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《兵庫・神戸市》六甲にある天穂日命の古代祭場とストーンサークル、そしてUFO?
兵庫・六甲カンツリーハウス内に在る「天穂日命の古代祭場」。
こちらでも祈り(歌と音)を奉納させてもらいました✨太陽光が神籬(ヒモロギ=神と交信するための依代)にちょうど差し込んできて、妙に美しかった。
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由緒書にはこのように書かれています。
この優しくも気高い巨石は、遥かなる大昔、六甲山に天隆りされた天穂日命(天孫ニニギの命の叔父)をお祭りした磐座で、神籬(ヒモロギ)と呼ばれています。
ヒモロギとは、木材を使って神社を建築しなかった大昔に、巨大な石を持って築いた古代祭場のことで、外国ではメンヒルと呼ばれています。ヒモロギの周辺には、磐境(イワサカ)と呼ばれる巨石が垣根のように敷かれ、中にはストーンサークルや亀や蛙など神に仕えた動物を形取ったものもあります。英国のストーンヘンジやフランスのカルナック列石などは有名です。
古事記によりますと、天穂日命は、天照大神の第二皇子で、他の兄弟神と共にニニギの尊に先立って地上に下られ、地の神である大国主命と力を合わせて、人類誕生のための準備をされた神です。ホは心の穂、ヒは生命の意味で、地上の平和を願う天照大神の心の穂を咲かせて、人間の生命の穂を咲かせる神という言霊(意味)です。現在では、学問の神として崇められ、全国の天神様や天満宮に祀られていますが、その元宮が、このヒモロギなのです。
古代人の偉業を讃えるとともに、古代人に習って天地の恵みに感謝し、地球の安全と平和祈願しましょう。またこの周辺にある石はどれも皆、祭場の一部として遠くから運ばれてきたものです。そのようなものとして大切にいたしましょう。
六甲山・甲山周辺の古代遺跡保存会
天穂日(あめのほひ)命さんとは、天照大神と素戔嗚命の誓約(うけい)の際に生まれた男神で、出雲国造、そして土師(ほじ/はじ)氏の祖神と言われています。ちなみに、国造(くにのみやつこ)とは、地方を治める官職のこと。「出雲の豪族」と言える人神さんですね。
そう聞くと出雲神と認識したくなるのですが、どうやら諸説あるようでして、ちょっと調べが必要です。
高天原(天上)から葦原中国(大国主の治める国)に派遣された使者だということは、記紀と出雲国造神賀詞どちらにも同じように記されているよう。
しかし、意外だったのですが、出雲ってなかなか複雑な事情があったみたいでして。国譲り後の中央政権(大和)や出雲・熊野大社との板挟み。そして、出雲国の中心部が東→西に移動したことによって生まれた権力の移り変わりなどですね。
天穂日命さんをもっと詳しく知るには、そんな当時の出雲国の事情も絡んでくるようだな…と推測。
ま、ただ個人的に、出雲に行く前の兵庫・聖地巡礼で、出雲と繋がり深い神・天穂日命さんに出逢えたのは嬉しかった🤗
下の写真は、この古代祭場のすぐ側にあるストーンサークル。そして、UFOのような形をした謎の金属物体w。
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ストーンサークルでも歌と音を奉納したのですが、こちらは反応は感じられず。UFOは色んな方向から確認してみたのですが、入口らしきものは全く見当たらずでしたw。
誰かご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください♪