![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72165271/rectangle_large_type_2_6762895fbedf4b95ac8d3aad8f40d112.png?width=1200)
介護生活の環境整備。実施するべき清掃・消毒の方法とは?
こんにちは!翔太です。
家の中が不衛生で雑然としていれば、様々な病原体の繁殖を促すこととなります。
そのため、ご本人の主な生活スペースだけでなく、共同で使用するトイレや浴室、洗面などの清掃・消毒の実施は、重要なことです。
また、清掃しやすいように整理整頓を行っておくことが必要となってきます。
新型コロナウイルスなど感染症の感染経路を遮断するために、
施設で取り入れている環境整備について
本記事では、お伝えしていきます。
**********************
!!! 本記事を読んでほしい方 !!!
▶介護生活における掃除の仕方を知りたい方
▶どこから掃除を始めていいか分からない方
▶手軽な掃除アイテムを知りたい方
☆☆☆ 得られる成果 ☆☆☆
▷介護生活における掃除方法が分かります
▷場所による掃除方法の違いが分かります
▷手軽な掃除アイテムが分かります
**********************
【目次】
・環境から伝播していく病原体とは?
・除菌の為の掃除順|洗浄⇒消毒
(1)基本は湿式清掃
(2)消毒薬を使った清掃
・手指が頻繁に触れる場所とそうでない場所|掃除方法の違い
(1)頻繁に手指が触れる場所の清掃方法
(2)手指がそれほど触れない場所の清掃方法
(3)浴室やシャワー室などの清掃方法
・最後に
環境から伝播していく病原体とは?
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72165294/picture_pc_7359bfc1a4f382960df06ffb6d08de74.jpg?width=1200)
病原体と呼ばれるものの中には、居室やトイレなどに長期間生存しながら、間接的に感染を拡大させていく環境由来のものもあります。
【環境由来の病原体】
・インフルエンザウイルス
・ノロウイルス
・レジオネラ属菌
・新型コロナウイルス など
感染してしまうことを避けるため、すべてを消毒しなければならないという訳ではありません。
まずは目に見える汚れを除去し、居心地よく住むことができる環境づくりを行うことを心掛けるようにしてください。
除菌の為の掃除順|洗浄⇒消毒
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72165324/picture_pc_405b08f7f8332b77c9d7a1dcebed5ecd.jpg?width=1200)
(1)基本は湿式清掃
湿式清掃とは、湿った布やクロスで清掃を行う事です。
環境整備は清掃で汚染を除去することからはじめましょう。
寝室、トイレ、浴室などを湿式清掃し、目に見える汚れはしっかり取り除きます。
日常的な環境表面を清掃する時に、高いレベルの消毒薬を使う必要はありません。
(2)消毒薬を使った清掃
消毒薬にもいろいろな種類があり、日常的に使う場合には低水準消毒薬がよいでしょう。
消毒薬を使う時には、前もって消毒する範囲を洗浄しておくことも大切です。
消毒薬の効果は病原体に接触した時に発揮しますが、汚れの中にまで入り込んで除去する力はありません。
もし手あかなど汚れがついたままの場合、その汚れに病原体が覆われていれば消毒薬は効果を発揮することはできなくなってしまいます。
汚れの中の菌を温存させることとなり、汚染や感染を拡大させることになるので事前に洗浄しておくことは大切です。
手指が頻繁に触れる場所とそうでない場所|掃除方法の違い
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72165352/picture_pc_6976378cfb9de16ca59710172c307eab.jpg?width=1200)
清掃を日々効率的に行うために、ご本人やご家族の手指が頻繁に触れる場所と、そうでない場所を分けて行いましょう。
(1)頻繁に手指が触れる場所の清掃方法
手が頻繁に触れる場所は、特に重点的に清掃を行うことが必要です。
【手が頻繁に触れる場所の例】
・ドアのハンドル
・ベッドサイドのレール
・照明のスイッチ
・車いすのレバー
・廊下やトイレなどの手すり
など
1日1回以上を目安として清掃し、目に見える汚れがあるのなら確実に拭き取るようにしてください。
また、除菌も必要に応じて行うことが必要です。
除菌剤を配合した洗浄剤を使うと洗浄と除菌を同時に行うことができ、より効率的に清掃が進むでしょう。
作業にかかる手間や時間を削減できますし、洗剤の取り間違えといったミスを防ぐこともできるというメリットもあります。
洗浄と除菌を同時に行うことを可能とする「除菌洗浄ペーパー」などを活用すれば、手軽に清掃を行うことができます。
【除菌洗浄ペーパーの例】
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72100705/picture_pc_61a01b2d0c38a0470792406d1ea62441.jpg?width=1200)
(2)手指がそれほど触れない場所の清掃方法
床などに手指が触れることは少ないので、そのような場所の清掃は洗浄剤を使い湿式清掃するようにします。
カーペットなどが敷かれている床の場合は、ゴミやほこりを掃除機で吸い取りましょう。
雑巾やモップは雑菌繁殖につながりやすいので、洗浄と乾燥を行って清潔な状態を保つように心掛けてください。
床に嘔吐物や排泄物、血液などの汚れが付着している場合には、次亜塩素酸ナトリウムなどを使った処理が必要です。
【次亜塩素酸ナトリウムの例】
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72100887/picture_pc_20e2f9d16496ce8cff293e8fcdfcad41.jpg)
(3)浴室やシャワー室などの清掃方法
脱衣室や浴室の清掃は、使用時にはしっかりと実施してください。
浴室に水あかや石けんカスなどの汚れが付着したままにしないように、浴室用洗剤を使って汚れをきれいに落としていきます。
カビなどが発生しているなら、塩素系のカビ取り剤をつかって除去します。
浴室は湿気がこもりやすく、カビも発生させやすい環境なので、清掃した後もしっかり換気を行うようにしてください。
最後に
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72165373/picture_pc_9e50f69182c5057ba6faf5e6acfc52df.png?width=1200)
施設で行われている環境整備について、ご家庭向けの内容として書かせていただきました。
本記事を参考に、日ごろ生活している環境がよりよい場所になっていければいいかな。と思います。
「除菌洗浄ペーパー」は薬局やスーパーにも売っている、手軽な掃除道具です。
まずは簡単な掃除道具を手元に置いて、環境整備にお役立ていただければとおもいます。
それではまた、別の記事でお会いしましょう(^^)/
あなたの結果報告、お待ちしていますね。
☆★自分を大切にするための、前向きな自分になれる情報を見逃したくない!方のために私から情報を直接受け取れる「無料LINEメルマガ」を配信中♪
期間限定で「特別プレゼント」をご用意しました!
詳しくはこちらから↓
https://inclusion0718.hp.peraichi.com/for_caregiving
無料LINEメルマガ
次の記事でお会いできるのも楽しみにしていますね!
いつもあなたのことを応援しています♪
介護疲れ解消コンサルタント翔太でした!
最後までお読みいただきありがとうございました✨
☆★この記事が少しでもためになった
という方は「いいね」を頂ければ嬉しいです♪
★無料LINE講座を始めました。
「介護疲れの苦しみを解消し、
強みを活かした自分らしい人生の送り方」を配信します。
期間限定で「無料相談 受付中」
『個別オンライントーク』をプレゼント♪
詳しくはこちらから↓
![](https://assets.st-note.com/img/1669376476106-WyzZlUIDzX.png?width=1200)
オンライントーク利用例
・日々の介護についての悩み相談
・介助方法へのアドバイス
・施設や事業所利用、在宅のメリット
・その他、介護にかかわる悩みごと全般
*********** 【メディア一覧】 *************
●公式LINEアカウント
https://inclusion0718.hp.peraichi.com/for_caregiving
●公式ブログ(note)
https://note.com/inclusion0718
●公式Twitter
https://twitter.com/for_caregiving
●読者アンケート
(あなたの悩みに「公式LINEアカウント」でお答えします)
https://forms.gle/1LAaPWotwoXRY1P88
出典:①