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【15分で変わる】会社説明会を有意義な時間にする方法

INCLUSIVEは、「ヒトを変え、事業を変え、そして社会を変える。」をビジョンに掲げている“事業開発会社”です。

2007年創業以来、出版社、テレビ局をはじめとしたメディア企業や事業会社のデジタルトランスフォーメーションを推進してきたINCLUSIVEは「コミュニケーション」を主軸とし、デジタルメディア関連事業、食関連事業、人工衛星データ活用事業などを展開しています。


こんにちは!
INCLUSIVE人事部長のSです。

26卒の秋冬インターンシップや早期選考が本格化するタイミングですが、就職活動の状況はいかがでしょうか。

「会社説明会」は、会社や業界を理解するための重要なステップです。
でも、「ただ会社説明会に参加するだけ」だともったいないです!

説明会前後でどんな行動を取るのかで、得られる情報の質も、その後の選考への進み方も大きく変わります。

本記事では、説明会前後の「たった15分」の行動で、会社説明会を最大限活用する方法を人事部長の視点から詳しくお伝えします!

本記事は下記に当てはまる方に特に読んでいただきたいです!
・就職活動は始めたばかり。会社説明会の効率的な活用方法を知りたい。
・どの会社も良さそうに見えてきて、会社が絞れない!
(逆に全然いい会社が見つからない!)

INCLUSIVEでも会社説明会を実施しているので、
興味のある方は詳細をご確認いただき、エントリーをお願いします。

では、本題に入っていきます!

会社説明会の前にやっておきたいこと(5分)

自分の「就活軸」を見直す。

いくつかの企業の説明会に参加していると、どの企業であっても事業内容やビジネスモデル、企業文化やどんな先輩が活躍しているのか、どんな制度があるのか、などいくつかの要素は必ず説明されることに気づくと思います。

それらはもちろん、単純な情報として受け取ってもいいのですが、みなさんの「就活軸」に関連して整理すると、各社の比較が格段にしやすくなり、自分の向かいたい方向に進める確率が格段に上がります。

「就活軸」は、文字通り、「就職活動の方向性や選考を受ける企業を決定するために、大事にしたいポイント(=軸)」です。就職活動を始めるにあたって、最初に考えることの一つなので、すでに皆さんの中でも持っていることが多いと思います。

ただ、その「就活軸」の解像度によって、説明会で得られる情報の質は格段に変わるので、ぜひ定期的な見直しを行ってください。

軸を見直すにあたって、意識したいのが、

① やりたいこと(To Do)
② ありたい姿(To Be)
③ それらを叶えられる確率

の3つです。

どのように整理をしていくのか、具体的に説明していきます。
気になる項目から読んでみてください!


「やりたいこと」

例えば、「やりたいこと」が「テレビ業界に関わりたい!」だと考えている人がいるとします。

この段階で、説明会・選考を受けるのであれば、「テレビ業界に関わりたい!」なので、テレビ局はもちろん、テレビ局と取引があるような、番組制作会社、タレント事務所、放送機材を製造・販売をする会社、ロケハンをする会社、仕出し弁当をつくっている会社…などなど、とても多くの会社に片っ端から応募するのが、「テレビ業界に関わりたい!」を達成する可能性を上げると言えます。

しかし、実際は、上記の中から、いくつかの会社しか応募しないのではないでしょうか?

何故なら、この時点では言語化ができていないだけで、本当の「やりたいこと」は「(漠然と)テレビ業界に関わりたい!」ではないからです。

もう一段階深く考え、言語化すると「番組制作に自分の意見を反映させたい!」であったり、「有名人と仕事がしたい!」であったり、「確かに自分のやりたいことはこれかも」と思えるようになると思います。

この時点で、「テレビ業界」というキーワードは「やりたいこと」から消えましたね。つまり、「テレビにかかわる業界でなくても、自分のやりたいことはできる可能性がある」という思考にたどり着いたということです。

例えば「番組制作に自分の意見を反映させたい!」を達成するためには、テレビ局や番組制作会社に入るという選択肢だけではなく、「自分でYouTubeチャンネルをやった方がいい!」や「スポンサー側に立って、自由度高く意見を反映させたい!」という選択肢も見えてきます。

ここまでくると、「いや、自分は企画段階よりも編集の段階で自分のアイデアを反映させたくて…」「番組だと思っていたけど、番組の間のCMでメッセージを伝えることのほうが…」とか、自然と深掘りできるようになっていると思います。

この思考で整理された「やりたいこと」を持って、会社説明会で説明される事業内容やビジネスモデルを咀嚼してみると下記のように解像度を上げることができます。

「この会社はテレビ局が主要な取引先になっているけど、番組制作の部分ではなくて、イベント事業の方でかかわってるみたいだぞ…」とか「よく聞いてみると、会社規模が小さいから、本数は少なめだけど入社してすぐにCM制作の業務にかかわれるみたいだ。大手の広告代理店だと会社でやっている案件数は圧倒的に多いけど、自分がそこにかかわるまでは時間がかかりそう…」

テレビ業界はあくまで例なので、イメージしやすかったかもしれません。

ただ、「やりたいこと」を「営業」に置き換えた場合でも、しっかり業界のことやビジネスモデルを理解していないと、自分の「やりたいこと」を達成する方向に持っていくのは難しいことに気付くと思います。

例えば
「営業力をつけて将来的には起業したい」
「人とコミュニケーションを取る仕事をしたい」
「ぶっちゃけ飛び込み営業とかはしたくないけど、偉い人たちの前で説得力のあるプレゼンをして認められたい」
など

また、「やりたいこと」を考えるときの落とし穴として、実は「動詞」でイメージできていなかった、というのも挙げられます。例えば、「テレビ番組を見る」ことは好きだったしても「テレビ番組を作る」ことは好きではなかった、ということに入ってから気づく、みたいなことはあり得ます。

例えば選考に進んだあと、面接の中で、特定の番組に対して、「視聴者として愛」を語ることで、面接官側に熱意も熱意が伝わり採用になったが、実際に業務をやってみたら自分の「好き」は「視聴者としての愛」であって、「制作者としての愛」は持てなかった…みたいな現象です。

自分の「やりたい」が、消費者サイドの動詞ではなく、制作者サイドの動詞でも当てはまるものなのか?は、具体的に事業内容やビジネスモデルを考えていく中でもイメージしやすくなると思いますので、並行して考えてみるとよいと思います。

「ありたい姿」

「ありたい姿」軸でも同じように解像度を上げて思考してみましょう。

「ありたい姿」の方で陥りがちなのは、「それはみんなそう」レベルの解像度で止まってしまっていることです。

「できるだけお金が欲しい」「楽しく働きたい」は、優先度の差はあれ全員に当てはまるので、具体的にそれを達成する道筋を立てるのが難しいです。

「30歳までに年収1000万を突破したい」「子育てと仕事をしっかり両立したいので、場所や時間を問わずに働けるようになりたい」まで言語化できれば、具体的にどの会社に入らないと達成できないのか、どんなスピード感でそこまで到達しないといけないのか、がイメージできるようになります。

それらを達成する要素として、早くから年収が上がるのか?裁量権を持っていろいろな業務の経験を詰めるのか?といった観点だと、カルチャーや先輩社員がどのようなキャリアパスを歩んでいるのか?という情報を解像度高く知る必要があります。

また、会社説明会後、面接に進むにあたっては、「ありたい姿」をどのように面接官に伝えるべきかを考える必要もあります。

例えば、「ワークライフバランスを重視して働きたい」という「ありたい姿」だったとします。

もちろん、会社側として、ワークライフバランスの整った環境を提供することは、採用候補者を集めたり、長く働いてもらったりするために取り組むべき事項の一つではあります。

ただし、「ワークライフバランスを重視して働きたい」という意思を採用選考時に候補者から宣言されたとしても、「この人が入社後活躍できるのか?」の判断軸にはなりません。

会社側は、「求める人物像」を明確にしていると思いますので、自分の「ありたい姿」を説明するにあたって、どのように話すと会社側が求める人物像と重ねて受け取ってもらえるのか、は事前に考えて面接に臨むと良いと思います。
(嘘をつくのではなく、どう見せるのがいいのか?を考えましょう、という意味です!)

叶えられる確率

このように「やりたいこと」「ありたい姿」を言語化したら、あとはその実現可能性が高い会社なのかを見極めていくだけです。

その際にはカルチャーや人事制度も参考になりますが、会社規模であったり、平均年齢といったデータも併せて参照するといいと思います。

10,000人規模の会社と100人の会社では、自分が入社することによって組織に与えられる影響は、数字だけで見ると100倍違いますし(組織体制によってはそこまで差がないことももちろんあり得ます)、平均年齢が高い会社では、若手はマイノリティであり、意見が通りづらいかもしれません(逆に若手が少ないからこそ、若手の意見を大事にする会社もあるかもしれません)。

いずれにせよ、「この会社は社員数が多すぎるからダメ!」とか「あの会社は平均年齢が低いからいい!」とか、画一的な判断をせず、あくまで自分の「やりたいこと」「ありたい姿」を達成できるのか?という観点から、総合的に判断していきましょう。

…すみません!ちょっとここまで書いてみましたが、もしかすると5分でここまで考えるのは難しいかもしれません!!!笑

慣れると、どんどん早く考えられるので、最初は時間を取ってやってみて、いろいろな企業の選考を受ける中でブラッシュアップしていくと良いと思います。

意外に自分の「やりたいこと」「ありたい姿」を深掘りできてない学生の方は多いので、少し整理して言語化を深めておくだけでも、「この学生さんはしっかりと自分の意志を持っているな」という印象が与えられるかもしれません。

一方で、「そんなこと言われても正直やりたいこととかなりたい姿とか思いつかない…」と思う人も中にはいると思います。

その場合は、「やりたくないこと」や「こういう社会人にはなりたくないな(こんな生活は送りたくないな)」から整理してみてもいいかもしれません。選択肢が無数にある状態から選ぶよりは、ある程度選択肢を絞ってから選ぶ方が、より自分の中で納得感の高い選択ができると思います。

会社説明会に参加

参加前に見直した就活軸を見ながら、それぞれの項目に関して得た情報をメモしましょう。
特に下記をメモしておくと、説明会後の振り返りが楽になります!

・印象に残ったキーワード・数字:会社の特徴を端的に表す表現
(例:「25歳でマネージャーに昇格実績あり」「1プロジェクトは2~
3名で動かしている」など「数字」と一緒にメモする)
社員の発言や雰囲気:具体的な言葉や態度をメモする

会社説明会が終わった後すぐにやりたいこと(10分)

ここからは会社説明会で聞いた「事実」に「評価」を加えていきます。

説明会の記憶が新しいうちに会社の評価をする
説明会が終わったら、参加した企業を自分の就活軸と照らし合わせて評価してみましょう。例えば、以下のような簡単な比較表を作ると整理しやすいです。

特に、説明会を通じて感じた下記のような「感覚・感情」をセットでメモすることをお勧めします。

・良かったところ
・「なんか違うな」と思ったところ
・まだわからないこと

これを繰り返すことで、自分の就活軸がより明確になり、本選考でも活かせると思います!

「やりたいこと」「ありたい姿」、そして実現可能性

就活は、多くの方にとって、これまでの人生で、最も深く将来について考えるタイミングだと思います。
 
自己分析に業界分析、ESを書いて、インターンに申し込んで、説明会、選考…とあわただしくいろいろなことを進めていくのは大変だと思いますが、ぜひこれからの人生を自分で選択できるわかりやすい分岐点だという意識で、悔いのないように臨んでみてください!
 
皆さんが納得いく形で就活を終えられるよう、少しでも力になれればと思いますので、興味を持った方は、ぜひご連絡ください!

26卒限定の「少人数」会社説明会を実施しています!

なぜ「少人数」にこだわるのか?
―「選考中・入社後のなんか違った」をなくしたいから

こんなお悩み、ありませんか?
「正直ホームページに載っている情報ばかりで無駄だった……」
「自分が働くイメージが持てなかった…」
「質問する時間がなかった」

大人数の説明会だと、情報が一方的になりがちです。そのため、INCLUSIVEでは「少人数」にこだわり、参加者の

・就活フェーズ(序盤・中盤・終盤)
・就活軸(志望業界・社風・制度等)

に合わせた説明会を実施しています!

説明会の特徴
✔️選考結果に関係なし! → 気軽に質問できる。面接対策にも役立つ。
✔️その場で疑問を解消! → 具体的なイメージが湧きやすい。
✔️オンライン実施! → 忙しい就活生もスキマ時間に参加できる。

説明会で知ることができる内容
・INCLUSIVEの事業の強み
・入社時研修の内容
・配属の決定方法や具体的なキャリアパス

説明会の流れ
・自己紹介(15分)
・会社説明会(20分)
・フリートーク(30〜40分)

概要
日時:毎週2〜3日程開催しています日程の詳細はこちらをご覧ください。
開催方法:オンライン(Google Meet)
対象:2026年3月卒業見込みの学生
服装:自由(私服でリラックスしてご参加ください!)
持ち物:
特にありませんが、PCでの参加を推奨しています!

申込方法
下記のフォームよりエントリーをお願いします。

26卒参加者の声
一足早く参加した学生からは下記のようなコメントをいただきました!

参加者A
採用担当者に直接『希望する部署での成長機会』について質問しました。具体的な研修やキャリアプランの話を聞けて、イメージがクリアになりました。

参加者B
少人数なのでリラックスして話ができました。おかげで『実際に社員の方が取り組んでいるプロジェクト』について深掘りした質問もでき、非常に有意義でした。

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