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<オハヨーOhio記 5> 初雪、book outlet

1. 雪シーズンとサプリ
2. Mazza Conference
3. ランチ場所

1. 雪シーズン
 昨日初雪。帰ろうと車に乗り込むと、フロントにも積もっていた。とりあえずワイパーを動かしてみると、雪のラインが残り余計に見づらい。夕方上がりでよかったけれど、夜間はほんとうに大変そう。
 今日も最高気温は4度。歩く間にもちらちらと舞う雪。空気ががらっと変わって顔や耳も凍る。冬ぼうしがほしい。外に出てしまえば平気だけど、やっぱりふゆだなぁ。部屋が冷え冷えとしているので煮炊きしよう。お豆さんを炊きたかったが小豆がない。しかたないので初めて買ってみたたまご。お米さんも炊いていたら、炊飯器の向きにより窓が曇っていく。”霧の向こうのふしぎな町”の世界が立ち上がり興奮。

 人々が先週のあたたかさを”ボーナス!”と言っていたのが沁みる。これからは曇りがちで、日照時間の現象によりビタミンDが不足するという。赤道付近の国から来た人は特にサプリを摂るよう勧められる。冬場は栄養が偏りがちになるとすぐに身体に現れるよう。おひさまを欲する数ヶ月の始まり。

2. Mazza Conference
 ミュージアム・ギフトショップのカンファレンス割引に加え、1bag $25のMazza outlet部屋が出現!夜に行われていた秘密の会場設営はこのためだった。
 サンクスギビングやクリスマスを控え、プレゼントを選ぶ姿が多く見られた(スタッフも自身のセレクトに熱が入る)。ギフトショップで販売していた絵本や雑貨、寄贈本、学校図書室などから集まった新品〜中古まで状態様々の、薄い冊子タイプやハードカバーの絵本が山と積まれている(お気に入りの一冊はハードカバーで持ちたいという声が多い)。本の間を歩くだけでしあわせがあふれ出し、素敵なムードが充満している。
 おなかを押すと、流れる音楽に合わせて踊るクマのぬいぐるみ(5ドル、電池なしのお人形は2ドル)。笑い上戸なElmoのぬいぐるみは、どったんばったん動く様子もおもしろく場を沸かせる。数年前にあったというブームに納得。絵本とぬいぐるみのセットも8ドルとお手頃(『どろんこハリー』など)。驚きの取揃えに慌てて友人に連絡すると、本好きなお嬢さんの学校帰りに来てくれた。
 絵本を手に取ってほしい我々の意思とは裏腹に、ダンシングくまさんのぬいぐるみに釘付けとなり、ボタンを押してはクリスマスソングを流しつつ一冊をじっくり読み通した7歳子。学校図書室で読んだという絵本もちょこちょこあったよう。
 私も1袋に宝物のような17冊を詰め、登壇したイラストレーターから直筆サインをいただいた2冊も本棚に加わった(最も気になっていた絵本は仕入れ量が少なく、今回は見送り)。
 本は手から手へ渡されてゆく。

3. ランチ場所
 都会から来られたお客さまを昼食に案内することに。はるばるFindlayまで来られるので、地場のおいしいレストランや食堂へと思っていたが、希望は何と学食。野菜の鮮度や調理からの経過時間、味を思うとなして、と愕然とするが、アメリカの方からするとビュッフェ式であることの優先度が高い様子(サラダバー、ドリンクバー、メインやサブのおかずを各ステーションで選び、アイスやクッキーなどデザート、りんご、オレンジ、バナナなども少しある)。名物や味、雰囲気より複数の選択肢から自分で選ぶことが重要なよう。スタバのマシンがあることも決め手だったか(のちに他州でとてもゴージャスでお手頃な学食でランチする機会があった。学校によりけり)。
(写真:アドベントカレンダー チョコレートが入っている この日はエンジェル クリスマスまでひとつずつ窓を開けて膨らむ楽しみ)

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芹沢 沓胡
Erat, est, fuit あった、ある、あるであろう....🌛