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INFJの美徳 -未来を信じる力-

みなさん、こんにちは。
INFJを研究しているぱすかるです。

INFJの魅力って言われたときに、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。

「INFJ 魅力」で調べると、深い洞察力・理想主義・ミステリアスなど色々出てきますが、

個人的にINFJの魅力は「未来を信じる力」にあると思っています。
どんな状況でもポジティブな価値を見出し、未来を信じる。そこにこそINFJの真価があると思うのです。


※心理機能の話が出てくるので気になる方は下の記事をご覧ください。


INFJは可能性をはっきり知覚している

INFJは夢想家と呼ばれることがありますが、このふわふわした言葉のイメージと実態とは少し異なっています。
INFJがリアリストでないことは確かですが、夢想家と呼ばれるほど、ふわふわしてはいません。割とはっきり未来をイメージしています。

例えば、ある人物を思い浮かべて、その人の良い個性が発揮される未来や、幸せな環境に囲まれている状況を思い浮かべてみてください。

INFJにとってこの想像は割と簡単にできるもので、なんでそう感じる・考えるかも言語化しようと思えばできるはずです。
これは、全体像のイメージとしての知覚と、INFJの良い/悪いを判別する機能が自然と働いているからです。

その人の良い部分をはっきり見て、周囲の悪い環境を認識する。それによってその人の可能性が見えてくるのです。

これは社会や不特定多数の人に対しても同じで、社会の理想像やグループの発展についてイメージとして捉え、どこがウィークポイントなのか判断することも得意になります。

このようにINFJは、ふわふわしていたり、言語化できないタイプのように言われたりしますが、その実、可能性を嗅ぎ分ける嗅覚はしっかりしており、変えるべき部分をはっきり認識しています。


未来をポジティブに捉える

可能性をはっきり知覚できるということは、未来を前向きに信じられるということです。
勘違いする人が多いのですが、機能の順番は機能の強さを表しません。最も意識的に使うことができる機能という意味です。

例えば、Feを主機能に持つ場合、周囲の環境を良い方向へもっていくことを得意としますが、逆に悪くもできますし、何もしないこともできます。

なので、INFJにとって内向的直観(Ni)が主機能であるということは、自分の知覚を意識的にコントロールできるということなのです。

未来を前向きに捉えたり、悲観的に捉えたり、それらに必要な情報を意識的に選ぶことができます。

先ほどの例でいうと、あまり意味はないですが、
ある人物を思い浮かべて、その人の良くない個性が発揮される未来や、合わない環境に囲まれている状況を思い浮かべる、
というようなことも、やろうと思えばできます。

しかし、積極的にこれをやるINFJはいないでしょう。良い方向へ導くための可能性を知覚できるのに、悪いイメージを膨らませる必要はないからです。

このように、INFJは人の可能性や未来に対し、意識的に知覚をすることができるため、ポジティブな可能性を自分の中に持ち続け、それを信じることができるのです。

INFJの魅力

大切にしている相手を信じ、相手との関係の強さを信じること。
自分の良いところや悪いところをしっかり認識しながらも、前を向いて歩き続けられるところ。

他者の可能性を信じ、それが発揮される状況を想像しながら、相手に寄り添うことができること。
社会の不正や悪意を正面から捉え、強く善くあるように未来を信じ続けることができること。

こうした部分がINFJの魅力ではないでしょうか。
どんな状況でも心の炎を絶やさず、「未来を信じる力」を失わず前に進んでいける。
それがINFJの美徳だと感じています。


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