【銭湯】杉並区高円寺南「香藤湯」
コロナ禍の最中に銭湯チャンス(⁉)到来
自宅の給湯器が壊れてしまい、STAY HOME週間に銭湯に行く機会を得ました。
高齢の経営者、お客様の多い銭湯は、広まるとリスクが大きいからと自粛していたのですが、自宅でお湯が出ないのであれば仕方がない…。
と言いつつも、緩む口元は隠し切れないまま銭湯に足を運びました。
お世話になったのは杉並区の「香藤湯」
JR中野駅や東京メトロ東高円寺駅から徒歩7分。
住宅街の真ん中にあるこじんまりとした銭湯です。
サウナもあるのですが、密を避けるため、営業は休止していました。
ちなみに杉並区のサウナ料金は200~300円のところが多く、お財布に優しいお値段なので、再開が待ち遠しいです…。
(2020.6.20 サウナ営業が再開されたそうです!)
http://sentou.jp/
アメニティは番台でパウチのボディソープとシャンプー&コンディショナーを配布していました。
サウナ無しで思いの外ととのってしまった
感染予防のため、この日はあまり長居することができなかったのですが、約2ヵ月ぶりの銭湯を味わいたくなり、通常の湯舟だけでなく、普段はあまり入らない水風呂にも繰り返して入ってみたのでした。
すると、2回目の水風呂に入っているあたりで
なんと…
と と の っ て し ま っ た
のです!!!!
サウナ好きにはご存知の感覚「ととのう」
私も感じたことはありますが、熱いサウナに極限まで入ることで、ようやく得られる感覚だと思っていたので、いつもの銭湯の湯舟と水風呂でなれるとは思ってもみませんでした。
香藤湯の水風呂がそうさせたのか、銭湯断ち期間が長かったからそうなったのか、今となってはわかりませんが、帰り道の薫風が行きの3倍は爽やかだったのは確かです。
残念ながら(?)給湯器は翌日に直ってしまい、銭湯通いは1日だけとなってしまいましたが、またあの感覚を味わえる日は来るのか、銭湯に通う楽しみが1つ増えた体験でした。
自粛期間中の利用で感じた銭湯の「矜持」
新型コロナウイルスが猛威を振るう中での利用でしたが、アメニティの提供方法や営業時間を工夫しながらも、清潔なお風呂を提供してくださっていたお風呂屋さんの姿勢に、公衆衛生施設としての”矜持”を垣間見た気がしました。
普段は日常のちょっとした息抜き・非日常感のために利用をさせてもらっている銭湯ですが「いつもの大きなお風呂」に入れる幸せをこれからも大切にしていこうと感じました。
♨銭湯データ♨
【店舗名】香藤湯
【住所】〒166-0003 東京都杉並区高円寺南5-1-7
【営業時間】16:00~24:00 金曜定休
【電話】03-3316-4514
【料金】 470円
【設備】
・ドライヤー:3分20円
・浴槽:3か所(42~44℃:気泡風呂、超音波風呂、水風呂)
・シャワー:有・固定式
・サウナ:有(別途300円)
・アメニティ:無(番台にて配布あり)
【店舗ホームページ】http://sentou.jp/map/1-08.html