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★Account Engagement : DNS設定とは?
Account Engagement を導入したら必須のDNS設定。
今回はDNS設定とは何か?を取り上げます。
1.DNSとは?
DNSとはドメイン・ネーム・システムの略称です。
その名のとおり”ドメイン名システム”なのですが、どういったシステムかといえば、”ドメイン名を変換するシステム”とご理解ください。
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2.ドメイン名とは?
ドメイン名とはインターネットの住所にあたるものです。ホームページを見るにもメールを送るにもドメイン名は必ず必要になり、このドメイン名があることでページが見れる、メールが送れる、ということになります。
具体的にドメイン名は以下の部分のことです。
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3.ドメイン名を変換するとは?
インターネットの世界では”IPアドレス”というもので住所を管理しています。IPアドレスは最大12桁の数字の羅列になっていますが、これでは分かりにくい状態です。人の目から見た時に住所を認識しやすくするために文字列に変換したものが”ドメイン名”です。
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4.DNSはどこで管理されているのか?
HP(サイト)が存在していればDNSも存在していますが、DNSはどこで管理されているのでしょうか?
DNSは”DNSサーバー”で管理されており、基本的には貴社の情報システム部の方や、Webサイト管理者の方、もしくはWebサイト管理をお願いしている業者の方に聞いていただくことで、利用しているDNSサーバーが分かるはずですので確認してみてください。
尚、URLからDNSサーバーの確認が出来る以下のようなサイトもあるようです。→ MGT.jp
5.Account Engagement を利用する上で必要な2つのDNS設定
Account Engagement を利用開始する上で2つのDNS設定を行う必要があります。1つ目は”メール認証ドメイン設定”、2つ目は”トラッカードメイン設定”です。
メール認証ドメインが未設定の場合、Account Engagement からのメール配信が出来ず、トラッカードメインが未設定の場合、1st Party トラッキングタグの発行が出来ず、お客様のトラッキングをすることができません。
Account Engagement の実運用開始にはDNS設定が不可欠とご認識いただければと思います。
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6.ドメイン設定の流れ
ドメイン設定の詳細についてはSalesforce社のサクセスナビ『初期設定を完了しましょう』をご覧ください。
確認する部分は
④ テクニカル設定セクション『4−2 トラッカードメインを追加する』『4−3 DKIMとSPFメール認証を実装する』の2つです。
リンクからはQuipに飛んでいきますので、Quipのアカウントが無い方はQuipアカウントを作成してからご確認ください。
→ Quip アカウント作成は こちら
※画面右上の”サインイン”からアカウント作成(サインアップ)が可能です