インドの伝統洋服が可愛いので紹介します😀
ナマステ!
インドでインターンをしている女子大生です👩
今回はインドの洋服日て紹介していきたいと思います。インドの洋服と聞くとおそらくサリーが最初に浮かぶのではないでしょうか?しかしインドにはサリー意外にも素敵な洋服がたくさんあります!今でも町中にはインドの洋服を着ている方がたくさんおり、街中にお店もたくさんあります。
インドのおしゃれを見ていきましょう!
洋服の種類
サリー (Sari)
サリーは、女性が着る伝統的な布で、5~9メートルほどの布を体に巻きつけて着ます。デザインや色、刺繍などが豊富で、フォーマルな場面から日常的な場面まで幅広く使われています。
クルティ&サルワール (Kurti & Salwar)
クルティはインドのチュニックのようなトップスで、サルワールと呼ばれるゆったりしたズボンと組み合わせることが一般的です。カジュアルからフォーマルまで、さまざまな場面で着用されます。
レヘンガ (Lehenga)
レヘンガは結婚式などの特別なイベントで着られるスカート状の衣装です。上半身にはチョリと呼ばれるブラウスを着て、スカート部分が広がるデザインが特徴です。刺繍やビーズで飾られているものも多く、とても華やかです。
ドーティ (Dhoti)
ドーティは、男性が腰に巻きつけて着る布で、特に伝統的な儀式や宗教的な場面で見られます。シンプルなものが多いですが、最近ではカジュアルなデザインも増えています。
シェルワニ (Sherwani)
シェルワニは、インドの男性用の正装で、結婚式やフォーマルなイベントでよく着られます。刺繍や細工が施されたジャケットスタイルで、パンツやチュリダールと合わせます。
パティアラ・サルワール (Patiala Salwar)
パティアラ・サルワールは、ゆったりとしたズボンの一種で、クルティやクルタと合わせるのが一般的です。布が多く使われていて、ふんわりとしたシルエットが特徴です。
サリーについてもっと詳しく!
インドにはたくさんの洋服がありますが、代表してサリーについてもう少し詳しく紹介したいと思います。
サリー(Sari)は、インドや南アジアの女性が伝統的に身にまとう衣装で、布1枚から成るのが特徴です。この布は約5~9メートルほどの長さがあり、女性が体に巻きつけて着るために、ドレスやスカートのように仕立てられているわけではありません。そのため、サリーの着こなし方には技術が必要ですが、その分アレンジも豊富で、地域や流派ごとに異なるスタイルが存在します。
1. サリーの基本構造
サリーは、大きく以下の3つのパーツで構成されます。
・パッル(Pallu):サリーの端の部分で、背中や肩に垂らしたり、頭にかぶせる部分。特に装飾が施されることが多く、サリーの印象を大きく左右します。
・ペティコート(Petticoat):サリーの下に着る長いスカートで、サリーをしっかりと巻きつけて固定するために使います。
・チョリ(Choli):サリーの上に着る短いブラウスで、袖の長さや首のデザインはさまざまです。
2. サリーの巻き方
サリーは、布を腰に巻きつけてからプリーツ(ひだ)を作り、最後に肩の部分にパッルを垂らして着用します。地域ごとにさまざまな巻き方があります。
・ニーウィ・スタイル(Nivi Style):最も一般的な巻き方で、プリーツを作ってから肩にパッルを垂らす形です。
・グジャラーティ・スタイル(Gujarati Style):サリーのパッルを肩から前に垂らし、装飾が正面にくるように巻くスタイルです。
・ベンガル・スタイル(Bengali Style):プリーツを作らず、全体を包み込むように巻き、肩に布をかけるスタイルです。
3. サリーの種類
サリーにはさまざまな生地、柄、デザインのものがあり、地域や用途によって異なる種類が楽しめます。
カンジーヴァラム・サリー(Kanjeevaram Sari)
南インドのタミル・ナードゥ州で生産されるサリーで、シルク製で重厚な刺繍が施されることが多く、豪華な見た目から結婚式などで人気です。
バナラシ・サリー(Banarasi Sari)
北インドのバラナシ(ベナレス)で作られるシルクサリーで、金糸を使った細かい刺繍が特徴。とくに祝祭や儀式で愛用されます。
チカンカリ・サリー(Chikankari Sari)
インドのウッタル・プラデーシュ州で作られる刺繍が美しいサリーで、手刺繍が施され、エレガントで繊細な雰囲気が魅力です。
バンダニ・サリー(Bandhani Sari)
ラジャスタンやグジャラートで作られる絞り染めのサリーで、色とりどりの模様が華やかです。
4. サリーの着用シーン
サリーは、結婚式や宗教的な儀式、祝祭などの特別なイベントで着られることが多く、カジュアルなデザインのものは日常的にも着られています。また、インドでは色やデザインが着用シーンに合わせて選ばれることも多く、例えば赤いサリーは結婚式やお祝いのシーンでよく見られます。
5. サリーの歴史と文化的意義
サリーは紀元前3000年ごろのインダス文明時代から存在していたとされ、長い歴史と伝統があります。現在では、インドのみならず、南アジア全域で愛される衣装で、インド文化の象徴とされています。サリーの色やデザインは、地域や宗教、社会的地位を示すことも多く、地域ごとに異なる意味や慣習が込められています。
インド服の特徴
インドの洋服の特徴は、色鮮やかで豊かな装飾、地域ごとの伝統や文化が反映されたデザインにあります。特に刺繍やビーズ、ミラー(鏡)ワーク、絞り染めなどの装飾技法が発展しており、衣装そのものがインドの美しい手工芸の一部とも言えます。
1. 鮮やかな色使い
インドの洋服は、赤、青、黄、緑、ピンクなど非常に鮮やかな色合いが多く、地域や儀式によっても色が選ばれます。特に赤や金は祝福の色とされ、結婚式やお祝いの場でよく使用されます。これにより、洋服自体が場を華やかに演出する役割を果たします。
2. 豪華な刺繍や装飾
インドの衣服は、細かい刺繍やビーズ、金糸、銀糸での装飾が施されており、これが衣装の魅力を引き立てます。たとえば、「バナラシ・サリー」や「シェルワニ」には、豪華な金糸刺繍が施されていることが多く、格式高い印象を与えます。また、ミラーワークや、鏡を使った刺繍も人気で、光を反射して衣装をより輝かせます。
3. 豊富な布の種類
インドではシルク、コットン、ウール、サテンなど多様な生地が使われます。特に、インド産シルクは「カンジーヴァラム」や「バナラシ・サリー」に代表されるように質が高く、豪華な装いとして知られています。さらに、絞り染め(バンダニ)やブロックプリント(木版プリント)などの技法も広く用いられています。
4. 多様なデザインと地域ごとのスタイル
インドの衣装は、地域によってデザインやスタイルが異なります。たとえば、北インドの「バナラシ・サリー」は金糸の刺繍が特徴で、南インドの「カンジーヴァラム・サリー」は重厚なシルクと鮮やかな色合いが特徴です。さらに、パンジャブ地方では「パティアラ・サルワール」が一般的であり、ラジャスタンやグジャラートでは「バンダニ」と呼ばれる絞り染めがよく使われます。
5. ゆったりとしたシルエット
インドの衣服は、サリーやクルティ、サルワールなど、比較的ゆったりとしたシルエットのものが多いです。特にサリーやクルティは、体を締め付けず風通しが良く、暑い気候に適しています。また、ゆったりとした形は動きやすさもあり、日常生活でも快適です。
6. 象徴的な意味合い
インドの洋服には色や装飾に象徴的な意味が込められていることが多いです。例えば、赤いサリーは花嫁が着用する色として人気があり、黄色やオレンジは祝福や富を象徴します。また、結婚式や宗教的な儀式の際には、縁起の良い模様や刺繍が施された衣服が選ばれ、衣装そのものが文化的・宗教的な意味を持ちます。
7. 現代的なスタイルとの融合
インドの伝統的な衣装は、近年ではモダンなスタイルとも融合しています。たとえば、クルティやサルワールがジーンズやレギンスと組み合わせられることも増えており、伝統的なデザインに現代的な要素が加わっています。また、結婚式などではウェスタンスタイルのドレスやガウンが取り入れられることもあり、現代的なファッションとのコラボレーションが進んでいます。
まとめ
今回はインドの衣装について紹介しました!
カラフルで色鮮やかなインドの服はとてもかわいいですね~
日常生活からお祝い事まで様々な場面で現在でも愛されているインドの伝統的な洋服を紹介しました。ぜひ機会があったら来てみるのもいいかもしれませんね!