CONCRETE SOX "Whoops Sorry Vicar!"
CONCRETE SOXを初めて聴いたのは彼らのオリジナル曲ではなく、DISCHARGEのトリビュートアルバム"DISCHARGED"に収録されたカバー曲"Death Dealers"と"Is this to be"の2曲でした。確か18歳か19歳の頃なので今から30年以上前、大昔のことです。
当時は今のようにインターネットも普及していなければ携帯電話も無い時代でしたので、パンクロック界隈の情報収集は
先輩や友達からの情報
パンク雑誌「DOLL」の記事
CD・レコードショップで得た情報
くらいしか方法がありませんでした。
そんな中で暇を見つけてはレコ屋に通い、バンド名の頭文字「C」のコーナーを探し続ける中で発見したのが
ドイツのレーベルLOST&FOUNDからリリースされた"NO WORLD ORDER"と"Japan Tour '92"でした。
この2枚はCDでリリースされていたので比較的容易に入手。というか来日もしていたんですね。観たかったなぁ。
雑誌「DOLL」の情報では"Your Tutn Next"と"Whoops Sorry Vicar!"という作品があるとのことでしたが当時はCD化されていない様で僕がよく行っていた大阪のCDショップでは見つける事ができませんでした。取り扱いのあるレコードショップは東京、その多くが高円寺のお店でした。大阪に住む貧乏学生の僕には「バンドマンが多く住む街」「ロックの街」東京・高円寺は遠い遠い場所だったのです。
そんなこんなで18歳の少年はしっかりおじさんになり、当時夢にまで見た音源はサブスクリプションサービスで公開される時代になったわけですが、ありがたい事にレコードとして再販されていたものを中古で購入することができました。
20歳前後の頃から飽きもせずライブハウスやレコード屋に通い続けておりますが、永く続けるとそれなりに素敵な出来事もあるものですね。
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