7話 《衣を仕立てる喜び》
衣を仕立てる
なんだか特別な響きに聞こえますね
プロレベルの方から見たらここー!ってポイントいっぱいであろうが
パンを焼くときは自ら仕立てたinetokinuのリネンの服一択!
動きやすくて 何より着心地がいいです
服づくりを初めて知ったのは肩のラインや
ウエストがきついとか、ゆるいとか
丈がもう少し長いほうがいい などなど自分から細やかな要望でした
服を作ってみて改めて 人の体型は 人それぞれ違い
SML規格に収められないこと
自分サイズの服が一番気持ちいいことを知りました
ここ基準に考えると
着物って自分に合わせられてとても楽な服なんだろうなぁ!と感じています
昔の人が当たり前にしていた服づくり
それぞれの体型に合うサイズ感と
素材も色も形もお気に入りを併せ持つ衣
夫仕様に 子どもたち仕様に 自分仕様に 仕立てること
その選択があることを知ることができ なんだか感無量です
初めてみると 作りたい服が大行列
イメージが 湧く 湧く 湧く
出来上がるたび
お直し部分をたくさん見つけて
より自分仕様へ仕立てる道の発見があります
まだまだ
まだまだ
はじめの一歩だけど
製作過程で見つかるたくさん課題を超えた先の未来に心が震えます
暮らしの中で少しづつ作っていきたいものです
そんな煌めきを内包した
inetokinuの服をパンの仕込み着にして
長時間発酵熟成したパン生地は今日も元気です
暮らしと塩と薬草園