【インド映画 】Salaar: Part 1 – Ceasefire(2023)
ちょーっと暴力シーンが多くて疲れちゃう。
それでもPart2が見たくなる!
原 題:Salaar: Part 1 – Ceasefire
邦 題:SALAAR / サラール
公開年 :2023年(日本では2024年)
言語 :テルグ語
上映時間:2時間55分
出演:プラバース/プリトヴィラージ・スクマラン/シュルティ・ハーサン/イーシュワリー・ラーオ/ラーマチャンドラ・ラージュ/シュリヤー・レッディー/イーシュワリ・ラオ他
監督:プラシャーント・ニール
鑑賞方法・・・オンライン(英語字幕)
総 評・・・★★★☆☆
あらすじ
非常にややこしいし、他にたくさん書かれているので、ここでは割愛。
ありがたいことに、こちらのプロットが詳細で一番わかりやすかったように思ったので参考まで。 Salaar: Part 1 – Ceasefire (Telugu) – FILMSAAGAR
感想
アクション映画を英語字幕で見たのは初めて。登場人物が多く、時系列が入り混じった形で描かれるので、ついていくのに必死!
そもそも、原題が"Salaar: Part 1 – Ceasefire" ってとこから、「なんやねん停戦て、何の話やねん」と思いつつ。
一方、邦題だと「サラール」だけなので気が付かなかったけど、原題を見るとこれがPart1で続編ありなのねと心の準備はできたのはよかった。(知らなかったら、3時間かけて話まとまらんのかいとツッコミそう。ブラフマーストラがそうだった)
わからないところ多し。Part2で明らかになるのかな?
・デーヴァの秘密がどうストーリー展開する?
とのことですが、おそらくこのデーヴァの秘密とは(ネタバレします)、「1985年に夜襲を受け皆殺しにされたショウリヤーンガ族の生き残り、なんなら当時次期王に就くはずだったダーラーの息子である」ことなんだろうけど、このことでふたり(デーヴァとヴァラダ)の友情が引き裂かれたという描写、Part1にあった?よくわかりませんでした。。。これはPart2で描かれるのかしら。
んでもって、デーヴァがショウリヤーンガ族の生き残りにもかかわらず、なぜマンナール族であるヴァラダを命を賭してまで守る?友達だから?夜襲の時に母親とともに助けてもらったから?(逆に、それだけ?と思うのは私が薄情だから?)もっと何かあるのかな~~
・NYから帰国した女性(アディヤ)は?
時系列が行ったり来たりのこの映画の中でも、彼女は中盤から、過去の話を聞く役に徹するわけですが、そもそもこの女性が追われてる理由は?
彼女の父親が、娘を目の前で殺してやる!みたいに脅されていたけど、父親何者?権力者会議の時に付き人してた人と同一人物?
・ヴァラダはなぜ停戦反対に投票した?
単純に英語力の問題なのか、ここはよくわからなかった。牢獄でデーヴァが色々と話をしたみたいだが、なぜ停戦反対?自分も権力の座に就きたいから?いつか日本語字幕を見てクリアにしよう。
恋愛要素ゼロなのがちょっと残念
恋愛モノ大好きな私としては、Part1の時点で全く恋愛要素がなかったのが少し物足りなく感じた(←じゃあ他の映画見ろよw)。
「ヴァラダには指一本触れさせねぇ!」感がすごい。けど、ヴァラダも十分強いのよ。これが、相手が女性ならなあと思ってしまう次第。
暴力シーンが多すぎてヘビー・・・
私、実はK.G.Fシリーズを見ていません。というのも、あまりにもバイオレントな映画は苦手だから。
ただ、プラバース主演なのでサラールは見た。
とはいえ、なんせ暴力シーンが多い。
スローでじっくり、さらに腕が飛んだり首が切られたり、結構グロめ。そして、敵陣営の手下がくそ弱い。勧善懲悪なのは気分爽快なんだが、相手がこうも雑魚だとちょっと中だるみ感が否めないのが正直なところでした。
映画全体の色がアッシュで暗い
公式サイトの写真からもわかる通り、全体的に色合いがモノクロというかアッシュな映画。
唯一(と言えば言いすぎだが)の色というと、虐げられてた部族の女性たちが纏う衣装の暗めの赤。
私がインド映画を好きな理由に、カラフルで元気が出るという点が挙げられるが、この映画ではその雰囲気はなかった。
まとめ
結論、ラブコメ系の映画が好きな私の好みの映画ではなかった、というだけ。さらに、続き物なのでPart1を見ただけでは何とも・・・
ただ、話も複雑だし、Part2が気になるくらいおもしろかった。なんせ見ごたえあり。次は、映画館で観たいなぁ!