プロフェッショナルとは
今回起業するにあたって、個人的に直面したことが、類は友を呼ぶという状況だったということを理解したことでした。独立するにあたって、様々な方が起業&独立しているのがわかり、何が正解かわからなくなってしまった時期が少しあったので自分の立ち位置の明確化のためにもこれまで私が知っている独立した人々の例、および自分の決意も込めて記載できればと思います。
1.古巣の広告会社から独立した先輩たち
そもそも独立できるかも?と思った時に触れた第一の社長陣は、今月やめる予定の会社から独立した先輩方。やはり同じ古巣ということもあり、それもそこで長年の経験を積んでこられた優秀な方々なので、もちろんプロ意識は半端なく。一緒に夜な夜な資料作ったりもしており、かつ私が彼らから学んだものだらけなので、私が知っている皆さん成功しておられます。
2.日本のスタートアップのCEO
次に色々と私が独立する際にアドバイスをくれたのは、逆に私がマーケティングや事業開発周りでお手伝いしているスタートアップのCEOやCxOの皆さま。基本的には彼らは、世の中をどうよくしようか?ということをメインに考え努力している方が多く・・・かつ私が一緒にお仕事をしている方はなぜか30overが多いので、皆さんすでにいろんな経験をされた上で会社を立ち上げられています。そのため、プロ意識というか、本気意識がきちんとあり、真面目に取り組まれています。
3.海外スタートアップのCxO
海外のスタートアップの、特にCEOは本気な人が多いのですが、CxOは場合によっては各社のCxOを転々としている人がいることを理解しました。やはり日本は島国だから共通認識を持ちやすいハイコンテクスト国家なのだけど、特にアメリカだとは独立心が強く、それぞれ個人の責任が高い多国籍多文化のローコンテクスト国家なので、きちんと相手と対話をし、本気度を自分で見分けなければならないことを実感。(このような形の協業で色々と困難にぶち当たって失敗経験豊富なのはまた今度にでも。)
4.起業しようと考えているけど、まだ起業していない人
今の私はこの立ち位置なのですが、実はここが一番相手の本気度を見極め、プロとして仕事をしているかを見極めるのに重要だと認識しました。起業しようとしていることを告げると、様々の方から一緒に組もう!とお声がけいただき、お手伝いや今後のことも兼ねてワークショップのお手伝いなどにも行ったりしたのですが、、、プロじゃない人の多さに愕然としました。
デザインシンキングやマーケティング、PRに広報、私がわかる範囲でもあまりにも「エセ」な方が多く、それが正しいと堂々とスタートアップやそれをまだわかりきっていない方に伝えている人たちがいて驚いたのが実際ありました。例えばデザインシンキングのワークショップは、私自身は何度も受けていますが、ファシリテーションのお手伝いはできても自分で運営することはまだできません。だからこそ、勉強のためにも手伝いに行ったりするのですが・・・目指すレベルが違うのかしら?
5.プロを雇う、プロとしての仕事をする
今回独立するに当たってPRのプロの先輩とも話したのですが、やはり彼女も同じことを考えていたとのこと。泥臭いことをせずに、PRという名の下に適当な仕事で安売りしている人が多い現状が、私たちがきちんと稼げるような基盤を奪っているということ。私たちが個人としてFEEで仕事をする場合、プロであることできちんと結果にコミットするから「値=FEE」がつくことを各企業やスタートアップの方々にも理解してもらってから、お仕事をもらうようにした方が良いという話ができ、一安心しました。
独立すると有象無象の人間関係が増えるとは言われていたため、きちんと相手のプロ度合いを見極めて一緒に仕事をしていければと強く思った先日を踏まえた今日のnote、皆さんも独立すると様々な状況に触れると思うので、ぜひこのこと考えてみてくださいね。
忌憚ないご意見など、いつでも受け付けますので、気軽にご連絡ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?