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#政治的なvlog うらばなし・コメンタリー【vol.1-3】

■政治的なvlogとは
呉樹直己のSNSとYouTubeチャンネルで公開されているvlogコンテンツ。すべて2分前後でサクッと観られる。ある種の女性向けvlogの口当たりのよさを換骨奪胎しつつ、日常生活の中にある社会的・政治的目線を可視化することを目指している。

GID科に通院して、スナイデルビューティで買い物するvlog #政治的なvlog

お風呂に入る元気がないときに500円シャンプーでさっぱりするvlog #政治的なvlog

ネイルに行って、LUSHでパレスチナ支援チャリティ石けんを買うvlog #政治的なvlog


vlogの動機や目的について、詳しくは過去記事に書いている。


■コメンタリーをやっていきます
2024年8月から投稿を始め、ハイペースで更新している。2分前後の短い動画ではあるが、制作過程では何度も撮り直したり思わぬ失敗をしたり、悲喜こもごもがある。映しているものには映すだけの意図がある。これら裏話を、コメンタリーみたいにnoteで記録していくことにした。メイキング特典DVDみたいな感覚です。YouTubeと一緒にお楽しみください。


1本目 友達と会う日のvlog #政治的なvlog


2024年8月15日投稿。記念すべき1本目。vlogをやる決心をしたのはその1、2日前で、決心してから最初の外出を早速素材にした形である。外出して友達と会って、帰りの電車の中で編集を済ませ、帰宅後即公開した。映像はフィルターなどかけておらず、ほぼ撮ったまま。タイトルグラフィックも今となっては稚拙である。
わたしは過去何年か自主映画監督をしており、Adobeソフトを用いた編集も経験があるので、今振り返ると改善点は多いが、スピード感を優先した当時の判断は間違っていなかったと思う。過去記事にも書いたように、エコーチェンバーとフィルターバブルの外に出るには、ドラスティックな身体変化を生きるべきであると考えた。わたしはブログを主にパソコンで書くが、vlogも同じようではいけない。横長・パソコン制作の文章から、縦長・スマホ制作の動画へ。自らをパラダイムシフトの只中に置かねばならない。

このころは、 「政治的なvlog」の文字はタイトルにだけ入れて、サムネイルには入れていなかった。タイトルにも、ハッシュタグではなく墨括弧【】で入れていた。現在のタイトルとサムネイルはあとから差し替えたものである。
今までわたしの文章がリーチしてこなかった人の中には、「政治的」という言葉に抵抗を覚える人もいるだろうと考えていた。しかし、山ほどいるvloggerと差別化して目を引く要素にもなり得る。迷った末、2本目からはサムネイルにも #政治的なvlog の文字を入れて、4本目からはタイトルにもハッシュタグつきで入れて、積極的にアピールしていく方針に舵を切った。

動画内容は、日本橋三越のティファニーでボーンカフの研磨サービスを受けて、友達への手土産を買って、日本橋髙島屋で友達と会って、本屋とガレット屋に寄って帰るというもの。
よく晴れた日だったため、フィルターをかけなくてもある程度綺麗な映像が撮れてよかった。やはりどんな照明よりも太陽光が一番盛れるのは、ブログの写真を撮ってきた経験からもわかる。
日本橋の美しい街並みにも助けられた。vlogをやる上で、首都圏に住んでいることは非常に大きなアドバンテージである。わたしがやろうとしているジャンルのvlogコンテンツには、都市型の消費生活の煌びやかさが欠かせない。

お会いしたのは精神科医のたまのきゅうか(本当のお客様)さん。クレキンTVの記念すべき初ゲストとなった。


たまのさんには転職活動の相談に乗っていただいた。

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ブログやSNSには適さないパーソナルなこと、大胆に踏み込んだことや逆に抽象的すぎること、まだまとまっ…

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