自発性 ”The Duchess”
18世紀後半の英国 Duke of Devonshireに嫁いだ 麗しきGeorgiana
我をはっきりと持った芯 紅茶のEarl Greyの所以 ピンクのドレスが翻る
散りばめられた輝き 衣装 建物の装飾に溜息 華麗に友の間を舞って
おんなであることを 哀しく思う瞬間は誰にもあってほしくない
木霊する悲痛な叫び 手立ての無さに 思わず目を背けずにはおれない
虚ろなまなこ 震える体に差し伸べられる手はなく どうしようもない絶望
胸が張り裂ける理不尽さは終わりにしたい 闘いは世界中でいまも尚
許される筈のない事々を たやすく捻じ曲げてゆく性別と地位
暴挙が罷り通った時代 形骸化した結婚を盾に 救いようのない愚かしさを
親友を交えた共同生活 育て上げるための選択 壊れた友情は戻り得るか
自発的に進み続けた勇敢さ 納得してもしなくても 前を向き続けて
わたしたちはわたしたち自身を たゆまず練り上げる 今日のよき日に
”The Duchess(ある公爵夫人の生涯)”(’08・UK, US)
Dominic Cooperの輝き Charlotte Rampling デヴォンシャー公(貴族の最高位)
階級社会であったことが、ひしひしと。歴史ものは英語音声だけではついていけなくなる場面多々。英国の歴史、社会制度に通じたなら
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Erat, est, fuit
あった、ある、あるであろう....🌛