千野しずれ

音楽についてのあれこれ https://twitter.com/Indieshizure?s=09

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CDに未来はあるのか

この記事を読んでくださっているみなさんは音楽はどのように聴いていますか。世間一般では今はCDが売れない時代と言われています。まあそりゃそうですよね。だってストリーミングサービスはひと月たった1000円払えば膨大な登録楽曲が聴き放題の時代。対してCDは1000でたった3曲しか聴けない。購入後すぐに聴くこともできないしスマホに取り込むためには1度パソコンを介さなくてはならない。本当に面倒くさいですよね。CDを買う物好きなんて頭どうかしちゃってますよね。今回はそんな頭どうかしちゃっ

    • MINOR THIRDについて

      先日、新木場STUDIO COASTで開催されたマイナビ未確認フェスティバルのファイナルステージを観てきた。今回はその8組のファイナリストの中でも特別気になっていたMINOR THIRDというバンドについて少し書きたいなと。 公開されている音源は“セッションが苦手な僕でも”と“short/summer”のみ。結成から僅か4ヶ月でここまでのパフォーマンスをしてみせる確かな実力。もちろんそれは純粋な楽曲の良さに留まらず、彼女らのもつ世界観がバンドの経験値の少なさを感じさせるこ

      • この世の大きな光 LAMP IN TERREN

        最近LAMP IN TERRENについて書かれた記事を見かけることが多い気がする。僕はそれを1テレンファンとして嬉しく覗いてみたりするんだけれど。その中で彼らについて書かれていることは大きく3つ。 ①Vo.松本大の声について ②繊細なメロディとメッセージ性の強い歌詞の世界観 ③地味・パッとしないイメージ 彼らの代表曲“緑閃光”。 “僕の背中を押したのは確かに僕だった” 歌いだしでこの楽曲に一気に惹き込まれた。 確かに煌びやかに華々しく歌うバンドと違ってどこか影のある

        • 偏見や食わず嫌いで女王蜂を避けないでほしい

          ※どうか最後まで目を通して頂けると嬉しいです。 最近ずっと女王蜂に夢中なんです。それこそ毎日聴いているし会う人全てに勧めてるんじゃないかってくらいの猛プッシュ。でも悲しいかな、みんな僕が女王蜂の名前をだすと「あ〜、苦手なんだよね」と。しかも二言目には聴いたことないけどなんて言われちゃうんです。いや、分かるんですよ。僕もはじめて女王蜂を見た時思いましたもん。コイツら、やべぇ、、って。なんか近寄っちゃいけない世界っていうか? 当時デスコのMVを見たんですよ。なんかファッションも

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        CDに未来はあるのか

          The Cheserasera「I Hate Love Song」で歌われた愛

          新年あけましておめでとうございます。共催企画も終わりちょっとした発表もありましたがようやくひと段落しました。2019年。はじめての記事。書きたいことはたくさんあるんですけどThe Cheserasera「I Hate Love Song」。今回はこの曲について少しだけ書きたいと思います。と言っても曲を聴かないことには僕がどんな文章を書いても伝わらないと思うのでひとまず聴いてみてください。 最近のラブソングってどれもこれも薄っぺらく聴こえてしまうというか…。それもある意味リア

          The Cheserasera「I Hate Love Song」で歌われた愛

          2018年

          みんな年末になったら今年のベストディスクだのベストソングだのベストライブだの決めてるけど12月31日まで待たないと本当に1年振り返れないだろ。なんでみんな揃いも揃ってフライングしたがるのかなーなんて思ったりしながらこの記事を書いています。ちなみに色々な人の記事覗いて1番プッシュされてたのはネクライトーキーでした。でもみんながみんなネクライのことをプッシュしてるってことはつまるところそれだけ現段階で注目されているってことだしそれってもはやネクストブレイクでもなんでもなくないです

          ライブハウスの需要について

          この記事を読んでくださっているということは皆さん音楽が好きという認識でよろしいですよね?突然ですがあなたは音楽をどういった手段で聴いていますか?CDを購入するのかストリーミング配信サービスを利用しているのか、はたまたYouTubeやテレビでお金をかけずに聴いているのか…。そこでタイトルから何となく察しはついていると思いますけど今回はライブハウスで聴く音楽についてお話ししたいと思います。 あなたはどのくらいの頻度でライブハウスに足を運びますか。きっと年に一度行くか行かないか

          ライブハウスの需要について

          Halo at 四畳半について

          Halo at 四畳半。本日、メジャーデビュー。ハロの音楽にずっと救われてきた僕にとってこれほど嬉しい日はありません。まずはお祝いの言葉を述べさせてください。本当におめでとうございます。 とはいっても未だにHalo at 四畳半というバンドのことを知らない人や名前を聞いたことがあるだけという程度の人もいるかもしれません。そんなあなたがハロの音楽を聴いてみたくなるような記事を今回は書きます。 うん。もう素晴らしい。四畳半という生活のリアルをHaloというファンタジーに落とし

          Halo at 四畳半について

          東京って名前がついてる曲は名曲ばかり

          「東京」という曲、もしくは「東京」という単語がタイトルに含まれてる曲を発表してるバンドさんかなり多いですよね。東京。日本の中心。夢の舞台。きっとバンドマンに限らず皆さん東京に対しては大なり小なり特別な思いを抱いていると思うんです。憧憬だったり嫌悪だったり。別に今回は曲のレビュー記事を書くつもりはないのですがせっかくなのでいくつか紹介をさせてください。 例えば先日惜しくも解散をしたフィッシュライフの東京。地元から夢を追って東京で勝負をしにきた少年の物語。地元で恋焦がれてたあの

          東京って名前がついてる曲は名曲ばかり

          武道館をへて辿り着く先は

          日本武道館。たぶん、全てのバンドマンの憧れ。武道館公演を目標に掲げているバンドはきっとたくさんいると思います。好きなバンドが武道館ワンマンを発表したらファンの皆さんも嬉しいですよね??僕も嬉しいです。 ところで武道館公演を無事成功に収めたバンドは次に何を目標にするんですか??アリーナワンマン??ホールツアー??海外進出??紅白歌合戦??夢があっていいですね。どこまでも応援したくなりますね。 一方で売れる弊害というものもあると思うんです。あのころはこんなバンドじゃなかった。

          武道館をへて辿り着く先は

          Plot Scrapsを今聴いておけ

          先日初の全国流通盤をリリース、初のワンマンライブを早期にソールドアウトさせて話題のスリーピースバンド、とは言ってもシーンからの知名度はまだまだとても高いとは言えないバンドです。 僕はYouTubeで水銀灯ウォッチャーのMVを見て彼らの音楽の虜になりました。ビジュアルが整っていて大抵こういうバンドは見かけだけだと正直あまり期待せずに再生ボタンを押してみました。何だこのバンドは。冒頭のギターから洗練されきっている澄み切った綺麗なサウンド、歌い出せばよく耳に馴染むボーカル陶山さん

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          バンドの評価

          こんにちは。はじめまして。140字じゃ伝えきれないことを書きたいと思いここに記事を投稿してみることにしました。拙い文章ですが目を通していただけると嬉しいです。 最近は各種ストリーミング配信サービスの充実やYouTube、SoundCloud、Eggsなどのアプリの普及のおかげで手軽に、たくさんのバンドに触れる機会が増えたと思います。バンドにとっても嬉しいことですよね。どんなに良いものを作っても聴いてもらえなければどうしようもない。入口は広い方がいいですね。 しかし一方で音

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