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スパイスワークショップに参加!スパイスの意味&チャイの作り方を学んできました@ヘルジアンウッド(立山町)

2024年12月22日に、富山県・立山町にあるヘルジアンウッドで開催された、「アチャヤトラ・スパイスワークショップ」に参加してきました。

これまで基本的にはサウナ利用のときした食べられなかった、おいしいと噂のアチャリヤさん(以下アチャさん)のカレーを食べた後に、スパイスやチャイについてお話を聞ける、という夢のような企画!

スパイスカレーを堪能


アチャさんのカレーは、南インドのシーフードカレーと北インドのスパイスチキンカレー。それに南インドのレモンライス、シェフのおまかせサイドディッシュ3種類、ミントチャツネ、トマトスープがついていました。北インド出身で、世界中を旅してきたアチャさんが、これまでの人生で見つけたとっておきを詰め込んだ、という品々はどれもこれもおいしくて、食べ終わるのが残念な気持ちになるほどでした。インド各地の味を感じつつも、ここ立山の素材を使っているからか、その良さもしみじみと伝わってきました。


スパイスのワークショップ

スパイスとチャイ、そして自らの人生について熱く語るアチャさん

その後のワークショップは日本在住歴が20年以上のアチャさんの堪能な日本語で、スパイスの選び方から、目から鱗のチャイの作り方までじっくり教えてもらいました。それと同じくらい、アチャさんのこれまでの人生の話が面白く、あっという間に時間が過ぎました!

とってもおいしかった、スパイスの効いたチャイのレシピ

チャイのコツ

今回の学びを、少しおすそわけします。

チャイの作り方のコツは、飲みたい分量を、カップに入れること。例えば4人分なら以下の分量です。

水 4杯、牛乳2杯、茶葉大さじ4、砂糖大さじ4

ここに、好みのスパイスを加えます。ポイントは、ホールのスパイスをつぶすこと。このほうが香りや味がよく出るそうです。しょうがも、カルダモンもつぶして水に入れて煮だします。だいたい3分ほどたったら、茶葉と砂糖を入れてbloomingタイムに。これもだいたい3分です。

最後に牛乳を入れます。常温にしておくのがポイントだそうです。牛乳の脂肪分はお好みで。リッチな風味がお好みなら脂肪分を高めにしましょう。

スパイスは、その時の好みで。時には「入れない」という選択肢もアリ。「人生もスパイスもバランスがすべて」という言葉が印象的でした。

ちなみに、それぞれのスパイスの効果の説明は以下の通り。覚えやすかったです。身体をあたためたいときは「ビター」系のジンジャーやクローブを使いつつ、そこにさわやか系、涼しさ系のスパイスを加えつつ、ベストなバランスを考えて作っていきます。

  • カルダモン 甘味、さわやか、やわらかさ

  • クローブ 苦味はないがビター

  • シナモン 甘味、さわやかさ

  • 黒コショウ 刺激

  • ナツメグ(パウダーでもOK)甘味

  • フェンネル 涼しくする、さわやか

  • ジンジャー 体をあたためる

  • バラの花 さわやか

香りをしっかり出したかったらホールを使い、気軽に使いたかったら粉を使うのがよいそうです。あと、茶葉はCTCという現地でよく使われている種類がおすすめ!とのことなので、通販などで購入したいと思っています。

実際に作る様子を見て、やっとチャイづくりのコツがわかってきました。日々、作りながら調整を重ねています。1人で試行錯誤してきたときよりも、格段においしいチャイが作れるようになって、うれしいです。

カレープレートは、来年3月末までヘルジアンウッドのレストランで行われている期間限定POPUP「アチャヤトラ」で食べられます。

ワークショップもまた企画されたら、行きたいと思っています。


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