No.Φ

<Infinite Dendrogram> の感想

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最近の記事

空間操作と【魔術師】

 ■【アクラ・ヴァスター】 (これは、《空間希釈》と、その副次作用……真空状態! こいつ、やっぱりレドキング……【無限空間】の空間操作能力のいくつかを模倣して……!)  (『第五章 遺された希望』第三十五話 決戦兵器の意味) 「ハァ、ハァ……フラグマンの奴。劣化はあるにしてもレドキングの能力を兵器転用するとか無茶苦茶だよもう……」 (『第五章 遺された希望』第三十六話 双方向の信)  【アクラ・ヴァスター】は【無限空間】の能力特性を模倣して作られた決戦兵器だった。空間を

    • 【マーシャルⅡ】と【RW】シリーズ

       ■武装  素の【マーシャルⅡ】にスポットが当たることは少ない。<マジンギア>は出てきてもワンオフのエース機だったり、特典武具を持っていたり、そもそも見た目が機械な<エンブリオ>だったりするんだけれど、それでも【マーシャルⅡ】自体は大変普及している機体ということでいいらしい。量産機は量産機なので周辺機器も当然配備されている。  そのうち【RW】系の型式を持つ武装がたびたび登場している。どうやら同じシリーズに属するようだ。  近接武装は【SRW】で統一されている。【SRW02

      • 未知なる異邦人

         ■<マスター>の出現  デンドロはもともとティアンたちの世界だった。  IDサービス開始後、<マスター>は爆発的にその数を増やし、その存在感を大幅に増すに至った。原生人類ティアンたちにとっては大きなショックであっただろうことは想像に難くないし、反発する人物も幾人か描かれている。  しかしながら、作中の和やかな雰囲気に誤魔化されているだけで、これはもっと深刻かつ恐ろしい現象なのではないだろうか?不死の新人類の大出現は、ティアンたちにとって天変地異も同然だったはずだ。  ◆

        • テリトリー圧縮技術はどこまで行けるのか?

           ■TYPE :テリトリー系列    テリトリー系列は圧縮ができる。  これは一応(少なくともアルター内では)【女教皇】考案の技術体系らしく、現段階での使用者はかなり少ない。BBB、月影、あとはビシュマルくらいのもの。  見逃せないのは、【凍竜王】がこれに似たものを使っていることだ。 「案の定か。これはテリトリーの圧縮に近い技術だな。展開していたスキルに濃淡を作って、この空間上に置いたんだろう?」  (『ロボータの冒険』超獣・竜王・ポメラニアン 地上最悪の決戦編⑥)    

          はじめに

           ■note  このnoteは、infinite dendrogramが好きだから書き始めた。  はっきりさせておきたいのはそこんところである。Twitterに書き散らしておいても良かったんだけれど、あれは短文の集合にしかならない。  ある程度纏まった分量で、なおかつかなり仮定に仮定を重ねたものを書きたい。針小棒大、こじつけまくって書きたい。もしそれが一つくらい当たったら、面白いですよね。  ◆  現在2024年ということで、この作品が連載し始めてからは勿論だいぶ経つし

          はじめに