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「インドの呪い」を避ける方法 ~ ビジネスマンがインドで「退化」しないために (1/2)

インドは多くの外国人が好んで住もうとする地域ではないが、これからの世界経済を考えた時に台風の目になる経済圏だ。ここでの仕事・生活を経験し、ビジネスマンとして成長するメリットは非常に大きい。
しかし、インドの波にも揉まれて仕事・生活するなかで、ビジネスマンとして「成長・進化」していくとともに、実は様々な面で「退化」する可能性もあることに気付き、危機感を覚えた。その影響はインドを離れてからも長期的に仕事のパフォーマンスや人間性に及ぶので、それを「インドの呪い」と呼称したい。今回は、そんな「インドの呪い」を解説し、それにかからないためのチェックシートや生活パターンを纏めてみることにした。
 
「インドの呪い」をもう少し具体的に説明すると、インドでの仕事・生活を経て、自分の仕事観、身体的健康、人間への気遣いなどの複数の能力が退化してしまう現象、と言い換えることができる。特に次の3つが深刻な「インドの呪い」である。
 

呪い① 自身の‘‘インド民‘‘化
呪い② 健康状態の劣化
呪い③ 家族関係の悪化

 以下では、それぞれの「インドの呪い」について詳しく解説する。

(今回の投稿では①のみをご紹介致します。)



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