図太く生きる
歳を重ねるというのは、あながち悪くない。
歳を重ねると
物忘れが増える/お肌のシミ・しわが増える/お腹の脂肪が増える/白髪も増えるなど、一見するとネガティブなこともあるけどね。
一方で、ポジティブ変換して考えると
図太くなる/あきらめがつくようになる/ものごとへの執着が減る/一日いちにちを大事に生きられるようなる。とまあ、経験も重ね、ものごとの見方が変わると、こういうちょっといいことだってあるように思うのだ。
図太くなるとは、大いに結構
図太い大人にはなりたくない、と思った若者がいるとすれば、申し訳ない。図太い大人に、もしかすると迷惑をこうむったことがあるのかもしれないね。図太くなって、人様に迷惑をかけるのはよくないね。これは前提の考えだとして…。ただね、こうも思うんだけど、どうだろう。
「図太さ」とは、当の本人からしてみれば結構、生きやすさの大事なポイントなんじゃないか、とね。
私の話をしよう。もうね、ずいぶん長い間、まわりに気を遣って生きてきたなと自覚してるよ。ガマンしすぎちゃったというのかな。それって結構疲れるのよ。こんなこと言ったら、まわりになんて思われるかしら、とキョロキョロ。何をするにも他人の視線や言動が気になって。こんな風だと気疲れがすぎる。気持ちをすり減らして、他人軸で生きているから、かなしいかな自分の存在意義に対しても疑問を持つようになってくるんだよね。とほほ。
図太さは、自分軸を作るために必要な要素
年齢を重ねるごとにたくさんの経験を積み、物事を少しだけ大きな視点で見られるようになってくると、小さなことが気にならなくなってくる。
これ、図太さがにょきにょき現れ出してきた合図かもしれないね。人のことがさほど気にならなくなってきて、「人は人、自分は自分」と割り切れるようになってくる。まわりの顔色ばっかりうかがって生きるのが、なんだかバカげてくる感じ。
だから、図太さっていいなと思うわけ。これまでぐらぐらだった軸がしっかりしてくるって、いいね!
生きやすさのヒント
あらためて、図太さについてまとめてみよう。
(1)図太く生きれば、自分軸で生きられるようになるよ
(2)図太く生きるためには、そもそも自分と他人が違うことを受けいれよう
さ、今日もはりきって、図太くまいりましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。