ジャック・アマノの“アメリカ NOW” 自己検疫終了! 今日現在のアメリカの物価は?
自己検疫が終わった。
長かったけど、何事も起こらずに終わってホッとしてる。
アメリカの使い捨てマスクは4枚で6ドル99=1枚が187円だから、けっこう高い。左の使い捨てのグロープは50枚で2ドル99(タイトル写真)
アメリカCDD指定の検温表。自己検疫期間中、体調はずーっと快調で、体温の変化は14日間ほとんどなかった
15日間滞在したエリアに別れを告げるため、ローカルのハンバーガー・ショップでランチをすることに。メニューの一番上に書かれているのだから店がイチバンの売りにしているんであろう……と”ルークス・ホームメイド・イタリアン•ビーフ”をオーダーし、チーズも入れてもらった。ドリンクつきで9ドル77。ポテトは頼まず。
食料品買い出しに出かけるたびに見ていた店。滞在最後の日、やっとトライすることになった
受け取ってビックリ! のサイズだった。肉の量が凄い。6ドル以上もするわけだ。ポテトをオーダーしなかったのは正解。
しかし、野菜っゼロなのね。そこも自分で頼まないといけなかったんだろう。でも、あったとしてオニオンとマッシュルームぐらいか。
このメニューはフランス・パンに挟まってるビーフってとこに興味を持ったけど、これのどこがフランス・パンなの?
となった。パンがフニャフニャ。バゲットみたいのを勝手に想像、期待してたけど見事に外れた。イタリアン名乗っててフランス・パンてとこに疑問を持つべきだった。
店の一押しであろうホームメイド・イタリアン•ビーフ・サンドウィッチだったが・・・
ガブッとかぶりついた直後に、思わず笑った。薄切り肉の味付け、吉野家の牛丼にかなり似てたから。食べ進めるとスパイシーな味付けであることもわかったけど。くどいけど、元々柔らかなフランス・パンが肉汁を吸ってさらにグシュグシュになってるのは……あまり好みに合わなかった。チーズはモッツッレラだった。
6ドル台は高過ぎ。肉を半分にして、パンもトーストして4ドル以下にして欲しかった。
日本でも人気のマクドナルド。アメリカでもナンバー・ワンのはず。
彼らの値段をチェックすると、ビッグマックは3ドル99。1ドル107円で計算すると、日本の方が少し安いぐらいだ(=390円)。意外。
ビーフ・パティ2枚じゃなく、2.5枚分の大きいの1枚のクォーター・パウンダーっていう、大昔に日本でも売ってたバーガーはチーズ2枚入りで3ドル79。ビック・マックよりお得感があるね。
ところが、フィレ・オ・フィシュはアメリカで3ドル79もしてる。日本より断然高い。その理由が低人気にあるのか、魚の仕入れ値が肉より高いのかは不明。個人的な感想だけど、アメリカのフィッシュ・オ・フィッシュは少し生臭い。高価格なのに。
ファスト・フードの店は24時間オープンが多く、ドライヴ・スルーは便利。でも、夜や早朝の利用にはみなさん、十分に気をつけてくださいね。
ちなみに、食肉の値段そのものはと言うと、日本の場合、激安で有名なコストコで100グラム638円ぐらい(ネットで調べました)のところ、シカゴ郊外の”それなりに高級なスーパー”では100グラム424円ちょっとだった
イリノイ州のBPのガス・ステーション。2.05という数字を見て入ったが、それは洗車をした人用価格。ガソリン給油だけだと2ドル25.99セント
次にガソリンの値段。アメリアだと州によって違う……というか、街だか郡によっても違ってる。今回、シカゴの田舎町では1USガロン=2ドル25ぐらいしてたけど、3時間ほど走ってウィスコンシン州のホテルのある出口でフリーウェイを降りたら、ガソリン価格、珍しいことにほぼ同じだった。
ウィスコンシン州のシトゴー。2ドル24.9セントとシカゴより1セント安いだけ。フリーウェイからすぐっていう立地の良さで高めの値段設定をしているのかも
最近の東京だと、会員価格とかでレギュラーが120円ぐらい? アメリカはそのほぼ半額の63.5円ほど。1USガロンは3.79リッターなので。
最後に新聞。ガス・ステーションやドラッグストアで売っているバージョン(宅配の値段は幾らか不明)を見ると、全国紙のUSAトゥデイが2ドル(=約214円)で、ウォール・ストリート・ジャナルはその倍の4ドル!
ローカル・ペーパーのシカゴ・トゥリビューンは2ドル50セントだった。
以上 7月9日 第10回終了
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