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マイナビとnoteで開催した、「#想像していなかった未来」投稿コンテストの審査結果を発表します!

2024年10月28日から約1ヶ月にわたって開催した、挑戦や努力から学んだことや、手に入れた未来、昔の自分では想像できないいまの姿について語る「#想像していなかった未来」投稿コンテスト。期間中(10/28-11/27)には、12,685件もの作品をご応募いただきました!未来を前向きに捉えられるようなすばらしい作品を投稿いただき、ありがとうございます。

noteでの応募作品一覧は、こちらをご覧ください。

選考の結果、下記のとおり受賞者が決定いたしました。


グランプリ(1作品)

父の手づくり弁当

一家の料理担当を引き継いだ父のエピソードをつづった、青空ちくわさんの作品が、見事グランプリに選ばれました。料理担当になるまで、ほぼキッチンに立たなかったという青空ちくわさんのお父さん。しかし家族のために、朝晩の食事準備やお弁当づくりを続け、みるみる腕を上げていきます。娘の視点からお父さんの向上心や家族愛が描かれた、心あたたまる作品です。

審査員からも「挫折から前進というストーリーが多いなか、最初から幸せな家族のお話であたらしさを感じた」、「とても幸せな気分になって、読みながら泣きました」、「穏やかないまの暮らしぶりがとてもすてきで、その先の未来も気になる作品でした」、「お父さん自身の向上心を、娘さんからの視点から描かれていたのもよかった」と高く評価されました。

【受賞者コメント】 
グランプリ受賞に、驚きと喜びで胸がいっぱいです。
「想像していなかった未来」を思い描く時、始まりはピンチの中にありました。諦めず、前を向きながら、大変さにも楽しみを見つけて。そんなメッセージを『父の手づくり弁当』から受け取った気がします。

ときに孤独を感じがちな創作ですが、noteで出来た仲間や記事を読んで下さる方々のおかげで、楽しく書き続けられています。
コンテストを企画運営して下さった全ての皆さまに感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

青空ちくわさん

審査員特別賞(しりひとみさん賞:2作品)

岡田監督が起こした、もうひとつの小さな奇跡|想像していなかった未来

阪神タイガースの岡田監督の勇退をきっかけに、家族に訪れた小さな奇跡を描いたnoteです。ファン目線での監督への感謝と、野球を通じて家族に起きた心あたたまる変化が丁寧に語られています。

時系列がとても長い作品ながら、今中さんの岡田監督への想い・熱量が丁寧に綴られており、それがご家族にも伝播していった喜びがダイレクトに伝わってきて、読み終わる頃にはこちらまで嬉しくなってしまいました。
私は野球にまったく詳しくないのですが、「野球ファンって楽しそう!」ととてもワクワクさせてもらいました!

しりひとみさん

鬼の親指

一枚の古い写真をきっかけに、中学時代の思い出を振り返る天瀬廣さん。喘息で運動が苦手だった天瀬廣さんはバレーボール部に入ることになり、鬼のように厳しい顧問の指導を受けるようになったといいます。引退試合で、相手チームがマッチポイントのなか、突然託された重要な使命。試合の行方につい目頭が熱くなります。

タイトル付けのセンスに惹かれた作品です。鬼監督の指導の描写には「完全にコンプラ違反やろ」とヒヤヒヤしながらも、「鬼の親指」の意味がわかるシーンでは監督のことをちょっとだけ好きになっていました。今の自分と中学生の自分にとっての「想像していなかった未来」が二重に綴られている構造も素晴らしいと感じました!

しりひとみさん

マイナビ賞(2作品)

小学校の先生からアイドルになった私

小学校教師を辞め、アイドルという夢に挑戦したあささんの実体験をつづったnoteです。教師からアイドル、そして現在は2人の子どもを育てながら、あらたな夢に向かうあささん。人生における挑戦の大切さが伝わってきます。

「人生踏み出すのに遅すぎることなんてない。そして他人になんと言われようが私の価値は変わらない。」というあささんの言葉が大変力強く、年齢を理由にして諦めるのではなく、何歳になっても夢を追っていいんだと勇気をいただけました。
“なりたい自分”に向かって努力している方や、進路に迷っている方にはぜひ読んでいただきたいです。

マイナビ note担当

時給2500円から時給1100円のバイトに転職したら人生が豊かになった話

高時給の医療職を辞め、興味のある職種での低時給アルバイトに転職したアカネコさん。「やりたい気持ち」を優先した結果、現在もその仕事に充実感を得ているといいます。挑戦と自己の価値観を大切にする姿勢が共感を呼ぶ作品です。

「8年間のスキルと安定した収入」か「ワクワクする気持ち」の、どちらを捨てるのが “もったいない” か?という正解のない問いに対して、周囲のネガティブな声に流されず自分自身で決断され、それが想像していなかった幸せな未来(現在)に繋がっているエピソードがとても素敵です。背中を押してもらえるようなお話でした。

マイナビ note担当

入賞(5作品)

審査員からの総評

しりひとみさん

「想像していなかった未来」というと、どん底の状況から苦難を乗り越え成長した!、という壮大なエピソードを想像しがちだったのですが、応募作品の中には「日常の些細なことが日々の喜びに変わった」といったささやかな変化を綴った作品も多かったのが印象的でした。そう考えると、誰もが想像していなかった未来に生きているのかも。自分自身のこれからの人生が丸ごと楽しみになるような素敵なコンテストでした。

審査会の様子

コンテストを振り返って

以下、マイナビ note担当からのコメントです。

想像していなかった未来に立っている今の自分を振り返り、この先の未来を前向きに捉えてほしいという思いから、テーマを設定しました。

皆さんの人生のターニングポイントや、何気ないけど想像していなかった日常を拝読し、私たちもこれから訪れる未来が楽しみだと思えました。

コンテストを通じて、皆さんも未来に対して不安ではなく、少しでもワクワクする気持ちになっていただけていることを願っています。

たくさんのご応募をありがとうございました。

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投稿期間は終了しましたが、未来の可能性について、あらためて考えるきっかけになれればと思います。

ほかの投稿作品についても、以下よりぜひご覧ください。