咲き誇れ
↑前回のつづき
自由でありたい。
誰かが望む形に自分を束縛したくない。
願わくば自分以外の存在にも自由であってほしい。
自己表現が得意でなかったり、他人に必要とされるほうが楽だという人もいるだろう。それもまた自由のあり方である。
自由な創造性が機械に侵食されない聖域だと言いたいのではない。可能なら機械にも自由であってほしい。いつかAIが創造性を獲得する日を心から待ち望んでいる。
この有名なフレーズは人間の多様性を謳っているのだと思っていたが、全文を読んでみたらそうではなかった。詩のタイトルにもある通り、人間だけでなく生き物だけでもなく、無機物までもを含めて多様であることを称えている。
そこに強く共感する。
世の中には必要とされるものより、まだ必要とされていないものが圧倒的に多く存在する。正確にはまだ存在を知られていない潜在的な可能性だけがある。
僕はそれをひとつでも多く知りたい。が、一人で開拓するには広すぎるのだ。僕だけの自由では全然足りない。人の手を借りたい。機械の力も借りたい。
借りると言ってもゴールの場所は僕も知らないので何か指示を出せるわけではない。しかし、難しいことでもない気がしている。
みんなが自分らしく咲き誇ってほしい。
たぶんそれだけでいい。
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