【インド映画】Kuch Kuch Hota Hai(1998)
劇中の ♫Kuch Kuch Hota hai〜という歌が、耳から離れない。
シャー・ルク・カーンの昭和な雰囲気漂う映画シリーズ、第二弾。1998年って昭和じゃないけど、今の映画みたいにCGモリモリではない、手作り感がとてもいい。
学生の頃、まるで男友達のように仲のよかったアンジャリとラフール。本当は好きなんだけど、そんなこと言えない!というような関係でいたところ、美人なティナが登場し、仲良し3人組に・・・と丸くは収まらず、ラフールはティナにゾッコン、それに見かねたアンジャリは、距離を置くことに。なんだかんだお互いの気持ちに気づいていたラフールは涙を流してアンジャリを見送る。時は経て、ラフールとティナは結婚して子供をもうけるも、ティナは出産直後に病気で死んでしまう。この子供は、ティナの強い希望で"アンジャリ”と名付けられ、天真爛漫に育っていった。ティナは死ぬ前に未来の娘アンジャリに向けて手紙を書いており、当の本人娘アンジャリは毎年誕生日に母からの手紙を楽しみにしていたのだが、彼女の8歳の誕生日の日に渡された手紙の中には、「アンジャリとラフールの仲を壊してしまったのでは」という衝撃的かつ切ないティナの気持ちが打ち明けられていた。さらに、娘アンジャリに、「旧友アンジャリを探してラフールを幸せにしてあげてほしい」という願いが認められていた。これをきっかけに、娘アンジャリは、旧友アンジャリを探して、ラフールと結びつけるというお話。
もちろん、メインストーリの二人・ラフールとアンジャリにスポットを当てれば、長年の純愛、になるのだろうが、私としては「これは心の不倫では!」とのツッコミが拭えなかった。父親に実は母親以外に愛する女性がいる、というのは子供にはなかなか残酷な事実だったのでは、、と思う。