単著執筆準備作業 進捗報告互助会
「工藤郁子 単著執筆準備作業 進捗報告互助会」を2023年8月26日より開始します。原稿の仮タイトルは「機械化する統治機構」です。
著作の課題
統治機構(特に行政過程と司法過程)の機械化・自動化はどのような形で進んでいるか?それらはどのように規範的に評価できるか?
官僚や裁判官の仕事はAIに(一部)置き換えられるか?可能だと仮定して、それは許されるか?そこで前提とされている「官僚」像や「裁判官」像とは?
構成案
はじめに
第一章 行政過程の機械化
第二章 司法過程の機械化
第三章 行政裁量
第四章 司法裁量
第五章 行政に対する国民の信頼
第六章 司法に対する国民の信頼
第七章 機械化と官僚
第八章 機械化と裁判官
おわりに
※偶数章(司法)に関する既発表資料として、東京法哲学研究会2022年3月例会での報告用レジュメがあります。
刊行にあたってクリアしなければならない課題だと考えているポイント
憲法学・法哲学における先行研究を整理しつつ、憲法76条3項の解釈論、司法裁量論、法的思考などの議論に一定の示唆を与えること。
伴走してくださる互助会員を若干名募集しています。詳細は下記サイトをご覧ください。
進捗の一部は、下記「研究ノート」からご覧いただけます。