暮らしと塩と薬草園

北の国より「めぐる季節を祝い 旬を味わう 手しごと」 を心に、薬草と自然発酵の知恵で豊かに暮らすnoteです。 日本を 世界を より良くしていく人たちのお役に立てたら幸いです🌿

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最近の記事

16話 《深まる秋の手しごと 栗・葡萄》

深まる秋のお楽しみ南の山小屋で山栗拾い 紅葉 落ち葉散る頃 庭の山葡萄の収穫 マロンクリーム・渋皮煮・葡萄ジュース おいしい手しごとのあとは 山葡萄と栗の草木染め 末っ子はバッチリ葡萄の液を服に飛ばしてシミを作る ならばその服染めてみよう!からはじまる山葡萄染め 山葡萄染め今回行った手順 ① 絞った後のぶどうの皮と種を煮出し、染液を作る(沸騰させない位) ② 服をチャポンとつける(好みの色になるまで) ③ 水洗い ④ 焙煎液に30分ほどつける(染めるもの30倍の量の

    • 15話 《滋養たっぷり玄米甘酒チョコスプレッド》

      肌寒くなってくると美味しく感じるチョコレート 今日のおやつは 身体に優しく響く 玄米甘酒チョコスプレッド 作り方は簡単すぎて嬉しい混ぜるだけ 濃縮タイプの玄米甘酒とカカオパウダーをお好みの甘さに 少し寝かせて味をなじませた頃が食べごろなチョコスプレッド 凍らせてカカオパウダーを混ぜたら 生チョコのようにもなって美味 このままでも十分美味しいけど ラムレーズン・ピーナッツバター・バニラエクストラクトを 混ぜたらよりリッチな味わいに 子どもたちが自由にパンに塗っても

      • 14話 《風邪菌を感じた時の3つのセルフケア》

        秋も深まり十勝も朝晩と寒くなってきました 今日は「風邪菌きたな!」と 身体に風邪菌の侵入を感じた時に行っているセルフケア3つの方法を記します ① 薄い塩水で鼻うがい(難しい子どもはオイルを塗って鼻水を出しまくる) ② 梅肉エキスをなめる ③ 米飴生姜湯を飲む(生姜蜂蜜湯でも◎) この3つで風邪の悪化防ぐことができるセルフケア あとは身体をポカポカに温めゆっくり過ごす 塩・梅肉エキス・生姜 台所にあるものでお手当て 台所は我が家の薬局です 暮らしと塩と薬草園

        • 13話 《養生・薬草に興味を持ったきっかけ》

          そもそも養生・薬草に 興味をもったきっかけとは 子どもの頃は何か不調があると すぐ病院へ という考えの家庭で育ちました 私は その独特な匂いや雰囲気、待合室の混み具合が苦手で その時の症状以上にぐったりしてしまうことがよくありました 20代の頃、海外に長く滞在したり、各地へ旅する中で 自分の身体の事を自分でケアできる力がほしいと痛切に願ったものです そして、お産や、子どもたちとの暮らしの中で なにかあったときに 落ち着いて対応できる覚悟と知恵が欲しかった 一番厄介なの

          12話 《微生物の生命活動》 

          発酵食品という微生物の生命活動の恩恵 酵母を仕込みパン種を継ぐ このパンの種発酵により 風味豊かに滋味あふれる 消化に良いパンができあがります 酵母菌 乳酸菌 見えない菌たちの生命活動 できることは微生物が生きる環境を作ることだけ 要所で手をかけること 時間をかけて微生物たちが作ってくれます その働きを知るほどに感動し パンの謎が解けていきます こちらは塩麹生姜 切った野菜に揉み込んでカンタンお漬物に 微生物の生命活動で風味豊かに美味しくなっていく そして消化に

          12話 《微生物の生命活動》 

          11話 《北国 深まる秋の色》

          深まる秋の色 山々が深く彩り 紅葉が落ち葉となっていく 雪虫が飛び 白鳥の声 深まる秋 冬が近づいてきます 先日 久しぶりに道南の山小屋へ帰った際に 出会った秋の果物 本州でよく見かけるメジャーな果物ライン 柿、梨、イチジク、柑橘の影はなく りんご 洋梨 ぶどう プルーン これが 北国メジャーライン 十勝では越冬できないそうで柿の木を見ないけれど 伊達では街路樹で見かけたから道内産の柿は探せばあるのかな りんごは やっぱりアップルパイならぬ アップルクラッカーを焼き

          11話 《北国 深まる秋の色》

          10話 《朝陽を浴びること》

          朝起きて朝陽を浴びる 朝の太陽の光はとても気持ちがいいです 早起きするたびに、いつも当たり前にこの日の出があることに感動します ゴミ出しのあと くるっと一周ウオーキング 鳥のさえずりの中 朝日は気持ちよく 紅葉は美しい あぁ幸せだなぁ と身体中で感じる瞬間です 朝日を浴びると 幸せホルモンのセロトニンが分泌されると言われてることを体感 自然と呼吸は深くなり リラックス  生きてるといろいろありますね 日常の中 こういう時間を持つことがとても大事に感じてます 心穏

          10話 《朝陽を浴びること》

          9話 《自家培養酵母のはなし》

          シュワシュワ プクプク シュワシュワ プクプク 生きてます 暮らしと塩と薬草園🌙ツキイチパン屋の パンを膨らませているパンの種 パンの種は果物や花から自家培養した酵母液をもと作ります 目には見えないけれど空気中にあたりまえにいる酵母菌 酵母液の作り方は至って簡単 自然栽培の果物や花:水=1:3 ドライフルーツ:水=1:2 ここにスプーン一杯の酵母液(前回作ったもの)を入れると発酵が促されます 瓶に入れて毎日声をかけてふたを開けガス抜きをします プクプクシュワ

          9話 《自家培養酵母のはなし》

          8話 《秋の道草スワッグ》

          植物の秋の色は美しい 深く彩られた山や野原に気持ちが落ち着きます 北海道はひと足さきに紅葉シーズン 同時に種の季節 ふわふわの種たち集めるとこんなに可愛らしいスワッグになりました 形 色 それぞれの存在感が放つ美しさに感動の秋です 暮らしと塩と薬草園

          8話 《秋の道草スワッグ》

          7話 《衣を仕立てる喜び》

          衣を仕立てる なんだか特別な響きに聞こえますね プロレベルの方から見たらここー!ってポイントいっぱいであろうが パンを焼くときは自ら仕立てたinetokinuのリネンの服一択! 動きやすくて 何より着心地がいいです 服づくりを初めて知ったのは肩のラインや  ウエストがきついとか、ゆるいとか 丈がもう少し長いほうがいい などなど自分から細やかな要望でした 服を作ってみて改めて 人の体型は 人それぞれ違い SML規格に収められないこと 自分サイズの服が一番気持ちいいことを知

          7話 《衣を仕立てる喜び》

          6話 《ないからこそ生み出されるパワフルさ》

          ないからこそ 生み出される パワフルさ 探してもない 都会暮らしのままだったら、素敵なお店を探し続けていたと思います 私が暮らすこの地で ウールやリネンの洋服を手に入れることは 遠くで開かれる展示会か 小さなお店の一角で出会うか… 子ども服ともなれば皆無に等しいのです なかなか 見つけることができないからこそ 自分で作れるようになりたい!熱がどんどん上がっていきました 7年前 娘が産まれた頃 強く願った ”衣への想い” 2022年末よりついに始動 いざ、縫い始め

          6話 《ないからこそ生み出されるパワフルさ》

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          5話 《山葡萄葡萄酵母のパンができるまで》

          5話 《山葡萄葡萄酵母のパンができるまで》

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          4話 《パン焼きから生まれた玄米味噌》 

          「昔ながらの味噌が食べてみたい!」 まんまるのツルカメ玄米味噌が生まれたきっかけとなったのは 果実に生きる酵母菌を培養するパン焼き から パンは 実に シンプルで 粉 塩 酵母 水 必要な素材はこの4つだけ こ これだけで 美味しいパンが作れるなんて! と。 初めて作った時 目玉が飛び出るほど驚いたもの 太陽の光 月や星、水の巡り たくさんの微生物の生きる土 想いのある作り手の温度が合わさる 生命力に満ちた素材 自然に生きる菌は  ただただ 自然の営み 己の生命活動

          4話 《パン焼きから生まれた玄米味噌》 

          3話 《そもそも 地球の緑は薬草園》

          地球の緑は薬草たちでできているんじゃないか! と思うほど 南の山の麓の場所も 十勝の小さな森の場所も 既に自生している植物が 薬効のある薬草で溢れています おしゃれな色合いや形に魅了され 知る程に、自然の懐の広さに感動が溢れます 果樹 野菜 ハーブ いろいろ植えて ぜんぶひっくるめて薬草園 20代の頃、庭は薬箱という考え方に出会い 目の合う植物が今必要なものだと 自分の半径○mに必要な物が全部あると その考え方に共感し暮らしの中で少しずつ実践中 12年住んだ十勝の

          3話 《そもそも 地球の緑は薬草園》

          2話 《パン焼きのハードルが下がる考え方》

          パン焼きって難しそう? 私も自分で焼いてみるまではそう思ってました お菓子作りよりハードルが高く感じていました でも、そもそもパンて。。。と考えていくと あれ?!できるかもしれないと思えたんです 「パン」 それは 今も昔も 人々が生きるために 命を繋ぐ糧に作っている食べもの 小麦が主食の人々にとっては 私たちが日々ご飯を炊くように作っているもの 昔の人にとっては パンを焼くことは日常であり 暮らしの一部 そう考えると誰にでもできそうです そんなある日たまたま出会

          2話 《パン焼きのハードルが下がる考え方》

          1話 《塩との出会い》

          塩 当たり前に暮らしの中にある塩 エジプトの砂漠の中で出会った塩が 人生で初めて塩を意識するきっかけとなりました 2009年 夏 エジプトのシーワオアシスに滞在中 鉱泉への散歩道で出会った白い大地 それは自然の塩湖でした 塩の発見に喜ぶ夫の横で おそるおそる地面の白いものを舐めてみたら それは、まさに塩! これまで塩はお店で 買うものだったので 地面にある(正確には塩湖)塩に、砂混じりの塩に 当時の私はものすごく抵抗がありました でもね、エジプトの後、インドからネ

          1話 《塩との出会い》