小動物なAさん その4
次回の県外動物園デートに向けて、友人に夜景の見えるとこ、ご飯スポットなどを調べてデートプランを立てているとAさんからLINEが
すみません、両親から遠いところは行かないようにと言われたので近場のところでもいいですか?
まぁ仕方ないか、とおもいつつ近場で提案してくれたところは割かし土地勘のあるところでした。
近いので運転で疲れることが100%無く、地図をあまりみなくても大丈夫だったので逆に県外ではなくてよかったと思います。
今回のデートプランは、
最寄り駅まで迎えに行く→ご飯→動物園→展望台で夜景→最寄り駅まで送る
でした。
3回目ということもあり、告白すべきなのか?どんなセリフで告白したらいいんだろうか?場所は?手をつなぐべきなのか?キスは?
など色々考えてしまい、周りの人にもかなり相談しました。
AさんはLINEを交換してからマッチングアプリにはあまりログインしている様子もなく、2回目に会ったときも、自分以外会っていない(真偽不明)アプリはほとんどしていないと言っていたのもあり、これ以上あいまいな関係は相手にも悪いし自分にも良くないと思い、告白することにしました。
正直自分ももうAさんのこと以外考えられなく、仕事中も集中できないほどでした。(まぁ普段から仕事は適当だけど)
あまりの緊張に、前日の夜お腹が痛くなり寝れなくなったり、当日会社に行く時間より早く起きてしまったりと、もう心拍数は上がりっぱなしでした。
今回は2回目のデートと同じ場所で待ち合わせだったので15分前には近場に着いて待機していました。
その時には心臓がもうバックバクで明らかに挙動不審だったと思います。
相手から到着のラインが来て、心を落ち着かせるために深呼吸して待ち合わせ場所まで車を進めました。