2023年振り返り 区議会議員になってみて
2023年4月の新宿区議会議員選挙で、初当選し区議となって8か月。
あっという間に過ぎてしまいました。
怒涛の1年でしたが、年の瀬に今年を振り返って来年の飛躍につなげていきたいと思います。
1月、寒い中でも街頭に
区議会議員になりたい!と決めてからの新年。新年会に呼んでいただいたり、朝のご挨拶に駅頭に立つなどの活動を。寒い中で、戸山公園で映像の撮影をしたのですが、ワンちゃんたちは元気でエネルギーをもらいました!
2月、党の公認証をもらう
2月には、正式に党からの公認証を頂き、決意あらたにがんばる決意をしていました。映画のイベントもあって、石川大我参議院議員にトークゲストに来ていただきました。4月の選挙まで間もないこともあり、区の選挙の説明会にも参加しました。
3月、トークライブや街宣など次々に
3月は国際女性デーがあり立憲民主党も大規模な街宣を行いました。ジェンダー平等は党の重要なテーマの一つでもあります。また、高田馬場の街宣では、小川淳也衆議院議員に来ていただいたり、山口かおるトークライブとして、塩村あやか参議院議員、岡本あきこ衆議院議員にも来ていただき、多くの方にご来場いただきました。
4月、いよいよ選挙本番
とにかく大変で1週間の選挙期間でかなり体重が落ちました。それでも多くの仲間、家族に支えられ、楽しい選挙戦でした。選挙は応援する側もハラハラしますが、出る側として初めての体験ばかりでご迷惑をかけてしまったと思います。選挙は初めてお会いする方と、いろんな話ができる機会です。政策のことだけでなく、いろんな人生の歩みがあることを伺いました。
5月、初めての区議会へ
当選してほっとしたのもつかの間で、すぐに様々な手続きに追われてしまいました。様々な会合に呼んでいただく機会も増え、土日もなく忙しい日々の初まりでした。
6月、初めての代表質問
新宿区議会は、代表質問という区長に対する質問の機会と、一般質問という理事者(職員)へ質問の機会があります。私は、まず立憲民主党・無所属クラブの会派を代表して、代表質問を行いました。
時間内に終わらせないといけないため、家で練習をして本番に。マイナンバーカードの問題などは今後も注視していきます。
7月、初めての区政報告会、韓国訪問へ
代表質問に関連して、初めての区政報告会を開催しました。選挙を手伝ってくれた仲間の他にも、初めて来てくださった方も。あまり身近ではない区政について、分かりやすく伝えることが重要だと実感しました。
また、日韓友好議員連盟というものが新宿区議会にあります。私も参加しているのですが、韓国視察旅行がありソウルに行ってきました。現地では、ソウル中区との交流、行政手続きの視察をすることができました。
8月、広島へ
平和式典に区議会の派遣で参加をしました。平和を考える8月となりました。
9月、福島原発へ
連合新宿の福島第一原発の職場視察に参加しました。東電からはALPS処理水の説明を受け、1号から4号機の近くまで見学。熱中症対策で午後は作業禁止をしている事など、労働環境について組合からもお話を伺いました。
原発政策を長年推進してきましたが、エネルギー政策とこれからの未来を考えるために実際に視察することはよい機会となりました。海洋放出の問題だけでなく、除染土の県外処分は2045年までにすると法で定めていますが、見通しはたちません。新宿御苑でも環境省の再利用計画がある事から、さらに勉強していきたいと思います。
10月、決算委員会、定例会
初めての決算特別委員会でしたが、今回は私は傍聴で控室で聞いていました。9月25日から10月5日までのかなりの時間を使い、様々な質問が委員から出てきました。各会派から数名参加するため、それぞれの関心事項が多岐にわたっており、初めて知った問題などもありました。
本会議では私は質問に立つ機会はありませんでしたが、所属する委員会などで質問をしました。
今回の定例会は、ねずみの話題が多く駆除など対策が議論となりました。
また、区政報告会も開催して、参加されたみなさんと来年度の予算要望に向けての意見交換を行いました。いろいろな意見がたくさん出て、楽しい報告会となりました!
11月、初めての一般質問、初めての地方視察
今回の定例会では、わずか5分の一般質問ということで、かなり早口で質問しなければなりませんでした。結果、早すぎて時間があまるという結果に。次回以降は、もっと質問を盛り込みたいと思います。こども食堂についての質問をしました。
初めての地方視察は、総務区民委員会で京都府綾部市へ行き、ニュー・スポーツの「あやべ・クロスロー」を体験。障がいがある方、こども、ご高齢の方でもみんなが楽しめるスポーツです。また、三重県四日市市では、四日市市自治会加入の促進と自治会活動推進のための条例、長時間労働対策とこれからの働き方改革についてお話を伺いました。
12月、マラソン参加と台湾へ
1月にしんじゅくマラソンがあるのですが、視覚障がいのある父と一緒に参加する予定です。10キロを完走できるのか不安はありますが、まずは5キロということで、国立競技場の5キロのレースに参加。小雨が降る中でしたが、気持ちよく走ることができました。
また、先日まで日本青年台湾研修旅行に党本部からの派遣で参加しました。副団長ということで、自民党、日本維新の会の皆さんと一緒に、立憲民主党は7名参加、総勢25名で5日間訪問しました。
台湾は総統選の最中で、街中では大きな看板が。民進党、国民党、民衆党のみなさんからもお話を伺うなど、この時期に行くことができて政策や選挙など大変参考になりました。
こうして1年を振り返ると、コロナが落ち着いてきたからこそ、地方や海外に行くことができました。地域の行事やイベントにも参加させていただき、いろいろな方との出会いもありました。
選挙の時に私が訴えていたことは、住みやすいまちを作るということです。
それは、この多様性ある新宿で、こどもも大人も、高齢者も、障がい者も、外国人でも、住みやすいまちであってほしいという願いです。
まちを歩いて見えてきた課題や、それだけでなく国政へとつないでいく課題も、立憲民主党として受け止めていく必要があると考えています。
いま、政治とお金の問題が次々と出てきています。政治に対する不信感がある中で、身近な議員としてしっかり働くことが重要です。
先日の第4回定例会では、人事院勧告に伴って公務員の給与を上げる議案に賛成をしました。公共サービスを担う公務員がいなければ、生活が成り立たなくなります。すでに民間より低い設定で、公務員、会計年度任用職員など、給与アップすべきだと考えています。
さらに、特別職の給与については、区長や私たち区議の給与も少し上がることになりました。反対すべきとの声もありましたが、私は賛成をし、その際のポイントは下記の点だと考えています。
「安い給与でいい」という職はあってはならないという点。その給与に見合う働き方をすべきなのは区長も議員も、会社員も同じです。働き方で返していくべきであって、物価上昇率程度の値上げすら反対することは職務に対する責任としてどうかと考えました。
また、反対した場合に値上がり分給与をどうするのかという点。例えば国会議員の場合は寄付をするという方法が議論となりました。私たち区議の場合では、例えば反対するのであれば、減額の条例案を出すこと、供託する方法を作る条例案を出すことが考えられます。賛成多数で成立した場合に、どうするのかを決めずに反対することはできないと考えました。
これについては、異論もあるかと思います。今後物価上昇や人員不足で民間企業の賃金が上がれば、公務員の賃金、そして区長や区議の給与にも影響していきます。みなさんのご意見をお待ちしております。
2024年は辰年。政治の大きな変化が起きることが多い年といわれているそうです。変革の年に、一議員としてがんばってまいります。
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