嶋田拓真

滋賀県で藍染をしています。 【藍探求】と書いている記事は、藍染の知識がある方向けの内容です。専門用語も使っています。 藍について学んだことや、実践したこと、自分なりの考えなど、いろいろと投稿していきます。

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藍染ってナニ?歴史や技法を紹介

このまえ僕のInstagram(https://www.instagram.com/takuindigo/)に海外の方から「日本の藍染めについて知りたい」と連絡が来ました。 そこでnoteの海外版?とか言われている”medium”というサービスに登録して、英語で日本の藍について記事を書きました。 英語の記事を作ってから思ったのが「藍染って日本の人もあんまり知らなくない?」ってこと。 少なくとも僕は大学生のとき(8年前くらい)に初めて知りました。 なので、このnoteに

    • 【藍探求】石灰と貝灰の違い

      伝統的な藍染の染色液には、発酵を促進させるアルカリ性の材料が必須となります。このアルカリ性の材料とは木灰からとった灰汁と、石灰または貝灰が使用されてきました。 「石灰と貝灰どちらがいいか?」という論争は藍染の業界では頻繁に話されているように思います。個人的にはどっちでもいいと思っていて、徳島で勉強していた時は石灰を使っていて、独立した今は貝灰を使っています。 両方を使ってみて違いを感じることも多いので、あらためて自分の主観だけでなく本やネットで調べてみました。 だいたい

      • 【藍探求】藍染の貝灰をこだわってみる

        藍染の過程で発酵を促進させるために使用される貝灰(もしくは石灰)。この貝灰を実験的に少しこだわってみました。 貝灰について こだわった内容の前に、まずは簡単に貝灰の説明を。 貝灰の役割としては以下のことが考えられます。 (基本的に大事な役割は①です。③は"このように考えている人もいる“程度の情報です) ①アルカリ性の調整 貝灰はアルカリ性であり、藍染の発酵液のpHを調整する役割があります。適切なpH環境を整えることで、藍の発酵がスムーズに進み、染色の質が向上します。

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