのか、について紹介している先(公式含め、イメージがわかる動画)が見当たらなかった。
切り替えについて、見たい方は、ココでご覧あれ。
■前置き
Affinityアプリは、現在3つのアプリで構成される。
同様のことができるAdobe製品と競合するだろう。
・Affinity Publisher (競合:Adobe InDesign)
・Affinity Designer (競合:Adobe Illustrator)
・Affinity Photo (競合:Adobe Photoshop)
■STUDIO LINK
アプリウィンドウ左上角にあるボタンをクリックして切り替える。
(※拡大表示は、下記GIFアニメをクリック)
この機能は、Publisher内で、3つのアプリ(Publisher、Designer、Photo) が相互連携するもの。
Publisherで編集したページレイアウトを崩すことなく、各素材毎に適したアプリに切り替えて編集できるようになる。
編集内容は、常時同期されており、アプリを切り替えても変更点が自動的に反映される。
Publisherのアプリ切り替えは、キーボードにショートカットを割り当てると切り替えが素早くできる。キーボードのF2,F3,F4に登録しておくと便利。(※標準では登録されていないので手動で登録する必要あり)
従って、従来アプリのように編集の毎に複数のアプリウィンドウを移動して、その先で編集、保存の手間がなくなる。つまり、手間が省け効率的。
このような形のアプリ連携は、Adobe製品では実現できない。
スマートオブジェクト等で埋め込んで工夫すると連携の近いことはできる。
ただし、アプリウィンドウを切り替える手間は変わらない。
■所感
今回、Affinityシリーズは、バージョンが1.9になった。
(※DTP目的の方は、まだテキストの縦書きは対応していないことに注意)
Publisherの売りのSTUDIO LINKは、ページものを編集しながら素材編集も容易に行き来できるので、結構便利な機能だと思う。
なお、STUDIO LINKを最大限に利用するには、Publisherと他のアプリの購入が必要。(母艦がPublisherで、他のアプリを包括する)
あと、3つアプリを揃えたとしても、商品は買い切りで安価で済む。
定期的にセールを行っているので、アプリに興味があれば、公式サイトで品定めしてもよいかもしれない。
https://affinity.serif.com/ja-jp/
以上。