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インディアンムービーウィーク2021夏@フォーラム仙台(2021.6.18~7.15開催予定)
インド映画の特集上映「インディアンムービーウィーク」の仙台開催が決まりました。6月18日(金)より、約4週間にわたり、開催予定です。上映作品をご紹介します。
[上映作品]
1. 無職の大卒 (原題:Velaiilla Pattathari)
大学で土木工学を学んだラグヴァランは、時代の花形のIT専攻でなかったばかりに、職が見つからない。理解ある母と、隣に越してきたシャーリニの2人から励まされ、大きなチャンスを掴むが、大手建設会社の御曹司と対決することになる。
「職のない若者」というインド映画の定番テーマを、ダヌシュならではのキレのあるアクションとダンス、恋愛、ファミリー・センティメントで彩った、爽やかで痛快な一作。初のセルフ・プロデュース作でダヌシュの持ち味が最大限に活かされている。インディアンムービーウィークの人気作品。
監督:ヴェールラージ
出演:ダヌシュ(クローゼットに閉じ込められた僕の奇想天外な旅)、サムドラカニ、アマラ・ポール(神さまがくれた娘)
音楽:アニルド
ジャンル :ドラマ、コメディ、アクション(ダンスあり)
映倫区分 : G
133分/タミル語/2014年
2. 僕の名はパリエルム・ペルマール(原題: Pariyerum Perumal)
弁護士になるという希望を胸に法科大学に進学したパリエルム・ペルマールは、同じクラスの女子学生ジョーと仲良くなる。しかし彼がダリト(不可触民)の出身であるために、二人の交際に反対するジョーの親族たちからの激しい差別に直面し、自らの存在について苦悩する。
気鋭のダリト出身監督が、青年の恋と苦悩を通して、インド社会に根強く残るカースト差別の現実を世に問うた作品。抑圧される者の魂の叫びを、洗練された映像と音楽、そして鮮烈な「青」のイメージとともに、圧倒的なリアリズムと幻想的表現とで描く。
※本作には、CGにより表現された動物への暴力の描写が含まれます。
監督:マーリ・セルヴァラージ
出演:カディル(ビギル 勝利のホイッスル)、アーナンディ、ヨーギ・バーブ
音楽 :サントーシュ・ナーラーヤナン(ジガルタンダ)
ジャンル :ドラマ
映倫区分: G
153分/2018年/タミル語
3. 浄め (原題:Shuddhi)
秘められた目的を持ちインドを訪れた米国人女性が、バンガロールで危険を冒して拳銃を入手する。そこからマイソール、クールグ、マンガロールと、一見ただの観光旅行にみえるその行程は、危険な使命を帯びた旅だった。
インドに根深い「女性への暴力」と向き合った一作。レイプやモラル・ポリシング、性犯罪を裁く法律の不備といった社会問題への告発に、戦うヒロインを導く教えとしてヒンドゥー教の神話を重ね合わせる印象的な構成。
監督:アーダルシュ・H・イーシュワラッパ
出演:ニウェーディタ、ローレン・スパルターノ、アムルタ・カラガダ
音楽 :ジェシー・クリントン
ジャンル:スリラー
映倫区分: PG12 ※簡潔な殺傷描写及びレイプの描写がみられるが、親又は保護者の助言・指導があれば、12歳未満の年少者も観覧できます。
116分/2017年/カンナダ語
4. お気楽探偵アトレヤ (原題:Agent Sai Srinivasa Athreya)
アーンドラ・プラデーシュ州の小都市ネッルールで探偵業を始めた若いアトレヤ。レイプ殺人事件を調査するうちに、線路脇で身元不明死体が多数見つかるという別の怪事件に絡めとられていき、彼自身が容疑者となってしまう。
『きっと、またあえる』で重要な脇役を演じたナヴィーン・ポリシェッティが主演のユーモア・クライム映画。笑わせるだけではなく、インド特有の事情に根差した犯罪の恐るべき実態についても鋭く切り込む、考え抜かれた脚本が見事。
監督:スワループ・R・S・J
出演:ナヴィーン・ポリシェッティ(きっと、またあえる)、シュルティ・シャルマー
音楽:マーク・K・ロビン
ジャンル:探偵、コメディ
映倫区分:G
146分/2019年/テルグ語
5. ジガルタンダ(原題:Jigarthanda)
映画監督を目指すカールティクは、映画監督コンテスト番組に出場する。セミ・ファイナルで選外になりかけたが、審査員を務めたプロデューサーから長編映画の製作を持ちかけられる。提示された条件は、壮絶なギャングの抗争をテーマにした映画をつくることだった。カールティクは命の危険も顧みず、南インドのマドゥライで悪名を轟かせる凶悪なギャングのボス、セードゥに関してリサーチを始める。
タミル語映画界の若き鬼才、カールティク・スッバラージ監督の出世作である本作は、秀逸な音楽にのせた「ギャングスター・ミュージカル」。原題は「心を冷やす」という意味を持つ、マドゥライ名物のアイスクリーム・シェイクの名前。
監督:カールティク・スッバラージ
出演:シッダールト(バードシャー テルグの皇帝)、ボビー・シンハー(キケンな誘拐)、カルナーカラン(キケンな誘拐)、ナーサル(バーフバリ)/ 特別出演:ヴィジャイ・セードゥパティ(キケンな誘拐)
音楽:サントーシュ・ナーラーヤナン(僕の名はパリエルム・ペルマール)
ジャンル:ドラマ、コメディ(ダンスあり)
映倫区分:PG12(暴力シーンあり)
171分/2014年/タミル語
6. 伝説の女優 サーヴィトリ (原題: Nadigaiyar Thilagam)
タミル語映画だけでなく、かつては南インドの全ての言語の映画が製作されていた「映画の都マドラス」(現チェンナイ)。1940年代末に、女優になろうとマドラスにやって来た少女サーヴィトリは、映画界での伝手もなく、タミル語もあまり喋れないなかで、小さな役を求めて奔走する。数年の後に、彼女は南インドを代表する大スターとなっていた。
1950年代から80年代にかけての「映画の都マドラス」を舞台にした、実在の大女優の一代記。注目のナーグ・アシュウィン監督による、ノスタルジックな伝記的フィクション。豪華絢爛なソングと古映画再現シーンが見もの。
監督:ナーグ・アシュウィン
出演:キールティ・スレーシュ、ドゥルカル・サルマーン(ウスタード・ホテル)、サマンタ・アッキネーニ(マッキー)、ヴィジャイ・デーヴァラコンダ
音楽:ミッキー・J・メイヤル
ジャンル:ドラマ(ダンスあり)
映倫区分:G
167分/2018年/タミル語
7. ビギル 勝利のホイッスル(原題:Bigil)
チェンナイの下町に住み、地域の人々から慕われているマイケルには、花形サッカー選手としての過去があった。込み入った経緯から、彼は友人の代わりに女子サッカーの州代表の監督となり、全国大会に臨むが、そこで過去の宿敵と再会する。
女性のエンパワーメントを中心的なテーマに据え、サッカーチームの女性たちの人生を共感を持って描きながら、大人気俳優ヴィジャイのダンス、アクション、一人二役演技などの見どころも惜しみなく織り込んだ大作。
監督:アトリ
出演:ヴィジャイ、ナヤンターラ、ヨーギ・バーブ(僕の名はパリエルム・ペルマール)、ジャッキー・シュロフ(サーホー )
音楽:A・R・ラフマーン
ジャンル:ドラマ、アクション、スポーツ(ダンスあり)
区分:R15+(暴力シーンあり)
177分/2019年/タミル語
8. ジッラ 修羅のシマ(原題:Jilla)
マドゥライを支配するギャングの首領シヴァンに育てられ、その右腕として地域を仕切るシャクティのあだ名はジッラ(縄張り)。ある時シヴァンは、新しく着任した警視副総監から犯罪集団の取り締まり強化を宣言される。危機感を感じたシヴァンは、嫌がるシャクティを介入抑止のため警察官にさせる。だがそれは、親子断絶の始まりだった。
タミル語映画界の人気俳優、ヴィジャイ(ビギル 勝利のホイッスル)と、〝完璧俳優〟と称されるマラヤーラム語映画界の大スター、モーハンラール(ザ・デュオ)が共演。ギャングものでありながら、コメディ満載、ダンスもあり、家族のドラマにほろりとする。京都などで撮影されたソングシーンが含まれる。
監督:R・T・ネーサン
出演:モーハンラール(ザ・デュオ)、ヴィジャイ(ビギル 勝利のホイッスル)、カージャル・アグルワール(バードシャー テルグの皇帝)
音楽:D・イマーン
ジャンル:ドラマ、コメディ、アクション(ダンスあり)
映倫区分:PG12(暴力シーンあり)
2014年/ タミル語/ 176分
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[開催日程]
6/18(金)~7/15(木)予定
[鑑賞料金]
一般・学生 1,800円 / シニア・プレミアム会員 1,500円
※特別興行につき各種招待券・会員鑑賞券・各種割引券などはご利用いただけません。
[上映スケジュール]
IMW2020、2020リターンズの人気作品がずらりと上映されます。お近くの皆様のご来場をお待ちしています。