シェア
稲
2022年2月12日 05:30
気づけばそのまま起き続けていた。最後に時計を見たのは家族が寝静まった後に食べた夜飯を電子レンジで温め直している時、確か23時過ぎ。週に4,5回の労働がある。労働の後は誰しも分かっている通り絶対にすぐさま寝た方が何にとっても良いと決まっている。だがしかし目の前のタブレットとペンが自身の睡眠欲を叩き潰し刺し通してしまう。睡眠欲は目前で狼狽えた。弁解をしようとして再び反撃に合う。「何故、こん