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銭湯のこと考えてたら昭和の有名フォークソングが脳内に流れ込んできたので勝手に考察してみた♨️『神田川』♨️
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子供が、はじめてお友達のお家にお泊まりごっこで泊まりに行くことになった。
しおりを作って色々計画しているよう。
ままはお昼のお弁当を作ればいいのですね。はいはい。
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前日にあれこれ準備をする中で、シャンプーとトリートメントとボディソープを入れるボトルが欲しいと言い出す。
お風呂はお友達のお家の近くの銭湯にみんなで行くのだそうだ。ふーん楽しそうじゃん。
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そこでふと思った。
自分は温泉やスーパー銭湯は好きでよく行くが、純粋な銭湯というものには数えるほどしか行ったことがない。
あれ?シャンプーとかボディソープとかって置いてなかったっけ??
タオルはたしか必要だったような。
クナイプの サクラの香り 大好きだ
(五・七・五)↓
ぐるぐる考えていると、ふいに頭の中に昔のフォークソングが流れ込んできた。
そうです、あの有名な曲『神田川』。
たしか銭湯ソングだったよな(銭湯ソングって)。
歌詞を見てみようとネット検索すると、
『坂本冬美の曲・2010年』って出てきた。
意外と最近の曲だったんですね。
いやそんなわけないだろ!!
坂本冬美さんがカバーしたのかな。
これも何かの縁。
昭和のフォークソングを勝手に考察してみよう。
下手に解説読んだり時代背景とか知ってしまうと先入観が生まれちゃうので、情報は歌詞オンリーだ。
なので、解釈等色々間違えまくっているかもしれないが、どうかご了承くださいませ。
まず、いつの曲なのか、誰が歌っていたのか。
誰が歌っていたかは、実は歌詞のところに書かれていてちょっと見てしまった。minamikousetsuって書いてあったので、南こうせつさんで確定でしょう。
いつの曲か。
おそらく、50年以上前。55年から60年前ぐらいの作品なのではないか。
これはあとで答え合わせをしよう。
歌詞
貴方はもう忘れたかしら
赤い手拭 マフラーにして
二人で行った 横町の風呂屋
男の人が歌っているけど、女性目線なのかな?
ただ情報量が少なく、性別は判然としないが、「かしら」でたぶんそうだと感じた。
でもドラえもんも漫画の中で「かしら」って言ってたからな。まあ、とりあえず女性で進めましょう。
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赤い手拭いとは、なかなかトリッキーなアイテムではないだろうか。猪木…?
カップルが一緒に赤いマフラーを巻くみたいなイメージか。
手拭いってことはけっこう小さめだろうから、1人1つずつ赤い手拭いを巻いていると推察する。
一緒に出ようねって言ったのに
いつも私が待たされた
ここでまた性別がわからなくなる。
お風呂が長いのは一般的に女性のイメージがあるが、この歌詞の語り手が女性だとすると、待たせているのは男性ということになる。
だいたい男女で温泉に行っても、先に部屋に戻るのは男性の方な気がするんだけど。
サウナ入ってたら長いかな。この時代サウナは無いと思うが(あったらごめんなさい)。
でも、昔男性の長髪が流行った時期があった気がするので(昔の武田鉄矢さんなど)、もしかしたら男性の方が髪が長くてシャンプーに時間がかかるのかもしれない。
そんな気がしてきた。
あ、やっぱり髪長いわ笑↓
洗い髪が芯まで冷えて
小さな石鹸カタカタ鳴った
冬の時期なのだろう。休憩室とかではなく外で待ってるようだ。
昔の銭湯は休憩室がない?待たされてかわいそうに。
洗い髪が芯まで冷えるということは、髪を乾かしていないということか。
この頃、まだドライヤーが無かった…?
ドライヤーはいつ普及したのかな。
ドライヤーが誕生する前って、みんなどうやって髪の毛乾かしてたんだろう。
自然乾燥だったのか?
そして、石鹸を持参していることから備え付けのものは無いことが証明された。この頃は。今はわからないけどね。
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貴方は私の身体を抱いて
冷たいねって言ったのよ
おいおい、冷たいねって。
そうだよ、君が私をそうさせたんだよ。
全面戦争だ…とはならないのですね。
付き合って3ヶ月ぐらいのテンションなら理解できる。
「もお〜冷えたー!さむいー!!」
「ごめんて!ゆるして」
ぎゅ。
ってことですよね。了解しました。
若かったあの頃何も怖くなかった
ただ貴方のやさしさが怖かった
貴方のやさしさが怖いというのは、彼の異常なほどのやさしさが怖いとかじゃなくて、貴方のやさしさをいつか失うのが怖いという意味だろう。
幸せ過ぎて怖い。もしかして今日私死ぬの?みたいな心境かあ。
自身の生活の中で、幸せ過ぎて怖いって思ったこと、今まであったかな。
…
…。
検索結果、1件もヒットしませんでした💦
自分は良くも悪くも、幸せと不幸せの振り幅の少ない、絶対“激レアさん”に連れて行かれない人生を歩んできた気がするので、幸せ過ぎて怖いとまで感じた記憶は皆無なのだった。
幸せは額面通り幸せとして享受してきたというか。
震えるほどの幸せ(石鹸カタカタ鳴っちゃうほどの😅)…味わってみたい気もするけど、落差がこわいね。
そういえば最近けっこう好きなバンド、ハンブレッダーズの『ひらがな』という曲(名曲!)で“怖いものなど何も無いと 思って生きてきたのに 君と心が重なるたび 少しだけ怖くなる”というフレーズがあるのを思い出した。
この幸せ過ぎて怖いという感情は、邦楽に脈々と受け継がれているようだ。
そして忘れていけないのは、冒頭から“貴方はもう忘れたかしら”と言っている点。
別れてんじゃん。
私が“貴方のやさしさが怖かった”と感じた理由。
それははじめから別れが見えていたからなのかもしれない。
この歌の2人の属性は、2番に登場する“下宿”という歌詞から推測すると、大学生である可能性が高い。
昔の学生は、東京の学校を出ても卒業したら故郷に帰るみたいなイメージがあるので(自分の母親も世田谷の経堂で下宿生活を送っていたけど、卒業とともに実家に戻ったそう)、2人でいっしょに居られるのにはタイムリミットがあったのでは?と感じた。
そう思うと、けっこう切ない歌だね。
どんなに好きでも、かりそめの関係にしかなれないなんて。
疲れたので考察はこの辺でやめておく。
もう2月も下旬だけど、明日も寒いことだろう。
子供には、銭湯でお友達を待たせちゃいけないよって言っておこう。
まあ、外では待たないだろうけどね。
髪の毛はちゃんと乾かそうね。芯まで冷えちゃうから。
ちなみに。
「ヘイSiri、神田川は何年の曲?」
「1973年の曲です」
52年前だった。けっこういい線いってたね!
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