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構え!撃て!狙え!が挑戦の極意

 つい狙ってしまっていました…
 理想は大事ですがそこにこだわりすぎて何もしないままよりは、一歩でも前に進んでみると色々面白い、というお話しです。

初心者だもの

 物事を始めたての時は、誰でも間違いなく「初心者」からのスタートです。
 当たり前ですが、ここをシンプルに自覚して、その一歩を軽やかに踏み出してしまえれば、その後の歩みがスムーズになるように実感しています。

 初心者ですからねぇ…どんなに狙ったとしても狙い通りに撃てるような訓練を積めていないのです。
 狙い通りに撃てると思う方がおこがましいのかもしれません。

 一旦構えて、とりあえず撃ってみる。
 私にとってのその試みは、この一冊を出版することでした。

 ずっと十分に伝える機会を持てないでいた事を、まずは書籍にしたい。
 その一心で執筆し、出版手続きを行ってみました。

やってみて初めて分かった事

 文章って意外と思っている通りに書けないというか、自分の語彙力と文章を組み立てる力、つまり筆力に割と早い段階で「限界」を感じました。
 接続詞を自然に使えていなかったり、無駄に説明しすぎてくどくなっていたり、逆に説明が少なすぎて突拍子のない文脈になっていたり、文末に「だった。」が延々と続いて、単調になっていたり…

 なるほど、これはやってみて初めて認識できる「自分の足りないところ」でした。
 次回作で抑えていきたいポイントが、多少具体的になった感じです。

 それから、今回は「横書き」設定で出版したのですが、想像以上に評判が悪かったのも、やってみて初めて分かった事でした。

 実は、私が読んできたさまざまなジャンルの専門書やレポートは横書きのものが多かったし、翻訳物のビジネス書も横書きが多いので、あまり深く考えずに横書き設定にしました。
 書いている内容が、完全な専門書よりはエッセイのような軽さのあるものだったので、縦書きにしようかどうか少しだけ迷い、数字で説明する必要のあるものがあったために、その部分が縦書きになると伝わりにくいなと感じて、最終的に(割と軽い気持ちで)横書きを選んでいました。

 ですが、やっぱり読者さんの多くからは縦書き希望のお声が多く寄せられました。
 今ではオンラインの横書き発信が日常に自然と組み込まれていると思うのですが、「書籍」となると縦書きが今でも親しみを持たれるのだと、感覚的に伝わりました。
 今後、レポートやレシピのようなものは横書きで、そうでないものは縦書きにしようと思っています。

 でもこれは、失敗じゃない。
 やってみてわかった事だから、次に改めれば良い。だけのこと。
 一歩踏み出したから、次の一歩の踏み出し方がイメージできた。
 そういう感覚でいます。

構え!撃て!狙え!

 でも、ただ闇雲にあれこれし続けるのでは、大事なことに気づけないままになりかねない…
 撃った後、次に狙いたいところへ撃ち込むための作戦を少しずつ練って、また撃って、また練って…そうやって、精度を上げて行く事が大事なのだという事も、感覚としてよく分かります。
 そして、それを続けて行くのに、初期段階で優れた師匠と出会うことは非常に重要な意味を持ちます。

 素人が一人であれこれ考えを巡らし、少しずつでも積み重ねて行くことは、決して悪い事じゃない。
 けれど、もし、チャンスがあって素敵な師匠と出会う事ができたなら、自分一人では10年かからなければ気づけなかったことを、ほんの5分で指摘していただけることがあります。

 構えて、撃って、次に狙いたいところへ弾を飛ばすにはどうしたら良いのか。
 経験を積んだ人なら、その弾筋をある程度想定して、どのような準備が必要かイメージできたりします。

 楽器の練習やスポーツのトレーニングで、そのような体験をされている方は大勢いらっしゃる事でしょう。
 自分では思いもよらない練習方法を教えていただいたり、フォームを直していただいたり。
 狙いを定める時、多くの気づきがもたらされる先人のアドバイスは、本当に貴重です。

今を変えるから、未来が変わる

 私たちは、何となくいつも通りの毎日を過ごすことは楽だし簡単なことを知っています。
 理想が無い訳では無いけれど、それを叶えるためにどんな日々を送れば良いのかイメージできないでいる事が、今を変えられない大きな理由の一つだと思います。

 イメージできないことは、先に挑戦した人たちの話を聞いたり様子を伺ったりして、「イメージできること」に変える。そうすると、その先の行動をスムーズに起こすことができます。
 考えすぎて何もしないより、少しだけ気持ちの準備をして一歩踏み出す事で、確実に未来が変わっていく。。。
 出版業界にいた訳でもない私が、6ヶ月の電子書籍出版セミナー受講期間中に自分の電子書籍をAmazonで販売でき、出版社も立ち上げる事ができました。
 これは、何を置いても「電子書籍出版」という世界を知っている方々が教えてくださったからこそでした。

 半年前の私に言える事があるとすれば、
「とにかく心を開いて、たくさんの人の話を聞いて、楽しんで……」
 貴重で濃密な6ヶ月にとても満足しています。
 
 もしあなたが自分で出版社を立ち上げたり、本を出版することにご興味がおありならぜひ、今日まで公開中の無料セミナーをご覧になってみてください。
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 半年って、何となく過ごしているとあっという間に過ぎてしまうのに、集中して何かに取り組めば、想像もしなかった成果につなげる事もできる。
 少し考えれば分かりそうな事ですが、やっぱり体感するのが1番理解が深まるなと感じています。
 この感覚を共有できる仲間たちが、この講座にはたくさん集まってきます。
 そして新しい仲間が増えることも、とても楽しみにしています。
 「いつか」踏み出そうと思っていた一歩があるなら、ぜひ「今」そうしてみてください。

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