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イギリス留学日録①怒涛の1週間

日本を出発してから1週間、無事にロンドンで生活をスタートさせました🇬🇧
初めての一人での飛行機、初めての寮生活、初めての海外大学など初めて尽くしの1週間で、何が起こったのか、何を感じたのかまとめていこうと思います!



①2023/09/15 22:30 日本出発

家族に成田空港まで送ってもらい、最後にトンカツを一緒に食べ、20時前には保安検査に進みました。
悲しくなるので大きなお別れはせず、いつもと変わらないようにさらっと、振り向かずに保安検査へと進んでいきました。

出国エリアに出て、まだまだ時間が残っているので、荷物を整理しようと鞄を開けました。
するとポケットに赤い折り鶴が入っているのを見つけました。
これを見た瞬間に、目に涙が浮かびました。
母が入れたことがすぐにわかったからです。
その時にやっと日本から離れるのかと実感し、これから先、一人でうまくやれるのかという不安な気持ちと、家族から離れる悲しみを痛感しました。

そんな思いで、搭乗エリアで座って待っていると、友達から電話したいとの連絡があり、30分ほど電話しました。悲しみと不安でどうにかなりそうだったのが、おかげで笑うことができ、泣いたまま搭乗せずに済みました。
友達や人との繋がりの大切さ、温かさを改めて実感しました。


②2023/09/16 13:30 ロンドン到着

予定より早くロンドンに到着しました。
初めての学生ビザでの入国は自動化ゲートを使わず、スタンプをもらった方が良いとどこかの記事にあったの読んでいたので、Other Passportsの信じられないほどの列に並んでいました。
しかし手に持ったパスポートで日本人だとわかり、自動化ゲートを使うようにスタッフに指示をうけ、列を抜けて自動化ゲートの方に進みました。職員の方にスタンプが欲しいと伝えると、自動化ゲートで通れなかった方用の入国審査列に通してもらい、早々にスタンプ付きで入国できました。
日本人でスタンプが欲しい方は、自動化ゲートのほうに進んで、スタンプが欲しいと説明して、対人の入国審査を受けるといいと思います。

※責任は取れませんが、結局のところ学生ビザの人は自動化ゲートを通っても大丈夫だったと思います。イギリスの入国について説明してあるページにも、学生ビザは自動化ゲートを通らないでとは記載されていなかったはずですし、日本人留学生でスタンプをもらっていない人もいます。

https://www.gov.uk/government/publications/coming-to-the-uk/faster-travel-through-the-uk-border

その日はホテルに一泊しました。
ホテルで預け荷物を開けると、見覚えのない紙が出てきました。
開けてみると祖母からの手紙でした。
祖父母とはいろいろあって長い間距離を置いていました。
それにもかかわらず手紙をくれて、私を全て理解してくれているのがわかる言葉を贈ってくれました。
そこでまた号泣し、祖父母に対する態度を後悔し、私が帰るまで認知症もなく、元気でいてほしいと切実に願いました。

私の部屋の思い出セクション


③2023/09/17 11:00 寮に向けて出発

次の朝、寮のチェックインに間に合うように出発しました。
本来ならピカデリーラインで空港から一本で目的地に行けたのですが、この日は日曜日。休日は一部区間が運休してしまうことがあるようで、この日も例外なく途中の区間が運休で、代わりに臨時バスの運行となっていました。
大荷物を持ってのバス移動はしんどかったので、CityMapperというアプリに従って、別のラインを使って目的地に向けて出発しました。

そこからが悪夢の始まりでした。
Barbicanという駅での乗り換えはエレベーターがなく、合計35Kgのスーツケースとボストンバッグ、6kgのハンドバッグを持って、階段を降りる必要がありました。
必死の思いで階段を下り、どうにかして、目的地に到着。
悪夢は続きます。
駅につき寮に向けて歩き出すと、ロンドン特有の突然の雨が…
スーツケースにボストンバッグ、手荷物を持って15分間、まあまあの雨の中歩き続けました。
普段ならこんな大荷物を持って長距離を歩くことはできないと思います。笑
海外に一人でいるという状況が、私にこれを可能にさせたのでしょう。
人間いざとなれば大抵のことはどうにかできるのだと学びました。笑

St.Pancras駅の有名な像らしい…

④2023/09/18 ドライヤー探しの旅

私は電化製品のほとんどをイギリスで調達しなければなりませんでした。
まず最初に必要になったのが、ドライヤーです。
寮に着いた初日に買い物に行き、ついでにドライヤー探しをしました。
しかし見つからず、泣く泣く髪の毛を乾かさずに寝ることになりました…。

絶対に髪を乾かしたい!と思い、寮からカムデンまで歩き、ドライヤー探しを始めました。
最初に訪れたのはBootsという薬局です。
ネットではBootsで安く買えるという情報があったので行ってみましたが、値段は£40。円安もあり買うのを躊躇してしまいました。
次に訪れたのはArgos。
Argosはベッド用品からキッチン用品など多様な商品を扱っています。
そこでやっと£15のドライヤーを見つけ、無事にゲットできました。


⑤2023/09/19 結局ロンドンでも無印信者

ホテルで食べた朝食以来、スーパーで買う割高のデリで生活していた私は、そろそろ温かいご飯が食べたくなり、カトラリーやお皿、フライパンなどを揃え始めました。
初めはIKEAに行こうと思いましたが思いのほか遠く、スーパーなどをみてまわりましたが、どれも4種類4本セットなどのセット売りばかり。
そこで私は日本の宝と言っても過言ではない無印良品に行きました。
お皿もカトラリーもゲットでき、ついでに仕分けケースと安いバスマット買いました。
値段は£60。レシートを見て驚きました。
VATという税金で£10とられていたのです。
ロンドン生活が思いやられた一幕でした。


⑥2023/09/20 BRPカード受け取りと初めてのテイクアウト

この日はBRPカードを受け取りに行きました。
郵便局は日本のような雰囲気ではなく、横にコンビニのようなお店とくっついていて、少し不思議な感覚でした。
パスポートを預けると、探すのに20分かかると言われたので、近くに大きなM&Sがあったので時間を潰しました。
郵便局に戻ると無事に受け取りができました。

昨日もキッチン用品を揃えられなかった私は、お腹いっぱいになりたいと思い、LEONというファストフード店でテイクアウトしました。
チキンバーガーとフライドポテトで£10。
外食は控えようと心に誓いました。
しかしお腹いっぱい食事が取れた私は、タンパク質の重要性と温かいご飯はメンタルにとって大事だと学びました。


⑦2023/09/21 今日も日用品の買い物しなきゃ…と思いきや大事件

包丁をゲットできていない私は、いまだに料理できずにいました。
この日の朝も買い物に行かないと…と思っていた矢先、エージェントから一本のメールが。
内容は、「コース初日に参加しなかったと聞いていますがどうしましたか?返信お願いします。」というものでした。
朝の7時にこれを受け取り、目を見開きました。
なぜなら私は学校からなんのスケジュールももらっていなかったのです。

そこからは波乱の朝になりました。
通っているコースのオフィスにメールを送り、そのオフィスに直接出向きました。
まだIDカードも持っていなかったのですが、警備スタッフに説明し、オフィスに通してもらうことができました。
オフィスに行くと、担当者の出勤を待ってと言われ待つこと10分。
私が初日に参加できなかった原因は、学校側がメールアドレスを一文字間違えていて、メールが届いていなかったからでした。
そこからは昨日のキャッチアップをしてもらい、午後からクラスに参加することができ、友達もできました。
その友達に包丁を買うことができるお店を教えてもらい、ついに夜ご飯を手作りしました。

雨降って地固まる、なのでしょうか…。笑
これからは何も起こらないことを祈ります。


ロンドン生活の1週間はこんな怒涛の日々でした。
ここまで読んでくださりありがとうございました🙇‍♀️




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