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#16 【関西】たましい震える洗礼旅⑩ ~熊野本宮大社、大斎原(和歌山)~
こんばんは。
ineです。
関西旅日記、本日は⑩。
山伏ガイドさんにご案内いただいた旅も最終日、3日目に突入です。
では、皆さんもご一緒に、旅をするようにまいりましょう。
巡礼旅の記憶がよみがえる『熊野本宮大社』
2020年2月、熊野古道巡礼旅にて約40㎞を歩ききり、たどり着いたゴールが『熊野本宮大社』。忘れもしない思い出の地に、再び参拝することができました。あのときは、険しい山々を越え、挫折しそうになる気持ちを奮い立たせながら、ようやくたどり着いたこともあり、大号泣の末のゴールでした。旅友と二人して、ここで泣きまくったのがなつかしい。
こちらは、全国に3000あまりある熊野神社の総本宮。主祭神は、『家津美御子大神(ケツミミコノオオカミ=スサノオノミコト)』。神さま方のお名前って、ムズカシイですね。ご眷属は、3本足のヤタガラス。サッカー日本代表のエンブレムでも有名ですよね。
余談ですが、熊野とヤタガラスの結びつきを知ってから、わたしはカラスが苦手ではなくなりました。前回の巡礼旅の最後は、本物のカラスが最後の最後で出迎えてくれたんです。高い高い木の上で、カァーーカァーーーーと、まるでゴールを祝ってくれるかのように鳴き声を響かせてくれて、導きのヤタガラスなんだと心底思いましたもの。
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こうして、無事にお礼参りもできて、ほっとひと安心。熊野は、やっぱりわたしにとっては特別な地。次は、また巡礼路を歩いて、ごあいさつに伺いたいと思います。
熊野の神が舞い降りし聖地『大斎原』
先ほど参拝した『熊野本宮大社』がもともとあった場所は、『大斎原(おおゆのはら)』と呼ばれ、3つの川が合流する中州にあり、神々が降り立った聖地。いまも特別な場所とされているようです。
広大な敷地を歩くだけで、すっきりと清められる感覚があります。日本一とされる大鳥居も、圧巻。『熊野本宮大社』から歩いていける距離なので、お土産屋さんが立ち並ぶ通りを楽しみつつ、めざしてみてください。
ここで、参拝に際しての正式なルートをご紹介します。
わたしはてっきり、日本一の大鳥居の方から入るものだとばかり思っていましたが(2020年に訪れたときは、そのルートから参拝しました・汗)、正式には『熊野本宮大社』から商店が並ぶ通りを南下し、『大斎原』の西側に位置する「札の辻(ふだのつじ)」と呼ばれる鳥居が、本来の入り口なんだそう。
※『中岡酒店』の手前にあり
ガイドさんの案内で、正式ルートからの参拝ができました。ありがたいなあ。
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無事に参拝を済ませ、すぐ脇を流れる熊野川の方へ散策。森を抜けていく間も、とにかく気持ちがいいです。紅葉の季節だったこともあり、美しい自然の風景にも癒やされました。
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歩いてすぐの熊野川まで、てくてく。冷たい川に足をつけて、しばし休憩タイム。
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最後に、おまけショット。
熊野川から、大鳥居まで歩いて行く最中に、惹きつけられた巨木がありました。もちろん、木ですから生きてますけどね。その生命力がひしひしと伝わってきませんか。
寄り添い、支えながら、生きているのですね。
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大斎原一帯のエネルギーは、やはり特別ですね。
心が洗われる滞在となりました。
⑪へつづく…
文・写真/ine
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