マガジンのカバー画像

ジャック・アマノのアメリカ NOW

46
運営しているクリエイター

#アメリカ

ジャック・アマノのアメリカNOW フルサイズSUV、GMCの ユーコン・デナリを満喫

ジャック・アマノのアメリカNOW フルサイズSUV、GMCの ユーコン・デナリを満喫

2022 年のインディーカーのシーズンも、すでに折り返し点を過ぎました。アメリカの新型コロナの感染状況もひとまず落ち着き、他のプロスポーツ同様に、インディーカーも新型コロナ感染症が蔓延する以前の状況を取り戻しています。現在、ジャック・アマノは7月第1週の第9戦ミッド・オハイオから8月第1週の第14戦ナッシュビルまでの6週間6戦の取材の真っ最中。ハードなスケジュールのなかで、ひさしぶりの投稿です。

もっとみる
ジャック・アマノの“アメリカNOW”3回も見に行っちゃいましたよ、グランド・プリズマティック・スプリング

ジャック・アマノの“アメリカNOW”3回も見に行っちゃいましたよ、グランド・プリズマティック・スプリング

 イエロー・ストーン国立公園で“必見”のグランド・プリズマティック・スプリング。。無風か、風向きが前日と違うことを祈って2日目にも行ってみた。

これが二日目。日によって発色が変わったりするんだろうか? 前日より黄色がよく見えた気がした

アイダホ州アイダホ・フォールズに宿泊し、予定外のユタ行きを行なった後にイエロー・ストーンに戻って、また極彩色の泉へ。3回目の訪問は正午頃で、太陽光の感じは一番良

もっとみる
ジャック・アマノの “アメリカNOW"
イエローストーン国立公園の東にあるコウディーという街

ジャック・アマノの “アメリカNOW" イエローストーン国立公園の東にあるコウディーという街

 景色が楽しめないから夜は走らない。そう決めているツアーだが、イエロー・ストーン国立公園内が混んでいたのと、泊まり先のコウディーって街が思ってたより随分と遠かったので、到着が夜になった。

イエロー・ストーン国立公園へのアクセスは、コーディから。つまりは東側からが最も景色が綺麗かも。こんなダイナミックな景色の中、川沿いをグイグイ上がって行く

 町の入り口にはロデオ用スタジアムがあった。ビッグ・イ

もっとみる
ジャック・アマノの“アメリカ NOW” イエローストーンといえば……グランド・プリズマティック・スプリング

ジャック・アマノの“アメリカ NOW” イエローストーンといえば……グランド・プリズマティック・スプリング

 セイント・ルイス近郊ながらイリノイ州の街を出発したのが月曜日。ミズーリ&カンザス州を突っ切って、ネブラスカ州リンカーンで1泊目。2日目にワイオミング州に入って北上し、キャスパーという高地で2泊目。3日目にして目的地のイエロー・ストーン国立公園に行き着くことができた……のだが、この日の行程が思ったより長かった。

インターステーツ25号線でワイオミング州ブラット郡のチャグウォーターという村に入る。

もっとみる
ジャック・アマノの“アメリカNOW”インディー500ウィナーズ・リング

ジャック・アマノの“アメリカNOW”インディー500ウィナーズ・リング

 インディー500の勝者には、その証として指輪が贈られる。いかにもアメリカンなビッグ・リングだ。

 佐藤琢磨が走るチームのオーナー、ボビー・レイホール(67歳)はインディカーのシリーズ・チャンピオンに3回輝き、1986年にインディー500での優勝も記録している。歴史にしっかりと名を刻んだドライヴァーだ。眼鏡をかけた知的なルックスで、クレヴァーなドライヴァーでもあったが、闘志溢れる走りを見せること

もっとみる
ジャック・アマノの“アメリカ NOW” 三種のスパムを試食してみた

ジャック・アマノの“アメリカ NOW” 三種のスパムを試食してみた

ミュージアムに行っていろいろ知ったスパム、スーパーで買ってみた。1缶3ドル29セントだった。
 ホテルのキッチンで焼いて、ハワイ名物のスパムむすびを作った。実はミュージアムのギフトショップでそれ専用の”型抜き”みたいの、9ドルと高かったが買ってたから、早く使ってみたいと思ってた。

インディアナポリスのクローガーズってスーパーで見つけたスパム・クラシック、スパム・レス・ソディウム、スパム・ライトは

もっとみる
ジャック・アマノの“アメリカNOW” 世界最大のレース、インディー500の予選で三代目レーサーと日本人ドライバーが活躍

ジャック・アマノの“アメリカNOW” 世界最大のレース、インディー500の予選で三代目レーサーと日本人ドライバーが活躍

 サウス&ノース・ダコタなど、未踏のワイルド・ウェストへの旅を終え、インディアナ州インディアナポリスに長期滞在している。1911年に始まって、2回の世界大戦中以外はずっと同じサーキットで開催され続けているレース、インディアナポリス500マイル(通称インディー500)を取材するためだ。

インディー500予選で1位から3位に入った選手の記念撮影。左がポールポジション(予選1位)のマルコ・アンドレッテ

もっとみる
ジャック・アマノの“アメリカNOW” 
感染者数が500万人を突破したアメリカ
テキサス、フロリダなどの感染数減少傾向は本物?

ジャック・アマノの“アメリカNOW”  感染者数が500万人を突破したアメリカ テキサス、フロリダなどの感染数減少傾向は本物?

 アメリカの感染者数が500万人を超えたね。フロリダやテキサス、ミシシッピなどの感染爆発州では、さすがの強面・共和党・州知事たちも対策を講じていて、数字は落ち着く方向に向かいつつあるのかも。……と思ったら、ノース・ダコタなどで感染者が急増している一部地域があったりと、まだまだアメリカが平和になるのには長い時間が必要な感じだ。私の今いるインディアナ州は、学校の始まったその日に1人の生徒に感染発覚があ

もっとみる
ジャック・アマノの“アメリカNOW” ワイルド・ウエストの旅 その3  近頃話題のサウス・ダコタ

ジャック・アマノの“アメリカNOW” ワイルド・ウエストの旅 その3  近頃話題のサウス・ダコタ

 世界的パンデミックになって3月のインディーカー・レース開幕戦が延期になり、その後のレースもバタバタとキャンセルされ、仕事=レース取材の再開は6月末にまでズレ込んだ。日本に戻って情報を集め、取材計画を立てると、今回の渡米は6〜7月に行ったきりで4ヶ月は日本に戻れない……との結論になった。そして、レースは毎週あるワケじゃないので、インターヴァルに何をするか、どこに行くかを考えねばならなくなった。パン

もっとみる
ジャック・アマノの“アメリカ NOW”   ワイルド・ウエストの旅 その2 バッドランズ国立公園の威容

ジャック・アマノの“アメリカ NOW”   ワイルド・ウエストの旅 その2 バッドランズ国立公園の威容

   サウス・ダコタ州最大都市のスー・フォールズから西へ。この日の目的地はミズーリ・リヴァーを超えてさらに進んだ先の国立公園。その名も”バッドランズ”=Badlands。

バッドランズ国立公園の中から、東を向いて撮影。茶色い荒地の向こうに緑の地平線が見える(タイトル写真)

 インターステイト90沿いはずーっと畑だった。3時間以上、そういう景色が左右に広がり、目の前は地平線だった。それが乾燥した

もっとみる
ジャック・アマノの“アメリカ NOW”   ワイルド・ウェストの旅その1 未踏のサウス・ダコタへ

ジャック・アマノの“アメリカ NOW”   ワイルド・ウェストの旅その1 未踏のサウス・ダコタへ

 アメリカ50州で行ったことがないのはアイダホ、モンタナ、ユタ、ワイオミング、ノース・ダコタ、サウス・ダコタ、ネブラスカ、アラスカ、デラウェアの9州。それらの州では私の仕事の対象になるレースが開催されない。50州全部を訪れるには、「ちょっとした暇が必要」と思っていた。でも、その暇がずっとなかった。
 それが……突然できちゃった、パンデミックで。飛行機に乗りたくない、飛行場にすら行きたくない状況下で

もっとみる
ジャック・アマノの“アメリカ NOW"
週末は突然のキャンプ

ジャック・アマノの“アメリカ NOW" 週末は突然のキャンプ

 世の中、何が起こるかわからない。ワイルド・ウェスト一人旅のはずが、仕事の都合でミネアポリスに逆戻り。するとイタリア系アルゼンチン人(=アメリカ在住30年)の”ホスト・ファミリー”が、「週末はキャンプだ!」と突然思い立った。「家族旅行に私はお邪魔でしょう」とやんわり断ったけれど聞き入れられず。すでにラテン・アメリカンのおもてなし心が轟々と燃え盛っていた。急過ぎてキャンプ場の予約が取れず、行く先が決

もっとみる
ジャック・アマノの“アメリカ NOW"
ミネソタのスパム・ミュージアム

ジャック・アマノの“アメリカ NOW" ミネソタのスパム・ミュージアム

 インターステイト35を走ってて、ちょっと色褪せた”スパム・ミュージアム”という看板を発見。直交するインターステイト90を東に20マイルほど行ったところにあるというので、足を伸ばしてみた。

2016年にオープンしたばかり。この場所の前に2カ所で会社の歴史などの展示はしていたらしい(タイトル写真)

 調理済み肉の缶詰=スパムって日本でも売っているし、「好きにして、好きにして……」って缶詰のぬいぐ

もっとみる
ジャック・アマノの“アメリカ NOW"空前のパンデミックでRVブームが到来

ジャック・アマノの“アメリカ NOW"空前のパンデミックでRVブームが到来

 ついにアメリカのコロナ・ウィルスによる死者は15万人を超えた。それなのに大統領、“マスクはCOVID-19に対して効果がない”とか、“ハイドロキシ・クロロキン(マラリア薬)が実は効果絶大”とかの誤情報を発信。「そんなもの効かないし、飲んだら死ぬ可能性も!」と政府機関が国民に訴え、ソーシャル・メディアは“インチキ情報”として掲載を拒否。この3年半、彼には何度も呆れて驚く体験をさせられてきたが、パン

もっとみる