<お片づけ>3(色数、眠り、判断の速度)
暮れから諸々動き出し、年明けからはレジリエンスを試されつづけ、目下睡眠時間を確保すべくお片づけはすっかりおろそかになっていた。あまりに外的要因が重なったので、3ヶ月としていた目標期間は延ばすことに(いいんです、無理してよかったと思うことは年々減る一方なので)。
<色数>
・ものの数が落ち着いてくると、クロゼットや抽斗にちらばる色が目につき、片付けのペースが落ちた。色数を絞らないと、視界のざわめきは落ち着きそうにない。3つになら絞れるかな、というマインドに変わるまで数ヶ月。そしてすきなものや色は、あらためて見渡してみるともう手元にある。
・濃い緑や深い藍、こっくりした葡萄色が昔からすきで秋を待ち遠しく身につけるわけだが、春に向かって気持ちが軽くなると合わなくなる。うつろいは自然であるが、季節に添う色をじぶんで持ち(管理し)、纏うことがいささか手間に感じられてきたので、これからはいよいよシーズンを問わず長く着られる色味になりそう。春のきもちは自分の表情や動きで表現すればよい(季節の色を着るひとを眺めるのは心うれしい。我でなくてよし、というだけ)。
<眠り>
夜は、22時までに寝る。朝起きられないのは、夜寝ないから。
同じ時間に床に就くと、リズムよく目覚められる。21時半に寝て5時に起きると、朝にきもちよく動けることを発見した。
<判断の速度>
ものや機会の要・不要を日々意識していると、判断速度も上がったように思う。日延べしたり寝かせてよかった、というものもあるけれど、こと日常を回していく事柄に関しては延ばし延ばしにしてよいことは多くない。
<その他>
・驚くことに快腸も続いている。調子がよいと、宇宙に応援されている実感がある。迷わずおゆきなさい、しっかりおやんなさいと後押しされているようでとても力が湧き、安心もする。発酵食を十分に摂れていない今、精神の充実のおかげだろう(心が安定して、日々愛情を感じ、広げている)。
・ものを持ち続けることと、大切にすることとは異なる。
日常的に用いていない、愛情をかけていないものは、もう私のもとでの役目は終えている。ものに意味づけをするのは自分。手放せないのは、思い出かもしれない。
変化を愉しみ、お片づけをすすめていきたい。
参考:草彅剛「僕は凡人。だから、かっこよくあるためには“元気”じゃないと」https://www.asahi.com/and/article/20230118/423483482/