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インド留学の滞在先事情

インドでインターン中の女子大生です👩
今回はインド留学の際の滞在先について、お話ししようと思います。

インド留学での一般的な滞在先


1.ホームステイ



留学といえば、現地の家に滞在して地元の文化や日常生活を体験できるホストファミリー宅に滞在することですよね。他の留学先でも同様、インドでもホストファミリーの家に滞在することができます。

特徴

その特徴としては、インドの文化に触れることができるというのが一番の魅力ではないでしょうか?インドは日本とは全く生活スタイルや文化が異なるため、毎日面白い発見ができると思います。現地の生活に浸ることで旅行では味わえない、留学したからこそできる経験があると思います。

懸念点
その一方懸念点としては、彼らの生活スタイルが合わないかもしれないという点です。特に食事に関してはインドの料理は香辛料や油を多く使った料理が多いため、口に合わないとかなりしんどい思いをするかもしれません。また、インドでは宗教的に牛や豚肉を食べず、ベジタリアンの家庭も多いため食事に関してストレスを感じることはあるかもしれません。

このように自分にはちょっと合わないと感じた場合は、ためらわずにしっかりとホストファミリーに伝えましょう。そうすればホストファミリーは日本人でも食べやすいような辛くない料理を提供してくれたり、食事は自分で用意するように柔軟に変更してくれたりとしっかりと対応してくれます。

料金
料金は安くはありませんが、ホテルや部屋を借りて滞在するよりも安く抑えることができます。生活費も含まれているため、料金が明確でわかりやすいです。

現地の家庭で生活するため、文化的な体験ができます。ホストファミリーがサポートしてくれるので初めてでも安心感がありますね。

2.学生寮



長期留学や大学進学の際は大学の提供する寮に滞在することもできます。語学学校に通う人やインターン生など大学に通わない人は学生寮を見つけるかなり大変です。そのため今回は大学の提供する学生寮について紹介します。

特徴

・オンキャンパスの場合
多くの大学では、キャンパス内に学生寮があり、留学生にも利用可能です。大学によっては、寮が複数あり、シングルルーム、シェアルーム(2~4人部屋)、アパートメント形式の部屋など様々なタイプがあります。

・オフキャンパスの場合
キャンパス外にも学生寮や、大学が提携しているアパートが提供されることがあります。これらの寮は、大学と比較的近い場所に位置することが多く、通学に便利です。

設備やサービスについては、寮の部屋には基本的な家具がそろっており、共同でキッチンやリビングルームを使用する場合が多いです。また、学生が学業や課外活動に集中できるよう、食辞意を提供してくれたり、ネット環境が整っていたり、セキュリティがあり安全性がしっかりと確保されているものがほとんどです。

学生寮の特徴としては、学生同士の交流の機会が多くあるということです。学生寮には現地の学生や留学生が滞在するため様々な文化や宗教的な習慣に触れることができる貴重な機会となります。

また、大学によっては留学生向けに特別なサポートスタッフが配置されていることもあり、生活面での困りごとなどがあった場合はサポートを受けることができます。

ただし、大学によって設備やサービスの内容は異なるため、しっかりと大学のHP で確認するようにしましょう。

懸念点

寮の生活では暮らしの自由がかなり制限されることが多いです。例えば門限であったり、キャンパスの外に自由に出歩くことができないといったことがあるかもしれません。

料金

料金は他の滞在方法よりも安い場合が多いですが、都市部であるとその費用は高い傾向にあります。


大学進学や交換留学の場合は学生寮を検討するのもよさそうですね!


3.シェアハウス



シェアハウスは、複数任意が一つの住居を共有する形態で、都市部では人気が高いため物件も見つけやすいと思います。他の留学生やインド人と一緒に住む形式で、比較的自由で、独立した生活を送りながらも、現地の文化に触れられます。

特徴
海外にいながらも自分で独立した生活を送ることができ、環境に無理に適応しなくても過ごせる宿泊形態です。また、家をシェアしている人とは交流の機会も多く、友達を作ったり、文化交流の機会も多くあります。自分の生活と現地での生活のどちらも両立したいというような人に向ていると思います。

懸念点
食事、洗濯、掃除など家事はすべて自分で行わなくてはいけません。そのため、学業に集中したいような人にとっては懸念点といえるかもしれません。また、他人と家をシェアすることになるため、周りへの配慮が必要です。生活スタイルの違いがトラブルを招く可能性もあるため、周りの人の生活にも気を配る必要があります。

費用
共有スペースがあるため比較的安く滞在することができます。ただし、光熱費などは別であったり、生活費は自分で購入しなければいけないため注意は必要です。


シェアハウスでは周りの住民といかに上手にコミュニケーションをとるかが、生活の快適さにかなり影響します。同じ家の居住者との関係を大切にしながら、滞在を楽しむ必要がありそうですね。

4.賃貸アパート



特徴
独立した生活をしたい場合は賃貸アパートを借りることもできます。マンスリーアパートメントといった短期滞在の人でも借りることができる部屋もあり、周りを気にせず、自分の自由に生活することができるのが特徴です。

懸念点
部屋探しや契約を慣れない土地で行うことはかなり労力を使います。しっかりと交渉をし、自分の要望を伝えないと思っていた部屋と違う、割高な契約をされていたということもありますので、注意が必要です。

費用
かなり高額になります。また都市部であればかなり値段が上がるため、予算は高めに設定しておくことをお勧めします。


賃貸アパートを借りることは留学生にはあまりお勧めできないかもしれません。インドに長く滞在する予定があり、すでにインド中上級者という人であれば問題ないかもしれません。


私が住んでいるのはどんな場所か?


続いて私が現在くらいしている滞在先の様子についてお話したいと思います。

私が住んでいるのはホームステイ×シェアハウスといったような滞在先になります。

それでは伝わらないと思うのでもう少し詳しく説明すると、ホームステイの要素とシェアハウスの要素の両方を持っている家といった感じです。

ホームステイの要素として、家主であるホストファミリーがおり、彼らも同じ家で生活しています。掃除等は家に来るハウスキーパーさんたちが行ってくれ、ホストファミリーはチャイやお菓子を提供してくれます。料金を払えば料理を提供してもらうことも可能です。また、週末にはモールや寺院に連れて行ってくれたりと、私が楽しく過ごせるように色々なことをしてくれます。

シェアハウスの要素としては、この家にはほかにも6人ほどのゲストがいるということです。学生だけでなく旅行者や社会人といった幅広い層の人が滞在しています。部屋の使用については、ホストファミリーも含めて彼等とリビングやキッチンを共有して使います。バストイレは各部屋についているため、共有はしていません。同じ家のゲストとして仲良くなることもあり、一緒にご飯を食べに行ったこともあります。


どうやってこの家をさがしたのか?


Airbnbです。


ただ、正直めっちゃ怖かったです。

このアプリを日本では何度か利用したことがありましたが、海外で使用するのは初めてでした。(しかもインド)

最初に話を聞かされた時は衝撃で、インドのAirbnbって大丈夫か?っとかなり思っていました。過去のインターン生たちも同じように滞在先探して、外れを引いたことはないので、ということだったがそれにしても結構怖かったです。

また、グルガオンなので滞在費もめちゃくちゃ安いわけではなく、もしはずれを引いた場合は宿をもう一度探さなくてはいけないし、金額もかなりするためかなり痛いです。

情報が正確であるのか疑問に思う点もあります。イメージしていたのと違うということはこのアプリに限らず、ホテルや住居探しの際にも起こりうることであるため、正直あまり信頼できず、かなり心配でした。

また、インドだとホテルを予約しても外国人という理由で断られるというケースもあるようで、外人の私がしかも女子一人で利用することの心配もかなりありました。



そこで私が滞在先探しでよく注意してみていた部分を簡単に紹介したいと思います。



・少し高めに予算設定する(高いほうがきれいで、立地もいい)
調べてみると意外と滞在費がかかることに驚きます。しかしインドの場合滞在費をけちると大変なことになるので、気持ち高めな予算設定をしたほうがいいです。やはり高いところのほうが、部屋がきれいで安全で環境が整っています。


・エリアを絞りすぎない
例えばグルガオン市内でも場所によってかなり値段が異なります。簡単に言うと日本人が多く住んでいるエリアは高く、地元民しか住んでいないエリアは安いです。そのためどの程度であれば自分は快適に暮らせるかというものを考えておく必要はあります。


・自分の譲れないものを確認
私の場合はWIFI、エアコン、部屋の鍵、洗濯機があるかは必ず確認していました。調べる段階で自分の希望に合う家を見つけることが大切です。

・レビューから情報を集める
正直Airbnbのサイトに載っている情報がどこまで正しいのかはこちらからは判断できません。そのため、レビューをよく読みゲストから高い評価を得ている人を選ぶようにしました。
その際に、過去に外国人を泊めたことがあるか、日本人が訪れたことがあるかということも確認していました。ほかの日本人も訪れたことのある場所だとなんとなく安心します。

・ホストがレビューに返信しているかを見る
私はホストからの返信コメントもしっかりと読み、どのように対応しているかをよく調べていました。例えばただ、Thank youと書いてあるだけの人より、具体的な内容も含めてメッセージを送っているホストのほうが信用しやすかったです。

こんな感じで、滞在先探しにはかなり時間と労力を割いて、ステイ先を選びました。


滞在してみての感想


めっちゃ当たりでした!(笑)

まず、ホストファミリーがめちゃめちゃにいい人でした。
私が滞在先をここにしたいと連絡してから、インドに来るまでの2カ月間ほどしょっちゅう連絡をくれ、私が安心してインドに来ることができるように言サポートしてくれました。インドでの滞在先でも、毎日話しかけてくれて、私を楽しませてくれてます。

他の滞在者の方とも交流の機会がかなりあり、一緒にボードゲームをしたり、ご飯食べたり、おしゃべりしたり、充実した生活を送らせてもっらています。

まとめ

インド留学は滞在先を探すことがほかの留学先よりも難しく、日本人でも満足して生活できる環境を見つけるのが大変です。

そのため、自分の中で優先順位をしっかりと決めたうえで、どのような滞在形態がよいかをしっかりと理解し、様々な滞在先を検討したうえで最終決定する必要があると思います。

インドで快適に滞在するためには宿泊先は絶対条件なので、手は抜かずに頑張って探してみてください!


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